もう全部やりましょう。

公立中学2年生の試験範囲が配布されました。

塾の掲示板に一覧が貼られ、マーカーが引かれ、

臨戦態勢に突入してゆきます。


週末までに何をするか、という話を

生徒と面談していたのです。多分その子の

学習にかかる時間からすると、これくらい?と

提案をしてみると、

「ああ、いいですいいです。全部やります。

分からなかったのだけ全部持って来るので。」

と、どんどんTodoリストを追加していきます。


「今回は通常授業で英語はかなりやりこんできたので、

こんなに英語科への対策に時間がかからなそうなの

初めてです。前は苦手でしたけど、今回は

なんか意外とやること少ないなと思えました。」


かなり強気な発言も見られました。



また、附属の生徒さんも同様で、来週から

試験範囲が発表されるようですが、

英語はほぼ全部終わっており、

試験範囲発表前までにジョイフルワークも

ウィンパスも終えてしまいます、と

やはり強気な感じが見られました。


二人とも攻略癖があるのか、昨今ずっと

英語科にのめり込んできたメンバーでしたが、

ここにきて西高をハッキリと意識して

総合的に、網羅的に学習をしていくという

姿勢がきちんと身についてきたようです。


こういう姿勢が身について来ると、

指導者としてやるべきことが少なくなるように

思われもしますが、実際は違っており、

この状態になってから初めていろんな提案が

できるようになるものなのだと思います。


うち1名は来年度の県一斉模試で1位を狙っています。

今年は4位でしたが、この生徒さんは必ず

1位を狙える素質を持っていると確信しています。

お互いに目標を共有しながら進めることができる時間や、

やっておかなければならないことが、言葉を介さずとも

共有されているという指導は、心地が良いものです。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ