2019.02.25 15:54努力した子は分かる。小学生の中に、漢字の学習が疎かな生徒たちがいる、ということで、満点にいつもならない生徒さんの親御さんにはご面談で「漢字こそを大切にして欲しい」という想いを真剣にお話しさせていただきました。漢字というのは、一つの漢字をとっても部首があり、音訓の読みわけがあります。書き順もそうです。さらに、熟語の組み合わせまでを考えると、漢字というのはかなりの意味を同時に自然に取捨選択しながら処理しているということになります。ですから、決して「単純に覚えればいい」というだけのものではなく、普段の学習の中において意味をしっかりと捉えようとする営みの丁寧さがそこに表れるものなのだと思います。小さな意味の差異や共通点をつかもうとする習性はその他のことを考える上においても役に立つ...
2019.02.25 15:43新しいテクニックとの出会い。中3受験生たちは最終調整に入っています。それぞれに、応用問題を解き続ける子もいれば、基本的な知識事項の詰めを行う子もいます。それぞれが、自分に最も必要なことに向き合いながら過ごしています。そんな中においても、生徒たちは「これはどうやったらもっと簡単に見えるか?どうやったら簡単に考えられるか?」と突き詰めて考えようとしたり、「これらの問題に共通する考え方が見えた!こんなに簡単に解けるんですね!」と新たな発見に喜んだり。いつもこうやって、何より目の前の問題にしっかりと向き合って楽しむ学問を続けていって欲しいという気持ちです。
2019.02.25 15:37心情の理由。小学生は物語の方が得意だ!と低学年の時はよく言いますが、徐々に「やっぱり説明文の方が・・」と言うようになります。それはひとえに、心情表現の読み取りとそれにまつわる記述問題の難易度が上がることに起因します。(私にはそう思えると言うことですが・・)つまりは、記述をいざする、と言う時にどういう内容を書けば良いかということが頭にないままに本文の言葉をただ並び替えようという意識で書き始めているのかもしれません。意味を操作する、というのは、国語にかぎらずどの教科においてもそれぞれの難しさがあります。いろんな意味と対峙し、向き合い、その都度真剣に向き合って考えながら学問を楽しんでいって欲しいと思います。
2019.02.25 15:27テクニックの習得へ。小学5年生たちは、割合の様々な応用問題とその解法を学習していっています。これから1ヶ月くらいは割合漬けの日々が続いていくと思いますが、このタイミングで子どもたちの実力はまた一段グッと伸びます。
2019.02.21 14:36チェックの方法。小学生たち全体に、演習の際のチェックの方法について指導を行っています。子どもたちは、問題を解く際によく解けなかった問題のチェックをできるようになりました。全く自分でチェックもしない子が大半だったため、その点で成長点が見られたと思います。しかし、「次解けるか怪しいもの」のチェック、そして、「もうできるようになったもの」のチェック。本当はここまでやって欲しいと思っています。そうしないと、何ができて、何ができないのか可視化が難しいからです。そして、余裕があるならば、「もうできるようになったもの」を重ねて解いていくことも重要かと思います。こういった地味な繰り返しというのは、習慣化するまでなぜこんな面倒なことを?と思うものですが、確かに積み上がっていく実感が湧い...
2019.02.20 15:24一般選抜まで2週間を切って。そろそろ中学3年生たちの過去問演習も落ち着いてきて、「もう理科や社会は過去問演習というより、知識が不足すると分かったところを詰めたい。」と、私が色々いう前にすでに察しの良い彼らは行動を起こし始めているようです。自分で考えて行動をしている証左です。数学については、図形問題をテーマにどのような別解が考えられるかということについて議論をしたりし、なかなか刺激のある時間を過ごしています。しかし、そんな日々もあと2週間もないと思うとなかなか切ない気持ちにもなります。
2019.02.19 16:10小学生への国語。中学生がこの前ふと私に話をしてくれました。「小学生に向けた国語の授業って、実は中学生にもかなり役に立ちますよね。この前話をされていた方法で考えてみたら解き方がスッキリしました。」国語は無学年で、ボキャブラリーさえ整えば、小学生が中学生を超えるなんていうのも大いにありうる教科であると思っています。ところで、ボキャブラリーとかなんとか言いましたが、漢字の学習ってその意味ではかなり重要です。成績がなかなか伸びきらない子というのは、もれなく”細かな意味の違いに配慮できない”ケースが非常に大きかったりします。漢字というのは、細かい共通点や違いといった意味の認識においては比較的ルールが多くて案外本当にしっかり理解するのは難しいんです。例えば、音読みと訓読みとか。熟...
2019.02.19 15:35英語に注力して。中学部の英語が苦手なグループは、授業時間の大部分を割いて、英語の学習に傾斜していくことにしました。英語は早い段階できっちりとキメていないと遅くなればなるほど手がつけられなくなってくるものです。特に、受験で私立の上の方の学校を目指す場合、並の公立入試レベルの英語力では手が出ないケースが多く、そしてそれは付け焼き刃の数ヶ月の対策では手遅れなことが多く、早いうちにその危機感を持てるかどうかだと思います。特に現段階で英語に苦手意識を持っている場合は。ある生徒も言っていました。「英語は誰かに教えてもらってできるようになるようなものではなく、自分の練習量が大切です。」確かにその通りであり、問題集のレベルさえ間違わなければ、そしてしっかり毎日取り組めば、分かってくる...
2019.02.19 15:26解き直しの方法の定着。小学6年生は中学受験を終えてひと月が経ちます。ようやく受験のために、という意識から解放され、目の前のことに集中したいという機運が復活してきたように思います。現在6年生たちが取り組んでいますのは、中学に入ってからの学習方法の定着、そのためのトレーニングと指導です。6年生たちはかなり多くの演習を1週間で平気でこなせるようになりましたが、まだまだ無駄が多いということも事実なので、できる限り短い時間で必要なことに集中できるよう方法の指導を行い始めました。是非、この期間に受けた指導を中学以降に生かしていって欲しいと思います。
2019.02.11 16:25過去問演習。高校受験生たちは、一般入試の1回目の過去問演習をスタートさせてみています。今年は一人は一貫校なので内部進学ですがそれ以外は公立のトップ高を目指して学習に勤しんでいます。テストをしてみておりますが、今年は比較的安定感があり、特に苦手としていた英語を前回初めて全体でタイムを計って解いてみたのですが、全員9割を突破してしまいました。これには驚きました。一時期は20点台もみられましたが、安定感が出てきたように思います。この調子で是非上位合格を果たし、自信に繋げて欲しいと思います。
2019.02.11 16:10文のつながり。国語のテキストが新しくなり、小学生たちの国語の読解問題がさらに難易度を上げてきています。選択肢問題も、これまでは全く違う内容を含む選択肢ばかりでしたが、全て本文中のどこかに書かれている選択肢の問題も出てきて、論理的に読めていない場合に混乱をきたしているようです。しかしながら根本的に現段階では、つなぎ言葉やこそあど言葉を踏まえて解答を選び、書くことのほか、同意反復の箇所をしっかり理解できること、といったことが重要です。というより、3学期に入ってからはそればかり子どもに伝え続けています。同じように読んでいるように見えて、実は細かい技術的な面が作用する国語。技術として読解できるかどうかで、伸び方も変化してきます。来週も楽しみにしていてくださいね。
2019.02.04 16:00新しいテキストを手にして。小学4年生と小学5年生は、新しいテキストを手にしてまたあたらしい歩みを進め始めました。テキストが変わりますと、課題のやり方も少しずつ変化してきますので、課題一覧の右側の項目を読み、どのようにやってくれば良いかということを確認しながら学習を進められてみてください。また、小学5年生は新しいテキストに移行するに伴い、やや課題が増えております。いつも早めに取り掛かってくれて感心しておりますが、これからはこれまでより一層早く取り掛かって、時間感覚の調節をなさってみてください。よろしくお願い申し上げます。