小学5年生はちょっと今週は余裕がありましたので、
全体で等差数列の授業を行いました。
例えば、
2,5,8,11・・・
という等差数列について、
数え切れないほど先の項を求めてもらいます。
分からない子はとりあえずずらっと数列を
書きまくって考えていました。
まあ最初の一歩としては妥当な解法です。
他の塾でやったことがある子などは
習ったことのある方法を
「これだったかな・・・?」とやってましたが、
(初項+公差×(N-1)というやつですね)
また別の子は「これ、3かけてから1引けばいいんじゃ?」と
すぐに気付いてくれました。
ただし、今回は全体の思考を初項+公差×(N-1)に統一すべく
授業を行ったというのが本当のところです。
小学生にとってあんまり理解が上手くいってないのは、
公差×(N-1)のところです。文字式をまだ
習得していない段階の小学5年生ですから、
特にこのN-1を算数的に図式化する必要がありました。
イメージする図は植木算がぴったりです。
公式の運用よりも、説明できる力の方が大切な時期ですから、
なぜそうなるのか?への理解をしっかり促します。
とはいえ、余り(不足)付き倍数の考え方も生み出し、
結構力をつけてきているなぁという印象です。
そんなに難しいものではありませんが、自分で考えて
編み出せるということはいつもその子の次元を
一つか二つ上へ押し上げていきます。
ここが得意だと、中1の規則性の問題や
中1の一次関数の領域を将来やる時にも
安心だなぁ・・・と思います。
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