2024.07.17 01:00個々の結果と課題。5年生は算数総合テストでした。1位87点、2位86点でした。86点は2名いました。今回は、大濠中の過去問の改題も入れており、点数としては微々たるものながら、上位の子達はほとんど過去問の改題のところは全問正解していました。逞しく思考できるようになってきています。しかしながら、基本的に出題範囲に忠実に問題は作成していましたので、基本的な点数差は、基本問題レベルのところで生じていたと思います。さて、点数だけでは測れないところも当然ありますので、そこに触れてゆきます。今回、試験内容は、良質ともに少しだけ難化させました。しかし、トレーニング問題を頑張ってきた子たちの評価測定もしたいので、基本問題も大分散りばめましたし、配点も高くしました。その上での評価です。確実...
2024.07.13 01:005年の躍進。木曜日、地理のテストや算数を行っておりましたが、個々に様々な成長が見られてとても良い状態になってきていることを感じます。私自身にも目標意識はあり、小テスト状況や、課題の取り組み状況を見ながら効果測定を行っています。私の価値基準に照らせば、まだまだそれぞれに改善点は見られますが、それでも、ほとんどの子を2年とか3年スパンで見てますので、過去との比較という観点ではかなり成長していると言えます。新しく入塾してきた数名も結構野心が出てきており、コツコツ学べば成果が出る領域から少しずつ結果を出し始めたり、たった1日で結構膨大な量をこなせる子も出てきております。指導には、対話がとても大切ですし、評価がとても大切です。比較せず、それぞれに必要な言葉を少しずつかけてゆ...
2024.07.04 01:00オセロを流行らせる。数年前、オセロは塾で空前のブームとなり、その後将棋ブームが到来しました。しばらくこういったゲームは影を潜めていましたが、ここにきて、再度ブームが到来しているようです。今年の夏は、オセロ将棋を再度流行らせようと思ってます。負け続ける子は、考えませんし、調べません。最低限負けないような方法があり、勝つために必要な方法があります。このような戦略ゲームを通して熱中することにより、必要なことを身につけようとする基礎的な思考を学べます。休み時間は必ずありますが、その間もたっぷり遊んでもらいます。ひいては、各教科全ては遊びにすぎず、考えることが楽しいと思えるようになってくれたらいいなと思っています。
2024.07.03 01:00離乳食の仕込み。たった今離乳食の仕込みが終わりました。現在午前3時です。ブログはいつも予約投稿です。今日は、カブ、サツマイモ、ニンジン、シラス、タイを仕込みました。今週は忙しくて病院に連れて行く時間もないのでほぼ食べたことがある食材で統一をしました。タイは初だったのですが、結構臭みが出てしまってこれは嫌がるかもしれないな、と。塩を振って臭みを逃がす処理を大人の料理と同様にやるべきだったかもしれないなと思っています。食べなかったらやり直しです。あんまり美味しくなさそうにしていたら、すぐ改善をします。明日か明後日に緑が尽きるのでおかゆとモロヘイヤをその日に仕込んでゆきます。離乳食作りは私のライフワークの一つで、直接赤ちゃんが口にするものを作る面白さはかなりあって、美味しそ...
2024.06.28 01:00地理総合テスト2。今日小5は地理総合テストでした。1位の子も80点を超えず、惜しかったなあと思いながらも、解き直しに意識を向けて欲しく、来週振り返りのミニテストを単元を絞ってやります。意図についてですが、これから第一次産業の各論に入るにあたり、身についていなければ「理解」した知識に届きにくくなるので、地名をしっかり叩き込むと共に、気候をしっかり理解してほしいと思い、範囲の絞り込みを行いました。全体的に、やり込み自体は10のうち6とか7くらい、もっとできることがありそうだなとノートを見ていて思います。まだ「テスト」への意識や計画性が甘く、見通しを持って学べるようになるのはもう少し先になりそうな感じですが、根気強く向き合ってゆきたいと考えています。
2024.06.26 01:004年中学受験準備講座を経て。5年生は周期算にはいりました。昨年もやっていたので、苦手だった子は「うげー」みたいな顔をしたりしていました。笑が、やはり一度見ていて、一度は少しばかり真剣にテスト対策もしていたので、初見ではないこの問題に対してガンガン攻めてきます。「そういうことだったのか!」と改めて頷き直す場面も。さて、総合テストは7月中旬に計画されていますが、色々あって、早々と試験範囲、出題予定問題を公表し、早めに取り掛かりたい子たちに情報を与えてゆきます。1週間スパンではなく、次に来る総合テストに向けた1ヶ月、1タームスパンで物事を考えられるようになって欲しい思いで、予定表を作りました。前回は、1位が3人もいて、ギリギリでのせめぎ合いという色が強く出ていましたが、今回は、計画的に...
2024.06.18 01:00月曜日学習会。毎週月曜日に、16時から20時の間で月曜日学習会というのを行っています。参加は自由。勉強が苦手、やり方がわからない、課題で分からないことがある、そういったお子さんを対象に、無料で実施をしており、集団指導に個別指導を無料でくっつけたような講座となっています。今日は、中学生2名と、小学生4名が参加してました。ヤバそうな子には「来てね」とだけ言います。無理は言いませんし、それで来なかったとしても、機を見て「来てみない?」と何度も声かけはします。私も無料で動く以上、生徒の意思もやる気もなければ疲労するだけでメリットがありませんから。指導というのは相互作用であり、特にこういった無料での個別指導というのは、私自身相手に求めるものも大きいです。この時間では、勉強のや...
2024.06.12 01:00仲良く1位。今日の5年の算数総合テストは、なんと同点1位の子が3人。笑テストの採点後に上位3人の点数を、点数だけ公表しているのですが、その3人が偶然同点だったんですね。生徒たちも笑っていました。点数以外にも評価する観点があり、1点問題がどれだけ解けたか?というのも重要なポイントです。1点の問題は基本的に突破率の低い問題ですので、解けていれば応用力のほどを測定することができます。今回、図形の最終問題は割と難しめなのをいれていたのですが、1名だけそれを正答していました。その子は1位にはなりませんでしたが、よく時間内にあれこれ頭を捻って導き出したんでしょう。過程を見ていましたが、しっかり検算も入っていて頑張ったなと思っています。平均点は70点ほどでした。基本問題多めだっ...
2024.06.07 01:00満点と、一問ミスと。小5地理小テストは、全体的に出来が良かったです。しかし、結果もそうですが、それを受けてどう感じ、次にどう生かすかが大切。満点の子はガッツポーズで喜んでいましたし、一問ミスの子はとても悔しがっていました。一問こそを大切にする目を大切にしてゆきたいです。さて、今日から地方の学習が終わり、地理も各論に入っていきました。これまでの地方に関する知識の「答え合わせ」的な内容であり、かつ、これから始まる第一次産業の学びへの布石ともなる領域が続きます。地理は、きちんと知識をつけ、体系的に学んでゆくと、完璧に思考の学問となります。「これまでは、どれだけきちんと覚えたかが大切でした。ここからは、いかにきちんと理解をしたかが問われます。一つ一つ理由を考え、理解してゆきましょ...
2024.06.05 01:00「勉強」の確立へ。小5は、小テスト前にみんなもれなくテスト範囲の確認に向かえています。その姿もさまざまで、黙々とノートに解き直しまくったり、友人と問題を出し合ったり、これ難しかったね、と談笑したり。その姿のどれが最善とは今は言い切れないところがありますが、少なくとも、他人に関心なく確認をしっかりする姿に段々と統一されてゆきます。不思議なことですが。勝ちたいとか、楽しみたい、とかでもなく、淡々と「自分」に集中してゆくのです。男子たちは、結果賑やかな子が多いのですが、授業前は極めて静かに解き直しをしています。親御さんはとても意外と思うかもしれませんが笑、本当動画に収めてお送りしたいなと思うほど静かに見直していますよ。結果が伴わないのは、解答確認のタイミングが悪く、正しい知識...
2024.05.30 01:00学習の組み立て。勉強が上手いなと思う子には、常に何か行動を起こす時に意図的に行動します。自分が苦手なことに熱心になるのはいいのですが、基本的に、学習が上手い子は最優先に日常的なルーティンがあり、処理するタスク意識があり、その後の余剰に、可能な限りの未解決問題に取り組む計画性があります。結局、苦手なことは時間がかかるのは当たり前のことなのですが、そればかりやって得意なことまで曖昧になるのはよくあることです。これが、学習時間が足りない、ということです。いつもやること、やらなければならないこと、自分がやるべきこと、それらを意識して万全にしてゆくには、しかるべき時間が必要です。一律、問題を解いて適当に処理して終わり、という学習がいかに不能に終わるか、ということが分かるかと思い...
2024.05.27 01:00なぜ一年カリキュラムをずらすのか?中学受験生の本丸である5年生6年生のカリキュラムで、なぜ国語と算数のカリキュラムを一年ずらしているのか、その理由について説明を改めてしてゆきます。うちで使用しているのは、予習シリーズという教材です。都内でも、最難関中を受験するための基本教材となることがほとんどであるこの教材ですが、田舎のような受験に対する意識がまだ浸透していない環境では、この教材を当該学年で扱いきることは難しく、順位を競うことばかりに奔走してしまうと、受け取るべき内容への理解が疎かになり、身についてるのかいないのかよく分からないまま学び進めてしまったりするケースも多いのです。だから、他塾で先を進めていても、カリキュラムが半年から一年遅れている当塾のテストでは最下位になるケースも少なくは...