2024.06.20 01:00月曜日学習会の成果。先日アドバイスして、月曜日学習会に参加してくれた子は、今日の授業内容を比較的スムーズに理解していました。学習内容は、各回連続しており、先週の内容が今週形を変えて出てくることもありまして、先週の理解度が今週の理解度を高めたようでした。「毎週しばらくおいで。一から教えてあげるから、授業が楽しい、わかるってなるまで通ってみたら?今週の内容が比較的分かったのは先週の内容の基本を月曜日に学んだからだよ。」その子は笑顔で頷いて帰ってゆきました。勉強が苦手ならば、じっくり向き合い、アドバイスをもらう時間が必要だと思います。放っておいて、小学内容の基本は成立しないことも多いですから。高校生指導や中学生指導とは小学生指導は若干色が違います。きちんと教えないといけないこと...
2024.06.18 01:00月曜日学習会。毎週月曜日に、16時から20時の間で月曜日学習会というのを行っています。参加は自由。勉強が苦手、やり方がわからない、課題で分からないことがある、そういったお子さんを対象に、無料で実施をしており、集団指導に個別指導を無料でくっつけたような講座となっています。今日は、中学生2名と、小学生4名が参加してました。ヤバそうな子には「来てね」とだけ言います。無理は言いませんし、それで来なかったとしても、機を見て「来てみない?」と何度も声かけはします。私も無料で動く以上、生徒の意思もやる気もなければ疲労するだけでメリットがありませんから。指導というのは相互作用であり、特にこういった無料での個別指導というのは、私自身相手に求めるものも大きいです。この時間では、勉強のや...
2024.06.15 01:00旅人算をグラフで読み解く。例年数直線中心で教えていた旅人算ですが、今年はなんとなくグラフ中心で教えてます。どちらかというと、数学、物理(速さ関連)は最終的にはグラフで思考することが増えてきますので、そのような意味で先々の接続を考えて、グラフに親しんでほしいな、と。思ったよりどハマりしていて、今日も楽しそうに算数を研究していました。算数が苦手なグループのうち、月曜日に来てない子たちはそろそろ呼び出してやらないといけないと感じ、召集を何人かにはかけています。算数が楽しくないのは、理解できてないことと、理解してからの量的演習が足りてないことが原因ですから。さて、今日も6年生の1人は早々と授業前に到着してトレーニングを開始し、授業後にすっと自習室に入り、出てこないから心配してたら、集中...
2024.06.13 01:00問題数を増やすことによる検証。小6の算数総合テストは、今回結構問題量を増やしていました。今回のテスト対策に際して、かなり自宅でも自習室でも頑張ってくれていました。だからこそ、その本質的な力を問いたいと思い、問題量を増やし、処理速度までもを求め、その中でどれだけ正確に思考できるかを問いました。実際今回の問題は、一つ一つ取り出してみると実は結構基本通りの問題ばかりでしたが、残り問題数に焦っての判断ミスは結構頻発していたように思います。処理速度を上げると、それだけ理解度、習熟度が問われてきますし、焦った環境下でも落ち着いて解くことが求められます。求める要求値は高く、夏休みを目前にして、今この子たちに何が課題なのかを明確にしておきたい思いがありました。夏休みを経て、一段高い次元を目指して欲...
2024.06.11 01:00なぜ学ぶの?ある小学生にそんなことを聞きました。最近とても勉強しているので、気になったんですよね。「何か新しい目標でもできたの?」と。すると、こんな答えが帰ってきました。「自分の苦手を克服したいから。」意外というか、そんな動機でこんな努力してたんだなあと。小学生が、自分の苦手克服のために自分で考えて、自分で取り組む、というだけでも立派なことだと私は思います。私は塾生たち全員が有機的なチームだと考えています。彼女もまた、良い文化の担い手の1人であり、誰かにいつも良い影響を与えてゆく人で、これからもあり続けるでしょう。
2024.06.08 01:00強めのおかわり。小6の女の子が授業後に自習室に入ったのを観測しましたが、一向に出てこず、中学生の指導もおわりにさしかかった21時半に彼女は自習室から出てきました、、これまで、何人も自習室利用をする小学生は見てきましたが、授業後のおかわりをする子はこの子が初めてです。延々と算数を解き続けており、この子がこんなに算数に関心を示すようになるとは、と正直驚きもあります。低学年時に最も苦手で、5年頭までは好きだった地理に没頭して1位もとりましたが、依然として算数にはその当時関心を持てないままでいました。しかし、今はとにかく算数算数算数で、しかしながら、漢字テストも歴史テストもコンスタントに満点をとっており、そんな中で、算数にどはまりしています。正直このまま漢字と社会にしか関心を...
2024.06.06 01:00学習に意欲が見られます。ノートがどんどん進む子が小6にも増えてきました。なんだかんだ言って、この時期一番伸ばしたいのは算数です。小5上教材も佳境に入ってきており、ここでどれだけ頑張ったかがそのまま受験だけでなく、中学以降のパフォーマンスにも大きく影響を与えてきます。今、2名飛び抜けて演習量が多い子がいます。1人はもう30枚ノートでは飽き足らず、ページ数が多いノートを自分で用意して、それでもすごい研究量です。もう1人は、学校でもその頑張りが評価され、塾の演習ノートがなぜか学校で掲示されたようです。笑テキストへの書き込み、印入れなども的確、まるつけタイミングも的確になり、すごく伸びなあという印象です。中学に上がってからも特に気分にムラもなくがんがんやれる素質が備わってきているよう...
2024.06.04 01:00淡々黙々。小6の女の子が1人、毎週毎週月曜日学習会にてトレーニングを続けています。この子は完全に自分がやるべきことを理解し、自分にあったトレーニングを自分で考えられるようになり、本当に自立しました。最近は算数にどハマりしており、月曜日だけでなく、土曜日も5.6時間くらいぶっ通しで自習室で解きまくっています。伸び悩んでいる時に必要なのは、それなりに時間を傾斜すること、そして、アドバイスを聞く耳を持ち、素直に取り組み続けることです。小学生は、成績の良し悪しではなく、分からない時にどう対処するのかを学ぶ、ということがとても重要で、やり方を誤れば、思うように伸びないこともあります。さて、今週から、土曜日理系講座がスタートします。テキストも木曜日か金曜日には届き、お渡しで...
2024.05.30 01:00レトリックに着目して。小6国語は、小説です。表現に関する読みこみをしたいな、と思い、今日も国語は変則的に指導が進みました。「優れた小説とは、何が優れているのか?」これについては諸説あり、時代の空気感を反映している、読ませるレトリックがある、何より、読み手の記憶に残り、考え方の次元すら変えてしまう、など、様々な観点があります。小中学生と話をしていても、昔読んだ話を覚えていることがあり、そのような小説はやはり大人の私が読んだとしても優れているなと思うのです。架空の人物を想像し、主題を組み立てて、持てる技術を駆使して主人公を通して訴えることがいかに難しいことかを理解することで、改めて、小説への理解の仕方が変わってきます。新しい話を読んでみたいな、と思うような授業にしたい、というの...
2024.05.30 01:00学習の組み立て。勉強が上手いなと思う子には、常に何か行動を起こす時に意図的に行動します。自分が苦手なことに熱心になるのはいいのですが、基本的に、学習が上手い子は最優先に日常的なルーティンがあり、処理するタスク意識があり、その後の余剰に、可能な限りの未解決問題に取り組む計画性があります。結局、苦手なことは時間がかかるのは当たり前のことなのですが、そればかりやって得意なことまで曖昧になるのはよくあることです。これが、学習時間が足りない、ということです。いつもやること、やらなければならないこと、自分がやるべきこと、それらを意識して万全にしてゆくには、しかるべき時間が必要です。一律、問題を解いて適当に処理して終わり、という学習がいかに不能に終わるか、ということが分かるかと思い...
2024.05.27 01:00なぜ一年カリキュラムをずらすのか?中学受験生の本丸である5年生6年生のカリキュラムで、なぜ国語と算数のカリキュラムを一年ずらしているのか、その理由について説明を改めてしてゆきます。うちで使用しているのは、予習シリーズという教材です。都内でも、最難関中を受験するための基本教材となることがほとんどであるこの教材ですが、田舎のような受験に対する意識がまだ浸透していない環境では、この教材を当該学年で扱いきることは難しく、順位を競うことばかりに奔走してしまうと、受け取るべき内容への理解が疎かになり、身についてるのかいないのかよく分からないまま学び進めてしまったりするケースも多いのです。だから、他塾で先を進めていても、カリキュラムが半年から一年遅れている当塾のテストでは最下位になるケースも少なくは...
2024.05.25 01:00勉強へのアドバイス。演習ノート、というスタイルを始めてから、それぞれの子たちがどんなスタンスで勉強してるのかがよく分かります。解いて終わり、やり直さない、やりっぱなし、という子もいれば、徹底的に反復しまくっている子もいます。このスタイルをとりはじめてから、功罪ありました。まず、やらない子は本当にやらないところからスタートしました。これが、罪の方。功の方は、一人一人アドバイスをし、それぞれに足りないところを重点的に、考えながら演習をできるようになったところです。どうしても一律に課題を課すと、必要かそうでないかを自分でいつまでも考えられませんし、反復するに至りません。もっとこれをやってきて、ここが足りない、こんな風にやったほうがいい、と、一人一人に声かけをすることでかなり自立...