2024.07.30 01:00仏は、鬼を内面化する。私は基本的にエネルギーがあり、本当一日十数時間とか指導してても別に大した問題ではありません。そんな私を疲れさせた珍しい事件がいくつかありました。私は基本的にポーカーフェイスでほとんど叱ることはありません。褒めることの方が多いです。言葉でできるだけ説明し、なぜそれが必要なのかを説明し、言葉を介して意味を伝えるということを、どんなに面倒でもやってきました。叱りまくって萎縮した子たち、ビクビクした子たちに主体性を持たせることはとても難しいことです。保護者の方の中にも、もっと厳しく、もっときちんと、と思われる方もいらっしゃったかと思いますが、私も時々そんな気持ちになりながらも押し殺し、我慢のコミュニケーションをコツコツとやってきました。小学生相手にはほぼこの厳...
2024.07.20 01:00自習室の小学生。自習室利用は、高校生が一番多く、次に小学生が多いです。中学生は部活もあって利用率低めですが、中体連が終わった組から中3の利用も増えてきています。正直ほとんど中高生が利用するものと想定していましたが、よく考えると、これまで結果を出してきた小学生の生活を考えてみると、青少年センターの利用や、県立図書館の利用、朝5時起きからの学習、など、こんなことやってたのは全員小学生でした。それが、塾に置き換わっただけであり、基本的によく学ぶのは小学生に多かった感じです。そして、そのような生活習慣の小学生は、進学後に極めて高い次元で中学の学びを進めており、学校の授業を退屈しながら受けているようです。もっと佐賀県の私立中入試が多様なものであれば、最適な環境を考えて送り出せる...
2024.07.19 01:00オセロを本気で究めるならば?小5は人数が増えてきており、それがどう作用してゆくのか静観しておりましたが、この学年は本当わけへだてなく仲良くなれる子が揃い、授業の時間がとても活性化します。今年は本当に良い方向に全体が有機的に進化してゆきそうで。たまにあるんですよね、全体の関係が実力を押し上げるような良い学年が。多少負荷をかけたり、これはダメだと叱ったり、そうやっても、みんなやってるから、と勝手によくなってゆく子はこういう学年からよく生まれます。さて、今年は、久々にオセロ熱がどの学年でも再燃し始めており、面白いことです。本気で特訓した者が集まり、どっかのタイミングでオセロのリーグ戦を学年を隔ててまたやってもいいかなと思っています。昔オセロ大会やったあと花見とかやってた時期も実はあった...
2024.07.15 01:00図形の証明問題へ。土曜日は、弘学館や大濠といった中学校の子も高校生に混じって通っています。大濠の子は数学にやや悩みを抱えながら入塾しましたが、おおよそ癖がわかってきたので数学指導の割合をそろそろ減らして、本当にやらなければならない英語にも着手しようかと思い動き始めました。テストを見ていても、「文型が時々崩れる」「基本文法が抜けている」といった問題点が顕在化しており、(それでも大きなミスが少ないのはさすがだなと思います)これまでは時間をほとんど数学に傾斜していましたが、元々この子は数学は得意なタイプだと思いましたし、むしろ英語の方を改善しなければならないと思っていました。ただ、得意なもので手が止まる、得点にならないのは、ストレスです。だから、まずは数学からしっかりやり直し...
2024.07.13 01:00開始20分の満点。中1は2名、数学模試で満点を取りました。時間が余りすぎて退屈そうでしたが、その様子からも日常の授業への余力も感じ、夏休みは強めに点数高かった子達には負荷をかけてもいいかな、と内容の再編成を試みてます。めっちゃハードな課題を課しても大丈夫な子たちは数名いるようです。その他の子たちも小学生時よりパフォーマンスを上げてきており、解決能力の高まりや、技術的な知識の習熟の様子を伺えます。さて、今回の模試で、夏休みのこの子たちの学びの指針を定めます。余力ある子はさらに高みに、基礎的な補充が必要な子は徹底的な繰り返しを。中1夏は、実は中2の夏とか中3の夏よりも意味が大きく、ここでの本質的な理解の度合いがそもそもの上の学年への布石となると信じています。
2024.07.10 01:00模試を経ての感想戦。中1、中2は、今までと違う模試をやってみました。国語は設問がとてもよく、私の好みの問いが多かったですし、英語も基本的に文法多めで、何が課題なのかアドバイスしやすい構成となっておりまして、しばらくこの模試を続けてみようかな、と。数学もよいバランスでした。さて、夏休みにどんなことにフォーカスしてやってゆくか、そんな課題意識を生徒と共有するためにやった模試でしたが、課題は思ったより鮮明に浮き彫りになりました。まず、単語を書けていない。次に、英文法が弱い。(悪くはないのですが、支配した!といえるほどの完成度には届いていない)完全に分かってないわけでなく、点数的にも悪くはないといった状況ではありましたが、基本の弱さは浮き彫りになってきました。それに基づき、対策を...
2024.07.07 01:18数学の解法は一通りではない。高校3年生や1年生と、数学談義をしていました。「これが分かりません。」大分研究している問題があったようですが、どうしてもしっくりこないようで。y=sinθ^2-ksinθ+1/4(0<θ<π)について、解が4つ、3つ、2つある時のそれぞれのkの範囲を求める問題で苦戦していたようでした。解説は、sinθ=tとし、y=t^2-kt+1/4として、さらにy=t^2+1/4y=ktと分解して定義域の範囲で交点数を考える解法が紹介されていました。しかし、例えば解が4つの時、どうしても判別式(D>0)で解きたいのに、なぜ判別式だけではダメなのか?という質問でした。結論からいうとダメなのではなく、二次関数の軸の位置や(まあこの場合は切片1/4なので...
2024.07.07 01:00自習室の面々。今日は、自習室に小学生や中学生がちょこちょこ来ていました。授業中はあまり自習室には赴けませんが、空いている時間に自習室に行き、アドバイスをします。分からない問題があって、手を止めている子がいました。「積極的にテキストやノートを参照して。分からなければ解説読んで。で、なんとか解けた、という問題の仕上がりは△だから、そういうものは繰り返して解く。すぐに解き直してもいい。一問一問を大切にして。」これは、答えを写して課題を提出しよう、という意味ではなく、結局何回も解き直しながら、習熟してゆくことが目的であるのが一点と、あとは、勉強が苦手な子はとにかく時間が止まっています。分からない問題を前に考えつきもしないひらめきを待っているのです。これは、健全な努力とは言え...
2024.07.06 01:00英語の80点台について。初回定期テストで80点台だった子は、黄色信号がともっています。今年の中1の夏休みのテーマは間違いなく英語です。今日、今週課題にしていた単元の簡単なチェックテストをしましたが、こんな状態で英語をやるのは危険だと思う子が半数ほど。学校のテストではまだ表面化していなくとも、間違いなくこの夏の仕上げ方で二学期以降の英語の仕上がりまでもが決まってくると思っております。この夏は英語です。中1の仕上がりはその後を占います。基礎中の基礎の動きを何度も反復してもらい、そこにボキャブラリーテストを重ねながら、実践的な力をつけてゆかなければなりません。
2024.07.03 01:00離乳食の仕込み。たった今離乳食の仕込みが終わりました。現在午前3時です。ブログはいつも予約投稿です。今日は、カブ、サツマイモ、ニンジン、シラス、タイを仕込みました。今週は忙しくて病院に連れて行く時間もないのでほぼ食べたことがある食材で統一をしました。タイは初だったのですが、結構臭みが出てしまってこれは嫌がるかもしれないな、と。塩を振って臭みを逃がす処理を大人の料理と同様にやるべきだったかもしれないなと思っています。食べなかったらやり直しです。あんまり美味しくなさそうにしていたら、すぐ改善をします。明日か明後日に緑が尽きるのでおかゆとモロヘイヤをその日に仕込んでゆきます。離乳食作りは私のライフワークの一つで、直接赤ちゃんが口にするものを作る面白さはかなりあって、美味しそ...
2024.06.29 01:00ボキャブラリーについて。中1の英語を見ていましたが、今年の夏は基本的に、be動詞と一般動詞の完璧な区別、基礎的なボキャブラリーアップの二つが主軸となりそうです。結構たくさん小テストをしてきたつもりでしたが、意外と単語がポコポコ書けていないところが多くて、これは後々穴になるので、しっかりやらないといけないなと確認をしたところです。学習初期は、しつこく反復することがとても大切です。
2024.06.28 01:00根っこの部分。中学2年生の定期テストの結果が返却され始めています。もっと上がると思っていた子もいましたが、上がり方が微妙な子、その答えはやはり、中1の頃からの基本作り、根っこの部分にあることを、夏休みのテキスト演習を見ていて確信しています。特に英語数学。中2内容はなんとか「くらいついている」ところでなんとか授業も理解しているようですが、根本的にはこの二つは特に中1内容が重要です。英語については、改めてbe動詞、一般動詞の単元をやっていましたが、見事に壊滅していました、、振り返り、というのは大切ですね。不理解については全く叱りません。コンコンと理由を個別指導しなければ、しつこくしつこくやらなければいつまでも理由もわからず同じ間違いをし続けてしまいますので、できるように...