2021.08.31 01:00等積変形の応用。中2は、一次関数、等積変形の応用から入りました。解説しながら演習する場合、作図なんかも一緒にするので何とか解けますが、小テストをしたり、小テストの問い方を少し変えたりするだけで途端に難しさは増します。例年、ここを完璧にできるようになるまでに1ヶ月はかかります。ある程度の基本的なことは1週間や2週間でできますが、いかなる問い方をしても自由に使いこなせるまでには相応の時間がかかります。しかし、ここを暇なこの時期に完璧にしておくと、中3の内容に入ってからはかなり楽になるため、ギリギリまで詰めてきました。英語の完成度もかなり高まりました。小テストはまあまあな結果でした。しかし、今年は早めに総合的な文法の復習に入るために、ウイニングフィニッシュも導入してゆくこと...
2021.08.31 01:00過去の洗い直し。夏休みは、6年生たちには13時から来ていいよ、といい、8人中6人が月火木と5時間ずつ学んでいました。来ていいよ、くらいでこんなに毎回集まるのは私個人としても嬉しく、過去問演習をしたり、補足となる演習をしたり、普段の問題で分からないところを解説したりと、かなり有意義に時間を使うことができました。何より、この長時間学習に慣れ、ほとんど休憩を取らずとも学び続けられる力をつけたことにより、集中の持続時間もかなり高まりました。今日はその最終日であり、仕上げの日でした。明日から、夏期総合模試がスタートします。たくさんの準備をしました。何度も解き直しましました。今日初めて模試の問題を見ましたが、難易度の高いものも含まれ、苦戦する問題もあるかもしれません。しかし、やっ...
2021.08.28 01:00使いこなす次元とは?無意識に道具を使いこなす次元とは?我々昭和と平成の狭間に生まれた人たちは、パカパカの携帯から、タッチ式のスマホに切り替わる過渡期を経験してきました。あの当時は、こんな文字入力方式など考えられもしませんでしたが、今となっては直感的に即座にフリック入力によって文字を打つことができます。勉強しながら、新しい知識や考え方に出会う子どもの感覚は、初めて私たちがフリック入力を試みた頃の感覚に似ています。新しいものを受け入れられない人は、未だに携帯方式の入力をしている人もいるかもしれません。しかし、試行錯誤の末にフリック入力を習得した人は、これまでの倍速で入力をすることができるようになったと思います。新しいものを受け入れ、それを身体化するまでトレーニングしようとする...
2021.08.27 01:00本気で満点を狙っているか?6年生は、来週に向けた模試対策です。模試対策を行う上で、私はテストを予めチェックするという姑息なことはしません。これは、中学生の定期テストも同様なのですが、過去問を使ったり、予め試験内容をチェックして演習させたりということはずるいと考えており、絶対にしないようにしています。試験範囲を見て、必要なことを考え、できうる対策を考える。生徒も私も、そんな姿勢で小学生期から癖づけをします。前回の算数総合テストは、計算による得点比率を従来の半分にしていたこともあり、全体として15点ほど平均点は下がっていました。そしてこれは、中堅から難関の試験を解いたときのリアルな得点率と一致しました。このテストで70点を超えていた子は、弘学館も合格しうる実力をつけていると言えます...
2021.08.27 01:00一次関数の難問に挑む。中2は、既に数学は学年のラストまで終えていますが、あまりにも早すぎたので、一次関数の要点の復習を2週間かけて行うことにしました。平行、垂直、座標の文字式化、面積の二等分、三等分、四等分、等積変形、など、ここまでの内容を本日までに復習しました。何もかもを完璧に理解し、どんな問題が出ても自由に解答しうる、そんな実力が育たなければ、難問に挑むことはできません。さて、英語も、比較を残し、全ての文法を夏休み中に終えました。夏休み以後は再度教科書に戻り、精読演習をリスタートします。文法を先に終えているので、がんがん予習させながら教科書内容の習得に動きます。教科書が改訂されてから、かなり文法がぐちゃぐちゃになり、指導者としてはかなりやりにくい構成にはなりました。長期...
2021.08.26 01:00漢字に手を抜かない子の行く末。小学校の低学年から指導することがこれまでも多かったので、その後中高とどのように変化してゆくのか、その点もよく見させてもらいました。そこから見えてきたものの一つに、漢字への取り組み方が挙げられます。入塾当初、そんなにめちゃくちゃ勉強できる子に見えなかった子も、常に漢字を満点にしてテストを整えてくる子のその後の成績の伸びは絶大なものでした。漢字の満点率はそのまま、他教科の得点率にある程度比例することが分かってきました。一ミリも隙がなく、当然のように満点を取るには、事前の準備、見えない努力が必須事項となります。ここを、「自分の力で」やり抜ける子は大抵上の学年に上がっても全く手がかからずに好成績帯を維持しています。結局、といっては本末転倒ですが、意味があるかな...
2021.08.26 01:00入試に向けた難問演習。中3は、英数共にほとんどの領域を終えましたので、難関演習がスタートしました。数学は、最高水準特進問題集を使用して、中1の文字式のところから学び直しを始めました。のめり込みすぎて時間を忘れてしまう子も多くいましたが、私はそれでいいと思っています。どの教科をやってもやり込みたいテーマが出てくる、今くらいの時期にはあるあるです。しかしそれは、夏休みに多くをこなしてきて、連続性のある学びを実現してきたからこそ感じる、ある意味努力のもとに得られた感覚でもあるのです。足りないものは何なのか?常に探求するのですが、問われてみなければ、何が足りないのか分からない。だから、前進して解き進めるしかない。そうすることによって、足りないことに気付き、それをどんどん埋めてゆきた...
2021.08.25 01:00正しい理解へ。6年生は総合テストでした。あれだけ時間かけたので結果に期待をしていましたが、思わぬ大苦戦を強いられました。汗しかし、内容を見ていると、同じくらいの点数帯でも解答痕はかなり違っており、よく頑張っていた子もいたな、という実感でした。夏休みは、月曜日、火曜日、木曜日と13時から18時までぶっ通しで学んできた子たちがほとんど。そこで詰めてきた考え方は、全て中学に生かされてゆきます。今回のテストで結果が上手く出なかった子たちも、中学に上がり、さらに認識能力が高まった段階で問題に向き合った時、それまで頑張ってきたことが再整理されて理解が上手くいくようになります。人は成長してゆきますから。小学生の数名には、中学生の数学のテキストを見せました。全く同じか、むしろ簡単か...
2021.08.25 01:00前進する姿勢。私は、中学生こそ行動力が鍵になると思っています。だからこそ、素直に必要なことに努力を振り向ける行動力を持つ子を見ると感動するのです。本日は比例反比例のミニテストから中学生はスタートしています。演習は、最高水準特進問題集を使っています。全国最難関の問題が並びますので一筋縄ではいかない問題もあります。しかし、中学入試を突破している子は普通、新中問とかシリウスとか、新演習とか、そんなくらいのレベルで革新的な変化を生むことは少なく、長期休みはありあまる時間を使って普通のカリキュラムでは出会わない難問にもチャレンジすべきです。これについては、定期テストのない時期にも同じことが言えます、刺激のない学び、自分の臨界点を越えようとしない学びで、どうやって壁を越えるのか...
2021.08.24 01:00繰り返しの効果。六年生の演習見ていると、繰り返すことによる変化がハッキリと見えるようになります。できることが、より素早く、論理的にも正しいばかりでなく、途中を自分なりに解釈して省ける過程は適切に省いてできるようになります。繰り返すというのは、目の前の知識や道具を自分のものになるまで研ぎ澄ます過程です。決してダラダラとのんびり何も考えずに同じように解いても「上手く」はなりません。よく生徒たちにいいます。計算ミスを無くすには、自信が必要です、と。計算ミスは、凡ミスによって引き起こされると思いがちですが、実際大部分は、解けているか、プロセスが合っているか、それが分からないまま焦ってつき進む中で起こるものです。たしかにそのやり方があっているのか?それを常に検証しようとする子は...
2021.08.19 01:00夏期講習17低学年講座は国語算数と演習が続きます。算数はかなり力がついてきており、ようやく足し算引き算も高速化してきました。普段の演習の賜物です。計算は算数力の要です。低学年時にここをきちんと正確に鍛えておくことで、上の学年につながってゆきます。時間をかけなければなかなか上手くいかないこともたくさんあり、そこら辺を丁寧に丁寧に仕上げています。思考力の面は来年度からさらに鍛えてゆくことになります。ここから、頭の使い方がガラリと変わってくるでしょう。5年生は、小数や分数の使い方について、お盆前からコツコツ鍛えてきたテクニックの再整理からです。これでようやく、6年生までの計算は全て完了しましたので、あとは単位量、割合、図形、特殊算へとさらに学びを深め、本格的な特訓へ突入...
2021.08.18 01:00夏期講習166年生は算数から。だいぶ比の扱いに慣れてきていますが、応用問題に耐えうるほど身についてはいません。どんな問題を相手にしても解法をあみ出せる次元に向けて新しい問題を解き続けてゆきます。中1は、前置詞をメインに学んでゆきました。結構クセがある領域なので、ある程度パターンも例文から覚えてゆく必要があります。比例反比例の演習も極まってきています。私立で行われる学力推移調査にも耐えうるレベルの問題を解説し続け、小テストをスタートしました。のんびりしていてはいけません。まだ、日々の時間の使い方が下手でぼけっとしている人もいるのではないでしょうか??誰よりも賢くあるために、時間を使って通っているのです。物理的準備、精神的な心構え、整えて授業に臨みましょう。