中2 英文多読スタート。

 学校文法が比較まで終了した段階で、英語の指導の中に多読を入れる方針にしました。内容は、英検3級程度の長文です。アルクの「英語で泣けるちょっといい話」を選択。短編であり、オチがハッキリしていて読むモチベーションも湧きます。やや中3の内容も含みますが、ほんの一部ですし、内容の類推も可能です。また、未習文法は全て下線が引かれており、目印にもしています。気になるならば辞書を活用してガツガツ読み進めようとしてほしいものです。本は隣に和訳がついてしまっているので、手打ちで改めて打ち直して資料も作りました。

 

 指導をしていく中で、依然として不定詞の用法が曖昧になっているケースも見られ、適宜中2文法にはマーカーを先に引かせて目視で文法を分けて捉えられるように学習を進めています。

 

 筋書きとしては、夏休みまでは基礎文法指導を交えながら徹底的に精読をしまくる。夏休みは改めて基礎文法の洗い直し。そして、夏休みが明けてしばらくしたら長文読解の薄い問題集を3冊。ラストに自由英作文で仕上げという方針です。

 

 学校内容の復習もしなければいけないので、私からの解説はぴったり30分に区切っての指導を実施。時間が来たら残りの解説は次の授業へ回していくことにも了承してもらいました。むしろ途中で終わるくらいの方がいいかな。いつも続きがある感じで読み進めてもらいたいものです。

 

 こうやって改めて私が主導した授業をできるようになって来たのも、生徒たちが自宅で学校の内容をある程度は把握して独学できるということを確認でき始めたからです。生徒の余裕に応じ、学習内容は次々と変化していきます。学校の内容くらいで慌てふためいているようでしたら、新たに私から何かを指示することによって混乱も招くでしょう。その点で、中学2年生は安心して指導できるようになりました。

 

 代表主導の指導の二つ目の扉をあけました。国語と英語。次は数学に期待をしております。

 


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