繰り返しの効果。

六年生の演習見ていると、
繰り返すことによる変化が
ハッキリと見えるようになります。

できることが、より素早く、
論理的にも正しいばかりでなく、
途中を自分なりに解釈して
省ける過程は適切に省いて
できるようになります。

繰り返すというのは、
目の前の知識や道具を
自分のものになるまで
研ぎ澄ます過程です。

決してダラダラとのんびり
何も考えずに同じように解いても
「上手く」はなりません。


よく生徒たちにいいます。
計算ミスを無くすには、
自信が必要です、と。

計算ミスは、凡ミスによって
引き起こされると思いがちですが、
実際大部分は、解けているか、
プロセスが合っているか、
それが分からないまま
焦ってつき進む中で
起こるものです。

たしかにそのやり方があっているのか?
それを常に検証しようとする子は
あと伸びする感じがします。

間違ってるのにあっていることに
しようとするのでなく、自分が
持っている確かめる道具を
最大限駆使しようとする姿勢が
肝心なのです。

間違いを恐れずに解くのと、
間違っている確率が高いのに
何も考えずに解くのとでは
大きな違いがあります。

六年生は、夏休みに、
かなりの繰り返し演習を行い、
確かに分かることをより
効率的に処理することの良さを
実感できたと思います。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ