2024.06.28 01:00地理総合テスト2。今日小5は地理総合テストでした。1位の子も80点を超えず、惜しかったなあと思いながらも、解き直しに意識を向けて欲しく、来週振り返りのミニテストを単元を絞ってやります。意図についてですが、これから第一次産業の各論に入るにあたり、身についていなければ「理解」した知識に届きにくくなるので、地名をしっかり叩き込むと共に、気候をしっかり理解してほしいと思い、範囲の絞り込みを行いました。全体的に、やり込み自体は10のうち6とか7くらい、もっとできることがありそうだなとノートを見ていて思います。まだ「テスト」への意識や計画性が甘く、見通しを持って学べるようになるのはもう少し先になりそうな感じですが、根気強く向き合ってゆきたいと考えています。
2024.06.26 01:004年中学受験準備講座を経て。5年生は周期算にはいりました。昨年もやっていたので、苦手だった子は「うげー」みたいな顔をしたりしていました。笑が、やはり一度見ていて、一度は少しばかり真剣にテスト対策もしていたので、初見ではないこの問題に対してガンガン攻めてきます。「そういうことだったのか!」と改めて頷き直す場面も。さて、総合テストは7月中旬に計画されていますが、色々あって、早々と試験範囲、出題予定問題を公表し、早めに取り掛かりたい子たちに情報を与えてゆきます。1週間スパンではなく、次に来る総合テストに向けた1ヶ月、1タームスパンで物事を考えられるようになって欲しい思いで、予定表を作りました。前回は、1位が3人もいて、ギリギリでのせめぎ合いという色が強く出ていましたが、今回は、計画的に...
2024.06.18 01:00月曜日学習会。毎週月曜日に、16時から20時の間で月曜日学習会というのを行っています。参加は自由。勉強が苦手、やり方がわからない、課題で分からないことがある、そういったお子さんを対象に、無料で実施をしており、集団指導に個別指導を無料でくっつけたような講座となっています。今日は、中学生2名と、小学生4名が参加してました。ヤバそうな子には「来てね」とだけ言います。無理は言いませんし、それで来なかったとしても、機を見て「来てみない?」と何度も声かけはします。私も無料で動く以上、生徒の意思もやる気もなければ疲労するだけでメリットがありませんから。指導というのは相互作用であり、特にこういった無料での個別指導というのは、私自身相手に求めるものも大きいです。この時間では、勉強のや...
2024.06.12 01:00仲良く1位。今日の5年の算数総合テストは、なんと同点1位の子が3人。笑テストの採点後に上位3人の点数を、点数だけ公表しているのですが、その3人が偶然同点だったんですね。生徒たちも笑っていました。点数以外にも評価する観点があり、1点問題がどれだけ解けたか?というのも重要なポイントです。1点の問題は基本的に突破率の低い問題ですので、解けていれば応用力のほどを測定することができます。今回、図形の最終問題は割と難しめなのをいれていたのですが、1名だけそれを正答していました。その子は1位にはなりませんでしたが、よく時間内にあれこれ頭を捻って導き出したんでしょう。過程を見ていましたが、しっかり検算も入っていて頑張ったなと思っています。平均点は70点ほどでした。基本問題多めだっ...
2024.06.07 01:00満点と、一問ミスと。小5地理小テストは、全体的に出来が良かったです。しかし、結果もそうですが、それを受けてどう感じ、次にどう生かすかが大切。満点の子はガッツポーズで喜んでいましたし、一問ミスの子はとても悔しがっていました。一問こそを大切にする目を大切にしてゆきたいです。さて、今日から地方の学習が終わり、地理も各論に入っていきました。これまでの地方に関する知識の「答え合わせ」的な内容であり、かつ、これから始まる第一次産業の学びへの布石ともなる領域が続きます。地理は、きちんと知識をつけ、体系的に学んでゆくと、完璧に思考の学問となります。「これまでは、どれだけきちんと覚えたかが大切でした。ここからは、いかにきちんと理解をしたかが問われます。一つ一つ理由を考え、理解してゆきましょ...
2024.06.05 01:00「勉強」の確立へ。小5は、小テスト前にみんなもれなくテスト範囲の確認に向かえています。その姿もさまざまで、黙々とノートに解き直しまくったり、友人と問題を出し合ったり、これ難しかったね、と談笑したり。その姿のどれが最善とは今は言い切れないところがありますが、少なくとも、他人に関心なく確認をしっかりする姿に段々と統一されてゆきます。不思議なことですが。勝ちたいとか、楽しみたい、とかでもなく、淡々と「自分」に集中してゆくのです。男子たちは、結果賑やかな子が多いのですが、授業前は極めて静かに解き直しをしています。親御さんはとても意外と思うかもしれませんが笑、本当動画に収めてお送りしたいなと思うほど静かに見直していますよ。結果が伴わないのは、解答確認のタイミングが悪く、正しい知識...
2024.05.30 01:00学習の組み立て。勉強が上手いなと思う子には、常に何か行動を起こす時に意図的に行動します。自分が苦手なことに熱心になるのはいいのですが、基本的に、学習が上手い子は最優先に日常的なルーティンがあり、処理するタスク意識があり、その後の余剰に、可能な限りの未解決問題に取り組む計画性があります。結局、苦手なことは時間がかかるのは当たり前のことなのですが、そればかりやって得意なことまで曖昧になるのはよくあることです。これが、学習時間が足りない、ということです。いつもやること、やらなければならないこと、自分がやるべきこと、それらを意識して万全にしてゆくには、しかるべき時間が必要です。一律、問題を解いて適当に処理して終わり、という学習がいかに不能に終わるか、ということが分かるかと思い...
2024.05.27 01:00なぜ一年カリキュラムをずらすのか?中学受験生の本丸である5年生6年生のカリキュラムで、なぜ国語と算数のカリキュラムを一年ずらしているのか、その理由について説明を改めてしてゆきます。うちで使用しているのは、予習シリーズという教材です。都内でも、最難関中を受験するための基本教材となることがほとんどであるこの教材ですが、田舎のような受験に対する意識がまだ浸透していない環境では、この教材を当該学年で扱いきることは難しく、順位を競うことばかりに奔走してしまうと、受け取るべき内容への理解が疎かになり、身についてるのかいないのかよく分からないまま学び進めてしまったりするケースも多いのです。だから、他塾で先を進めていても、カリキュラムが半年から一年遅れている当塾のテストでは最下位になるケースも少なくは...
2024.05.17 01:00仲良しがもたらす効果。小学生たちは、基本的にみんな仲がよく、休み時間も一緒に大富豪をして楽しんでいます。仲がよい、というのにも功罪ありますが、うちの場合それがよく働くケースばかりで、授業に早めに到着して、一緒に試験範囲の見直しをしたり、解き直しをしたりする時間がかなり増えました。この塾は集団指導を行います。集団指導は、講師主導のように見えますが、かなりのところ、生徒間の集団力学、集団心理を活用しており、個別指導よりも高度に心理作用を用いながらやることになります。講師の力量や、集まった生徒の性質にもよるところはもちろんありますが。あの子はこれだけやってるから、自分も!というような動きになりやすいのは小学生ならではで、良い例を紹介したり、褒めたり、時には叱ったりする過程で全ての...
2024.05.09 01:00なぜ塾に通うのか?という作文を4年生に書いてもらいましたが、「親から言われたから」とめちゃめちゃ素直に書いてたから笑いました。笑小学生にとってこれは極めて標準的なものであり、嬉々としてスタートするというのは大分稀なことです。そして、素直な表現、本音と建前を分けられるように段々なってくると、表現に味が出てきて面白いんですよね。ご安心下さい。塾ではいつも楽しそうに新しいことを学んでいます。笑この学年はことわざが好きなようで、ことわざの意味を一つ一つ噛み砕いて説明していくのですが、意見を述べたり、面白かったら笑ったり、意味を豊かに吸収していますよ。この学年には、覚える、というときにしっかり意味を伴うことの大切さも教えてゆきたいのです。年間150本程度の作文を書いてもらう、とい...
2024.05.08 01:00算数総合テスト。本日小5は算数総合テストでした。上位から順に、95点、87点、81点と高得点帯が並びました。やはり、丁寧に自宅学習が出来ている穴のない子が上位をとった感じでした。これくらいで良い、と高をくくってしまうと、思わぬ落とし穴がありますね。個数の扱い方が難しい問題、コラッツ予想の問題なども導入した、初見問題もちりばめながら、現時点での応用力を見させていただきました。コラッツ予想の(3)の応用問題は、初見では難しいと思われたのですが、正答している子もおり、驚かされました。この問題は最近全国の私立中で流行っており、高校入試にも散見されますね。次回総合テストも、最近のトレンドも踏まえ、いろんな初見問題に対応してもらおうと思っていますが、しかしそれらは、完全にその単元...
2024.04.27 01:00自分ごと、と捉える意識。小中学生共に、学習のボルテージが上がってきている子が散見されるようになってきました。ノートを毎回チェックしますが、そのノートはそのままその子の内面の状況を反映します。日々どういう意識でいるのか、丸裸になります。課題を課し、課題をチェックするだけでは分からなかったことが、新しいシステムを導入してからわかるようになり、ああ、だから伸びてなかったのか、と分かるようになったことは、私にとってかなりのメリットでした。学習には、意欲関心、主体性、内容や回数など、いろんな側面から評価することができますが、やはり回数はその中でも重要な位置を占めます。分かりきっていても高速回転させる演習を回せることが第一歩目、分からないことを時間をかけて理解してゆくことが、二歩目です。...