2018.01.31 14:55もう全部やりましょう。公立中学2年生の試験範囲が配布されました。塾の掲示板に一覧が貼られ、マーカーが引かれ、臨戦態勢に突入してゆきます。週末までに何をするか、という話を生徒と面談していたのです。多分その子の学習にかかる時間からすると、これくらい?と提案をしてみると、「ああ、いいですいいです。全部やります。分からなかったのだけ全部持って来るので。」と、どんどんTodoリストを追加していきます。「今回は通常授業で英語はかなりやりこんできたので、こんなに英語科への対策に時間がかからなそうなの初めてです。前は苦手でしたけど、今回はなんか意外とやること少ないなと思えました。」かなり強気な発言も見られました。また、附属の生徒さんも同様で、来週から試験範囲が発表されるようですが、英語はほ...
2018.01.31 14:42知らされずに解く問題。小学5年生の演習は、分数の単位量計算と割合計算。標準テキストですと6年の教材に載っている問題を今日はチャレンジしてもらいました。「まあ、できるでしょう。」という、彼ら彼女らの実力を見てのノリの一手でもありました。しかし、出来は想定以上のものでした。最後までかかってしまった生徒さんも、「図描いてみ?」の一言で、正確な作図をして正確な立式で解けており、ああ、ちゃんと具体的だ・・・と確認できました。もう、あとは比を教えてしまえばなんでもありになってきます。ここまで単位量計算ができると、速さでつまずくこともほとんどないでしょう。グラフ×容積の問題も比較的スムーズで、図形の感覚もそんなに悪くはありません。この学年はどこまでの次元の指導まで試せるのか、また楽しみに...
2018.01.30 16:26次年度の歴史の教材。方針が定まり、生徒たちに伝えました。「地理は予習シリーズだったけど、歴史は合格自在を使うよ。」教材サンプルを見せた生徒たちにもウケは良かったようで、こっちの方が歴史は良さそう!ということでした。個人的には地理はやっぱり予習シリーズの方がいいと使ってみて改めてそう思いました。めちゃくちゃ自分の思考にあっていて、授業がしやすかったのです。事実社会だけ偏差値がずば抜けているのは、生徒たちが気に入ってよく読み込み、問題集に取り組んでいるからに他なりません。しかし、歴史は少し佐賀の子どもたちにとっては超えすぎている内容も多く感じました。地理は、考える視点を与えて、その思考に基づいて読み進めれば統一的な理解をもたらすことができましたが、歴史は個別の事件や制度につい...
2018.01.30 15:34壊滅することわざ、慣用句・・・5年生の学年は、ことわざや慣用句について確かにあまり重視してこなかったことはありますが、この辺りが穴ぼこになっていて、ほとんど出来ていない生徒さんの方が多かったことに唖然とし、急ピッチで知識を埋めていく必要があるように思いました。「木で”手”をくくる」「”首”を折る」「飼い犬に”鼻”を噛まれる」物騒で痛々しいようなことわざが並ぶ中、一番面白かったのは、やはり「二の”腕”を踏む」でしょうか・・痛そう・・・。笑比較的国語力もついてきたと思っていたので完全に油断をしていました。附属生たちも、”ここあんま好きじゃない”とかいって完全に軽視していたようで、全体的にもっと普通な常識的な知識を増やしていく必要性があることを感じました。ということで、2月〜3月にかけて...
2018.01.30 15:10「国語は意外に楽しい」6年生たちは、相変わらず毎週20ページずつ国語の文章題を解き続けています。数ある課題の中でも最も時間がかかるようにこれを設計しており、生徒たちもかなり時間をかけて取り組んでいるようでした。これだけ国語をやっていると、結構大変じゃないかな?とも思いましたが、「意外に楽しい」という驚きの一言が返ってきました。読むということ、新しい文章と出会うということ、そういったことを楽しめている姿に、私は結構感動していました。国語の力を今鍛え続けているのは、中学にあがった時に、おそらくはあらゆる文章を読んで考えていく時に多方面、他教科において効果を発揮すると期待しているからです。中学に上がると物理的に国語の読解に割ける時間、割こうとする時間は減少傾向が生じてきますが、読...
2018.01.30 14:57割れない時にどうするか?より自分の算数のレベルを上げていこうという小学生が当たる壁の一つとして、「割れないときにどうするか?」という問題があります。四捨五入すれば良いのか?ということを聞かれたり、延々と割ってみるか、とジョークをかましてみたり、まあ色々思いついているようでした。笑大人からすれば、単に分数で処理すれば良いと頭で分かっているものですが、小学生にとってはまだ習いたての分数をこんな風に使うと頭の中にないケースも多く、今年の6年生からも実は昨年の同じ時期に同じことを言われたことがあります。分数・小数を自由に行ったり来たりして計算できる力というのは、小学生の時に是非とも養っておいていただきたい計算力の一つです。「次の問題、実は通分するより小数の方が速くないですか?」ー「さ...
2018.01.29 14:20詰めが甘い。小学4年生国語科は、1冊終わり、残りの1冊を捌きにかかっています。その最中に、私から色々と突っ込まれます。ー「君、その解答絶対に正しいって言える?言えるとすればその理由がしっかりと説明できなければいけない。」私は常に全ての問題に解答の根拠を丁寧に説明をすることを心掛けています。その学年に分かる言葉によって、です。生徒たちにもしっかりと説明を試みてもらいます。よく授業中は考えて発表してくれています。何故なのか?を突き詰めていくときや、どう正しいのか?を突き詰めていくときには相応の視点が必要になります。ものを考えるときに、まず何を考え、次に何を考え・・・という段取りのようなものです。「もう一回考えてみる。さっきこれと迷ってたんですよね〜。・・・あ、これ違う...
2018.01.29 14:08総合回。今日は5年生は総合回のため、算数は演習中心で行いました。総まとめの問題と割合の問題を中心に行いまして、2日間の設定でしたがすでにほぼ全員がその範囲を終了させ、以前より力がついてきたなと思います。本日の授業冒頭の小テストです。
2018.01.27 15:35中3生の要求。明日はお休みなので、何を解いておいたらいいですか?という質問が今日来塾していた生徒たちのそれぞれから出てきていました。多分直前期なので、問題集を持っていて色々自分で取り組み続けていますが、指針がほしいということだったのでしょう。生徒の求めるものは様々なので、全員指示が異なってきます。ある生徒は、自前で問題集を持っていたので、その問題集を片っ端から80ページほど読んで、優先順位をつけて取り組んでおいてもらいたい問題を指示しました。難問集でしたので、解かなくて良い(知識がないと解けない)問題と解くべき問題と、当たっておいて欲しい問題の3つに分けて指示を行いました。ある生徒は、特に英語で苦手な部分があり、その領域に特化した形で、手持ちのテキストと過去問の中で...
2018.01.27 14:25英単語を覚えてみる。ただ読んで、発音して楽しかった世界から一段飛躍して、今日は少しだけ英単語を覚えて書いてみるトレーニングに入った中学入門講座の生徒たち。初回はやっぱり”意外に書けない”という生徒さんの方が多かったようです。覚えていて、書けると思っていてもいざ真っ新な紙に書いていくとなると最初の方は苦戦するものですよね。単語を適度に区切りながら、パーツごとに覚えていくように初期の英単語の覚え方指導を大切にし、音の組み合わせとアルファベットの並びの対応関係に注意を向けながら、今日はとりあえず24単語を学習しました。短母音と長母音の発音に気をつけながら書けるものを中心に選び、基本的なスペリングのコツを指導しています。今年は例年では最もスローペースな英語科の立ち上がりです。文法...
2018.01.26 15:54中学受験歴史教材の所感。地理の教材は、はっきり予習シリーズがかなりよかったと言えました。5年生は4年下〜5年上と標準教材を併用していくことによって、指導者としても心地の良い授業をできたと思いましたし、生徒たちにもかなり好評だったことは事実です。しかも、授業時間があまって余計なことを指導したり、小テストに時間を割くことができたりなど、来年もこの形を試してみようと思えました。しかし、予習シリーズ歴史は密度が高すぎて、現6年生には消化不良となる領域が出てきて飛ばしながらやった領域もありました。この子たちも歴史はかなり好きだったのですが。これは、指導として最適ではなく、次年度の現5年生については教材の見直しが必要であると思いました。そこで、ずいぶん眠っていましたが、合格自在を活用して...