2019.07.31 01:00方程式の文章題へ。今年の中学1年生は、例年で最も注意深く文字式の作り方を学ばせた学年でした。これまではもう少し早い段階で方程式の文章題に入っていたのですが、方程式はやはり教えなくても自分で組み立てられるべきであり、そのために必要な道具を揃える方がむしろ早いのだと気付き、先取りをやめて、むしろ学校よりやや遅いペースでしかし、学校より発展的な内容を含めて、丁寧に丁寧に構築していきました。その成果もあってか、全体がムラなくソツなく、方程式の文章題を綺麗にクリアーしていっています。手がかからない、というのは、指導者にとっても生徒にとっても楽であり、理想的だと思います。これから速さや割合に入ってゆきますが、そこへいった際に、中学受験を経験してきた子たちが、文章題に長く時間をかけて...
2019.07.31 01:00進化と利他行動。小学4年生は、コウモリの利他行動が進化に及ぼす影響に関する説明文の読解が入りました。まず、利他という言葉の意味を利己という対義語から確認。また、筆者が述べているのはあくまでコウモリの話ですが、これは人間にも同じことが言えるのではないか?という問いかけのもと、解説を進めていきました。このあたりになってきますと、予習シリーズ演習問題集の小3用とはいえども、はっきり標準用の小4テキストより難しいな、と思う問題も増えてきます。しかし、しっかり読み込むこと、技術的に解答をすること、指導者がついて指導をすることによって身につくものも多い問題集なので、昨今は毎年のように愛用しています。ある程度授業での解答力もついてくると、初見問題であっても、自宅学習でこなすこともで...
2019.07.30 15:55天秤図で楽々。小学6年生は、比の学習が進んでいます。これまで平均系の問題(濃度算なども)は難しい問題は面積図を借りて解いていましたが、比を習得して天秤図が使えるようになってきたので、新しい解法指導を行うようになりました。今年の小6は、エデュケーショナルネットワークさんのサマートレーニング小5を使いながら、予習シリーズの小4上〜小5上までの内容の大半を一気に復習してもらう形式で夏休みを組み立てました。ちょうど単元が平均に入っていましたので、天秤図を使いながら平均の問題を捌いていきました。「この問題、こんなに簡単なんですか!?あの時結構苦労したのに・・・。」いやいや、君たちの今の実力をもってすれば、当時やった面積図の解法だって楽々理解できます。それだけの経験値を積んでき...
2019.07.30 01:45中学3年の学習。量も内容もまあまあ充実してきた中学3年生。あとは、与えられたことを、自分のものにするために課題を解釈して取り組み方を考える次元へ。何度もやるっていうのは基本的な態度であり、それを指示されてやる次元ではとても難関校の授業に対応できない。何度もやるという基本的な学習態度はもとより、それに立脚した理解の時間が確保され、新しいことが身につくことが学習だとはっきり分かっている子だけが難関校の授業にも対応できる。ざっくり分けると、学習は二通りある。当然のようにアウトプットできるべきものを体に覚えさせる次元と、当然知っていることから派生する内容について時間をかけて頭で考える次元。勉強が苦手な高校生には、前者の学習が全く足りてなくて、ごっそり地盤が抜け落ちているし、な...
2019.07.30 01:00毎日を支配するもの。今日、六年生とともに論説を読んだ。時代に即した内容というか、標準化された内容を身につけるより、自分の好きなことを突き詰めろ、というそんな感じの論説だった。興味のあることを探すというより、興味の切り口を自分なりに持つというそっちの方が大切だという、そんな内容だったけど、読解力がなければ誤読しそうな内容であった。結局、自分が興味のあることでも、凡庸なものの見方のままでは何にも突き詰めようがない。突き詰めるための方法として、目の前の勉強がある、そんなのが理想的。狭い視野で好きなことだけしてもしようがない。好きになるためには、向き合う時間が不可欠。嫌いだからといってそれをせず、好きなことだけやろうとする視野の狭い子に魅力はないし、基本的に好きなことについても語...
2019.07.26 01:00満点いけるかも!小学四年生は、今回の総合テストは解き直しもたっぷりしていましたので、テストに臨んだときに、「これはいけるかも!」という直感があったのではないかと思います。全体よい集中力でテストに臨み、あと少しなのに…という場面ではじれったいような動きも見せながら取り組んでくれました。全体的に前回の点数をうわまわり、みんなで頑張ったねっていう雰囲気で終わることができました。テストは、対策をしっかり行えば必ず分かるものが増えてきます。この学年はまだテスト対策という感覚が今ひとつなので、テスト前はしっかりたくさん反復を行って、着実に点数をとらせるリズムを作ってからかなと先の作戦を考えているところです。
2019.07.26 01:00ダイヤグラムを制する。中学3年生は前回の模試でダイヤグラムがボコボコだったので、今日は1時間ちょっともらって解説、演習を実施しました。こなれた技なども紹介しながら、しっかり技の増えた日になったのではないかなと思っています。その後はそれぞれ英語、数学、国語に取り組みました。英語を何とかしたい生徒は、ずっと苦手としてきた疑問詞の文法に取り組んで行きました。今日は最も基本的な問題から丁寧に解き、理解できたことも増えて正答数も大幅に増えて、いい日になったかな、と思います。今使っている問題集は、本当に基本的なことのみを厳選してしっかりトレーニングできるものです。間違いなく力のつく問題集なので、残り1ヶ月もしっかり取り組み、SAGAテストにおいて結果がしっかり出るようにサポートしてゆき...
2019.07.24 15:57資料完成。明日の小学4年の総合テストと、小学6年の歴史の資料が完成しました。夏休みだからといって手抜きがないよう、チェックを重ねて資料を作り、今に至ります。子どもたちは、私が作成した文脈の中で学びます。読み直しも、解き直しも、私の指導の文脈の中で行います。ですから、手抜きができません。私は、資料も問題も、ある程度は既存のテキストに借りながらも指導方法や、問題、資料などは指導者がある程度左右できるほど理解し、何なら作れる次元で指導できることが本物であるとそういう立場で接してきましたし、やはり年々子どもたちの理解が高く深くなっていってるのは、研究の成果だとも思っています。テキストを渡して丸付けだけする、そういうサービスももちろんありますが、基本的には、子どもたちの実...
2019.07.24 01:00満点との距離。もしで満点というのは、簡単なように見えて本当に長い距離、高い壁を感じるものです。今日は6年生が国語を満点にしました。やはり、9割というのも最近はそんなに珍しい数字ではないのですが、満点は滅多にみることはできません。本当に真摯に取り組んできた人か、本当に才ある人だけが到達できる一つの頂です。人と比べることは、うちの塾ではほぼ価値はありません。誰よりできたかより、自分がどこまでできたかが大切です。その時に目指すのは、差し当たり満点、それから先の探求です。足りていないものはなんなのか、毎回しっかりそれを考えて、学べると良いですね。そしていつもいいますが、毎日取り組む習慣的行動が、学習のほぼ全てを司ります。どんなに要領よくこなせても、同じように要領よくこなせる...
2019.07.24 01:00総合テストを前に。小学4年は木曜の総合テストを前に大量のプリントを解きました。しっかり復習するということは、こういうことなんだということを理解してもらえたらいいなと思ってます。本日は私が終了時間を勘違いしていたのと、休み時間をとっていなかったので早めに終わったのとで、少しズレが生じてしまい失礼いたしました。授業は13時より14時50分まで休憩を10分挟みながら行います。本日10分少なく指導してしまいましたので、5分ずつ補填しながら授業いたします。よろしくお願い申し上げます。代表改めて、よろしくお願い申し上げます。代表
2019.07.23 01:00比に突入。小学6年生は新しいテキストに入り、比の内容を学習し始めました。小学生で最後のテキストです。一学期のテキストが基本技術の習得を目的としているとしたら、このテキストは、認識やテクニックを磨くテキストとなります。自分の認識の限界に挑んで行きましょう。
2019.07.23 01:00得点アップ。小学生の模試が進んでいます。これまでは基本的に点数が上がるばかりでしたが、ある程度のところまでいくと、学習に対する姿勢によって上がったり下がったりが見られるようになり、指導者の力を超えて、自分でどう学んでいくかというところが左右する点数域に突入しています。量が問題なのではなく、取り組みが雑になっていないかというそういう問題です。課題を終わらせなければとか、最低限のことはしなければとか、そんな次元でものを考えていると、目の前のことを極めるという認識には足りなくなってきます。分からないことは、どんな方法を駆使しても自分のものにする、そんな当たり前の思考がその子なりの方法を育ててゆきます。8月の模試で、成長を見てゆきます。量ではなく、視点と行動の姿勢の問題で...