2019.10.31 01:00分数の仕組みを学ぶ。公文などで先取りで計算を学んでいる子にとって、分数の領域はなんでもないものに思われますが、具体的な量をイメージしてそれを捉えているかどうかは重要な分岐となります。割合と分数は切っても切り離せず、分数のもととなる1という量をどれだけきちんとわかっているか、それは今後の算数の力を占うものにすらなります。今日は、わかっている子たちにも初めて習う子たちにも、丁寧に仕組みの指導を行いました。この3単元あとには、もう分数のかけ算割り算も導入します。小6の内容です。ですから、とりわけ丁寧にこの内容を扱いました。何事も、最も基本的なことを正確に認識することによって、それを道具として利用し、応用問題を思考できるようになってきます。この単元、答えが出るだけで満足せず、しっ...
2019.10.31 01:00一見複雑な問題。中学2年は、本日も小テストから。今日は、計算も連立方程式も一次関数もそれなりに難問を揃えて、改めて基本的な整理の大切さを学んでもらいました。特に連立方程式について。今回は濃度に関する問題を扱いました。濃度の問題はこれまでも一貫した整理によって指導してきましたが、今日のは一見変則的に見えたのか生徒たちは普段と違う整理を行い始めていました。しかし、今日の問題は極めて基本的な問題であって、目新しいことは一つもありませんでした。ホワイトボードでの整理を見て、めちゃくちゃ普通な感じだったので悔しそうにしている子もおりました。まあ、一般的には解ける子は少なく、私立の中堅校以上の過去問を並べていましたので当然ですが、しかし、この子たちに対する期待は大きく、もはやこの...
2019.10.31 01:00順位表を眺めて。低学年の子が、授業後に掲示されている塾内の順位表をまじまじと眺めていました。兄弟姉妹で通われると、掲示物にお兄さんお姉さんの名前が載っているので、それを見るのも楽しいようです。うちは、8割以上の点は赤字で、7割以上の点は青字で掲載しており、赤文字を全教科でバランスよく維持するというのが最低目標となっています。4年生などは、スタートが偏差値40台とか30台が多いので、5年半ばまで相当苦労しますが(生徒も、そして私も、あるいは親御さんもかもしれませんが笑)それを過ぎると大体みんな偏差値60を突破します。ここを突き抜けると、あまり学習にも苦労はなく親御さんの手もかからない自分で勉強できる次元に到達していると言えます。今の小3も、来年はこの順位表に名前が載るよ...
2019.10.30 01:00比例反比例の完成。今日で中1は比例反比例を終えて総復習を行いました。週末は総合テストを行います。順位も出します。小テストを行うことによって、子どもたちの出来栄え、理解度がよく見えます。特に、大問1で毎回課す計算問題については、初歩的な分数を含む問題でも合わない子は合わないんですよね。やり方は大体分かっているのですが、途中の省略が見られたり、定型的な処理が出来ていない場合、ほとんど計算が合いません。あとは、方程式。大問2は毎回方程式なのですが、立式出来ずにいる子がまだ一定数います。毎回毎回、小テストは代表が手作りをしています。計算、方程式、関数は毎回小テストの中に組み込んで、常に総合的な復習の機会を作ることを目的としています。英語数学国語は普段から取り組んで安定させておく...
2019.10.30 01:00ことわざの完成度。4年生の今日のことわざの小テストは、ほとんど全員満点で突破しました。スタート当初は範囲も半分だったのに1問とか2問とかしか合わなかったので、よく覚えるということを意識的にできるようになったなあと成長を見守っています。文章題の方も、授業と家庭学習の両輪で回しており、冬休みの総合模試でどれくらい伸びているかそれも楽しみでいます。
2019.10.29 01:00数学小テスト。中学三年も、各回小テストで実践力を磨いています。分かっているかいないか、できるかできないか、ギリギリを攻めて思考を促してゆきます。「全員ができるまで同じタイプの問題を出題し続ける。」この方針を伝え、できるまで繰り返します。特に今テストを繰り返している二次関数については、入試では間違いなく全問正答したいので、様々なタイプの演習をしっかり行っています。まだ私の満足度は60%くらい。なんとか解くという次元で問題を解いている時点でまだ練成が足りないのです。来週は総合的なテストを実施します。復習をしっかり、行ってください。
2019.10.29 01:00もうすぐ大詰め。小6はもうすぐ算数の学習内容が大詰めに入り、過去問演習がスタートします。要領良くやってきた子も多く、それゆえに少し不安がある学年でもあります。完璧に分かりたいという覇気に欠けることが、唯一の悩みでしょうか。過去問演習を機にその部分を変えてゆけたらいいなと思っています。
2019.10.26 01:00繋がる感覚。小学5年は工業地帯の学習へ入っていきました。戦前の様子、エネルギー革命、高度経済成長、現代の様子と一つ一つ時代を彩るキーワードをもとに、工業地帯の歴史を探り、地理的な位置関係からなぜそれが発達したのかという観点から思考を続けてゆきます。子どもたちはよく頷きます。過去に触れてきた内容が有機的に噛み合って、たしかにこの地理的条件ならばこれで間違い無いだろう、とそんな思考をできているからこその頷きだと思います。地理は暗記ではなく、バックグラウンドを引用した体系的な学習です。サボらず続けてきた子には、話される全てがつながっていると思えることでしょう。
2019.10.26 01:00慣れ。低学年コースの子は、普段のスケジュールをいつもは50分ぴったりのところを25分で終了し、算数は2倍ペースで進行しました。国語も随分解答スピードが上がり、今日は文章題も全問正答。記述もよく書けています。ある程度の解答力に到達するには慣れも必要だと実感します。毎回の動きも分かり、何も指示を出さなくてもスムーズに次々と自分で分かって次々と進んでゆきます。今日の子たち以外の子も、スピードが格段に上がっており、来年度カリキュラムに向けて準備が整ってきました。
2019.10.26 01:00小テストがスムーズに。中1は小テストからスタート。難易度の高い計算、方程式、比例反比例の基本から、座標平面上の関数と図形の応用まで。解答ペースも上がり、よく復習できているのでしょう、今回は正答率もグッと上がりました。今日の授業内容は、関数の利用の問題でしたが、全体スムーズに進められ、授業必要だったかなというくらいによくできていました。中学生は自助努力もある程度はいると思っていますが、テコ入れするほど、やはり小学生の時と同様にちゃんと伸びてゆきます。中1は二学期のこのくらいの時期にかなりムラが出てくることはこれまでもあったことでしたが、今年は中間テストを機にかなりの子が反省し、気持ちにムラなく今の時期を取り組めていることは変化の一つであったように思います。来週は、英単語テスト...
2019.10.25 01:00中3の数学小テスト。二次関数の利用に入って以来、各回小テストを実施しています。小問、連立方程式、授業で前回までに扱った二次関数という構成で問題を作っています。特に連立方程式については、数学の文字式を扱うセンスがよく見て取れます。今回の連立方程式は正答者は1名。しかも、一般的な解き方ではなく、自分で編み出した式によって問題を解いていたのです。センスとしては、最短ルートではないので要研究ですが、思考力としては申し分なく、苦労はするが数学はこれからも楽しめるんだろうなと思いました。しばらく何度も何度も小テストを繰り返し、復習をしながら新しい知識を受け入れていってもらいます。中途半端な数学力を、より高次元に高めてゆき、誰にも文句を言われないレベルで基本的なことから、ある程度応用的...
2019.10.25 01:00比率の世界。今、6年生は非常に高度な算数を扱っています。毎年、小学生の比に関する問題を解いていると、もう6年ともなると、中学生でも解けるか怪しいレベルの問題も軽々とクリアしていっていまして、この後どれほど成長してゆくのかまた来年度も楽しみにしております。授業中、はっと我に帰ることがあります。なぜ、この子たちはこんなに難しい勉強を嬉々としてやっているのかな、と。「これ、面白いですね!」真っ直ぐな目でそう言われると、本当不思議な子たちだと思います。