本気で満点を狙っているか?

6年生は、来週に向けた模試対策です。
模試対策を行う上で、私は
テストを予めチェックするという
姑息なことはしません。
これは、中学生の定期テストも
同様なのですが、過去問を
使ったり、予め試験内容を
チェックして演習させたりという
ことはずるいと考えており、
絶対にしないようにしています。

試験範囲を見て、必要なことを考え、
できうる対策を考える。
生徒も私も、そんな姿勢で
小学生期から癖づけをします。

前回の算数総合テストは、
計算による得点比率を従来の
半分にしていたこともあり、
全体として15点ほど平均点は
下がっていました。

そしてこれは、中堅から難関の
試験を解いたときのリアルな
得点率と一致しました。

このテストで70点を
超えていた子は、弘学館も
合格しうる実力を
つけていると言えます。
それくらい、全体的に内容は
濃かったのです。

しかし、弘学館も、全国区で見れば
まだ中堅です。
医学部現役合格も全国区では
有名ですが、しかしそれも
トップ層のみであり、
結局どの学校に受かるにしても、
上位合格というのが必須条件です。

また、清和や成穎を目指していても、
特別奨学生で合格したいならば、
今私が作るテストで求める次元は
不可能と思わず満点を狙いに
いく学びをするべきです。

今日の試験対策では、
前の演習の時間に解説したことを、
平気で再び間違う子がいました。

同じ間違いを繰り返すことを
習慣化するのは、学びにおいて
最も避けなければならないことです。

なんとしても、理解しようという
気持ち、反復、習得。

気持ち、意欲関心はかなり
重要な位置を占めます。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ