2017.02.28 14:32中2 英文多読スタート。 学校文法が比較まで終了した段階で、英語の指導の中に多読を入れる方針にしました。内容は、英検3級程度の長文です。アルクの「英語で泣けるちょっといい話」を選択。短編であり、オチがハッキリしていて読むモチベーションも湧きます。やや中3の内容も含みますが、ほんの一部ですし、内容の類推も可能です。また、未習文法は全て下線が引かれており、目印にもしています。気になるならば辞書を活用してガツガツ読み進めようとしてほしいものです。本は隣に和訳がついてしまっているので、手打ちで改めて打ち直して資料も作りました。 指導をしていく中で、依然として不定詞の用法が曖昧になっているケースも見られ、適宜中2文法にはマーカーを先に引かせて目視で文法を分けて捉えられるように学習を進...
2017.02.27 14:19迷ったら参照してもいい。 真面目な子ほど、演習中に”謎の考える時間”が多いです。これはかなり非効率的だと言えます。人は誰だって何かを解いたり考えたりするときに、”本当にこれでいいのか?”と迷うことがあります。その時に、当てずっぽうでさっと答えを書いてしまって、解答を見て粛々と修正するのか、一度まとめや教科書を参照するのかで、結構違ってくるものです。 できるだけ正しい知識を調べてアウトプットしないと、何が正しいのかボンヤリしてきて、輪郭が掴めなくなってきます。間違った知識でも何か書いてみる、っていうアウトプットは、はっきり言ってそこまでに至るプロセスに無駄があることが多く、実際はほとんど何も思考できていないことの方が多いのです。 基本習得の反復の段階においては、積極的に様々...
2017.02.25 16:35流行る、「リーサル・ウエポン」。 パーリーピーポーの彼に周回を命じた、リーサル・ウエポン。もとい、「合格できる問題集」。超基本的なことしか掲載されておらず、答えは問題の次のページに掲載されている問題集。彼はこの問題集を2周3周することによって、基礎的な数学技術を身につけ、今は図形の証明問題の応用問題をずっと解き続けている。佐賀県でよく出題される方程式や規則性問題をクリアしたから、次は証明に入ったにすぎない。出題頻度の高い順に、あるいはクリアレベルの低い順に、淡々とやっているだけだ。 彼の在籍校では、彼がこんなに伸びたことを奇跡だという人もいるらしい。自分が”これを何回も解いている”ということで数学担当の先生に伝えたところ、教室にその問題集のコピーが置かれるようになり、「リーサル・ウ...
2017.02.25 15:39学習体力の高い子どもたちへの要求。 中学2年生は、小学生から育ててきた私立組、新しく入塾した城南中の子と附属中の子。集団クラスは、この4名におそらく中3になってから入ってくるであろう数名を入れて合計6名ほどで爆進する予定だ。 実力テストの得点帯は、全体的に180〜210前後。小学生時は偏差値が40台とか50前後だった子も、中学へ通ってから随分認知が高まって、従来の丁寧な取り組みも手伝ってこの水準に到達した。よって、今はもう全体的にこの辺しかいなくなってきた。個人的にはまだまだ、実力としては物足りないが、5月の実力に向けて全体として意識が統一され、やっていこうという気運になってきている。 だから、今年の教材使用予定の受験教材の量も、それに期待したラインナップになっている。 数学は、薄...
2017.02.25 13:52理科工作「ビニールわらじを作ろう」 本日は、4年生3名、1年生1名と一緒に「ビニールわらじ」を作りました。この講座は3年前にも実施したことがありました。その時は小学校1年生の子一人の参加で、二人でじーっとわらじを編み続けるという時間を過ごしました(すごい集中力でした笑)。完成して実際に足に装着してみたときの笑顔が今でも忘れられず、今回3年越しに再度この工作を復活させました。 本日は、ヒモをもとにした位相の問題を、ヒモに親しむためのクイズとして出題しました。早稲田実業中の過去問です。そんなに難しくなかったのですが、頭の中でヒモがぐちゃぐちゃになって分からなくなる子もいて、具体的に絵を描いて少しずつヒモを操作しながらなんとかクイズを解きあげました。 そのあと、ビニールわらじを編み始めま...
2017.02.24 15:34CRTテスト。 今日は、小4の子がテストの結果を持ってきてくれました。なんかニコニコしながら私に封筒を渡しますが、なんか外部模試を受けたとも聞きませんし、一体何のことやら?と思ってましたが・・・。学校で行われたCRTの結果だったのです。 まあ、その結果がどうであったから何か私がやることが変わるわけではありませんでしたが、とにかく右に振り切れている棒グラフを満足そうに子どもは眺めては、この1年頑張った自分っていうのを噛み締めているように見えました。昨年の結果を知らないので私個人はよく分からないのですが、このニコニコを見ると、すごく変わったんじゃないかな?と。私個人は、担任の先生がすごかったからではないかと思っています。なんだかんだ言って、小学生期は特に、最も長い時間関...
2017.02.22 16:02小学5年生の来年の方針を決めた。 難関私立受験生がいない、中学まで通いたい、意欲的である-4年生の全体的な特徴を一つ一つ挙げていけば、そのような生徒たちが全体数を占めている学年です。これまでかなり悩んできたこの学年の指導であり、今の時期はあれこれ思考力をつけてあげながらいろんなものを考えてみる機会を与えていますが、なんとかやっと方針を一つに固めました。 宿題を出来るだけ少なく、出来るだけ応用問題にチャレンジし、附属生が多いから、あわよくば中学時に上位30位以内(実力テスト220点台くらいかな?)を将来狙っていけるような基礎力をつけたいと思い、問題集を決定しました。学習量が多いという点についてはおよそ耐えうる子たちなので、その運動量を考慮しての決定です。 以下、方針です。 まず...
2017.02.22 14:54中1には国語の授業をする。 中学1年生たちは、学年末対策、本当に頑張りました。反省、後悔、いろいろあったと思いますが、どうあれまずは狙った学習を実行し、狙った結果が出せたということを評価しましょう。そして、おろそかになっていたものにどう時間をかければ総合的に得点が可能になっていくのかを考えましょう。 しかし、意欲がかなり再燃しているのが分かり、個人的には今回の結果はもっと出したかったのですが、生徒たちの気持ちの仕上がり具合にはかなり満足しています。自ら点数についていろいろ報告してくれ、これまで点数を隠しがちであった子も積極的に自分の点数を言ってくれました。 ひとしきり、4科の指示を出し終わったところで、彼らは自宅でかなりの対策を計画しているということで、授業に空白が生まれま...
2017.02.21 13:59計算ドリルの威力。 基礎の計算ドリルが果たす役割は非常に大きく、代数学において計算能力が低いということは、そのまま数学全体に影響が及んでしまうほど重大な意味を持ちます。たかが計算なのではありません。基本操作がそもそも覚束ない状態で、応用など考えられもしない事柄です。 できるだけ速く、できるだけ正確に、出来るだけ丁寧に、の3つを心がけて、ルーティン化していきましょう。遅いというのは、訓練によって解決していけるものです。ミスは、工夫によって解決していけるものです。大切なのは、常に一定のレベルの問題を全て正答にできる基礎です。 特に処理系の数学や理科の計算、英語の基礎文法などは、しっかり反復をしたいものです。
2017.02.20 14:43中1総復習始動。 学年末テストがようやく終わりました・・・。なんか今回はとても長く感じられました。そして、ようやく学年末の総復習を吹っかけられるようになりました。ここからはほとんど授業する内容も無くなるので、個別課題をそれぞれに設定することによって学習を実施していきます。 この時期に固めておきたいのは数学・英語。余裕があれば化学・物理・・・ですね。本当は世界地理もこのタイミングでしっかり押さえなおしたいものです。これらは、将来的には理解がおろそかになっていると中3生が最も苦労している確率の高い教科や内容です。あとで一気にやり直してもできるようなものではありますが、やり直すまで実力テストなどで出てきたときに解けないままだと思うように点数も獲得できませんので、今やるべき...
2017.02.20 14:10鉛筆コロコロ内角外角。 今日は、三角形の内角の和の求め方を4種類学習しました。一つは鉛筆をコロコロと転がすやり方。数研出版さんの「学ぼう算数」には掲載されていた記憶があります。他の教材はどうだったかな・・・?
2017.02.18 16:27「社会って小学生からの積み上げなんですね。」 中3の子がそう言ってました。中3の授業は、小5の授業の後に実施されるため、中3の大半は小5の授業を聞くことができます。そのため、私の授業に耳を傾けている生徒も多く、小学校の地理の授業がこんな感じで行われているんだということを改めて思い出しているようでした。 私の社会の授業は、小学生には特に人気がありますが、中学生や高校生も自分の勉強をストップして聞き入っている子もいます。理由を重視した授業なので、扱う知識量は少ないのですが、それゆえによく原理が分かるようなのです。 例えば地理の気候の授業。季節風の原理がわかると楽しいだろうなと思って、平気で小4でならう対流の原理を運用して中2の地学の内容を説明して、温帯で東岸の地域の風向について説明しますし、理解...