2017.07.24 14:17読書感想文@小4ー「読書感想文の本決めた?」「うん、決めたよ!えっとね・・・」それから、本の話を延々と語り始め、10分ほど彼女は演説しておりました。笑「・・・だからね、私はこういう理由でこの本がとっても好きで、読書感想文はこれで書こうって思ったんです!」最後まで説明し終わって、言い切ってやったぜ!っていうすごいいい顔をしていました。これ以上ないドヤ顔でした、素晴らしい。何かを説明するというのが昔から特に苦手で、しどろもどろで何を言っているのか途中で自分も分からなくなる、という姿も見られていたのですが、本を好きになり、国語を好きになり、絵画などの表現活動も好きで、作文も毎回とても熱心に書いてきてくれるので、いろんな作用があって、ここまで自分で語るということが出来るように...
2016.10.07 16:56読書感想文。市の特選へ。 よく考える生徒がいます。何事も計画的に行い、一定の結果をしっかりと常に出します。誰かがきっちりやっていなければ叱りつけることもありますが、それは誰かが完璧に常にこなしているからこそ効果を発揮します。集団をコントロールするというのには、絶対的な賛同者とその努力に伴う実力をつけた者が必要です。 その次元の高さが、集団としての力だと言えます。誰か一人がすごくても意味がないのです。よく練られている集団というのは気持ち悪いという見方もできますが、しかし、わざわざ何らかの集団に属しようという時に真っ先に考える必要があるのは、それがどんな集団であるかということであり、その集団に属してどう変化したいか、ということだと思います。集団は、優れた頭脳が引っ張るのではありま...
2016.08.25 14:05読書感想文講座ラスト「完璧を目指して。」 思っていた以上に読書感想文を本格的にやろうとすると時間がかかります。 何しろ、子どもが考えてくれないと子どもの作品にならない上に、次書くときも、また次書くときも、何度だって手間がかかり続けるわけですから、手探りですが、 「一番言いたい言葉。」 から紐解いていき、なぜなのか。具体的にはどこを読んでそう思ったのか。・・・ それを、双括型、尾括型のいずれかに決め、起承転結を組み立てていきます。(読書感想文で頭括型は滅多にないですね。) 書き直しも5回目に入っている子がいます。何度も何度も自分の文章を読み直してもらいました。違和感を覚えたら、その気づきを報告して欲しいって、そうやって2週間を過ごしました。 ラスト一回は、ほとんどの生徒がタイトルをつける...
2016.06.24 14:19作文課題。 当塾の作文課題用のノートはこれに統一しています。200字ぴったりのノートで、字数を計測するのがとってもやりやすいのです。 毎週毎週6年生にはテーマを与えて作文を書いてきてもらっています。 毎週やっていると、子どもの人となりがはっきりと分かります。毎日の生活習慣、考え方、性格。 何を説明しにくいかー これを第一に考えて課題を設定します。文章が上手であることと、説明ができることはイコールではありません。 以前与えた「ハサミの使い方」というテーマでは、子どもたちは相当苦労しながらハサミを実際に動かしたり、調べてみたりしていました。結構頻繁に使うものや、当たり前だと思っているものほど体の感覚として理解しており、説明しにくいものです。どこからどこまで説明すれば...