順位表を眺めて。

低学年の子が、授業後に
掲示されている塾内の順位表を
まじまじと眺めていました。

兄弟姉妹で通われると、
掲示物にお兄さんお姉さんの
名前が載っているので、
それを見るのも楽しいようです。

うちは、8割以上の点は赤字で、
7割以上の点は青字で掲載しており、
赤文字を全教科でバランスよく
維持するというのが最低目標と
なっています。

4年生などは、スタートが
偏差値40台とか30台が多いので、
5年半ばまで相当苦労しますが
(生徒も、そして私も、
あるいは親御さんもかも
しれませんが笑)
それを過ぎると大体みんな
偏差値60を突破します。
ここを突き抜けると、あまり
学習にも苦労はなく
親御さんの手もかからない
自分で勉強できる次元に
到達していると言えます。

今の小3も、来年はこの順位表に
名前が載るようになりますから、
自分はどうなるのかな、と
楽しみに見ているのでは
ないかなと思います。

うちは、特に1位志向でもなく、
赤字になった時点で、難しい問題を
解ける方が価値があるとみなすので、
あまり小競り合い的なつまらない競争は
ありませんが、赤字の教科が
青字になった時はみなとても
焦るようです。

赤字に到達して初めてまともな
授業時の議論が成り立ちます。
人の言うことを理解する力は、
ペーパーでもある程度はかりとることが
できます。

まずは、赤字で自分の名前が
掲載されることを目標にします。
それを突破したら、いかに手持ちの
教材の難しい問題が解けるかを
楽しまれてみて下さい。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ