2019.03.25 05:23現在の空席状況について現在の各コースの空席状況についてお知らせをいたします。低学年・・・若干名小学4年・・満席小学5年・・満席小学6年・・あと1名中学1年・・満席中学2年・・あと1名中学3年・・あと1名3学期の間に多くのお問い合わせをいただき、本当にありがとうございます。低学年講座は、急いで募集しているということはなく、しっかり落ち着いて集中して取り組めることを条件としております。(能力ではなく、少なくとも私との対面授業が時間いっぱい可能でないと効果が薄くなるということです)ご面談において、可能か否かを判断いたします。また時期を見て4年生からのご入塾、というのも良いと思われますので、焦らずお子さんの適するタイミングを見計らわれてくださいませ。中学2年や3年も状況によっては空...
2017.04.07 14:55ノートの書き方指導。 すごく小さなことですが、上手くできない子には物理的にノートを構造化してあげる必要性があります。特に小学算数は、ですね。 これは一つの例であり、方法なのですが、たとえば一つの文章題を解くという時には、立式・計算・結論の記述という三つのステップを踏みますが、整理がごちゃごちゃしている子は必ず、立式と計算が混同されています。式を立てることと、計算をすることとが彼ら彼女らの中で同じだから、式の中に無理くり筆算を埋め込んでその辺に書き散らかして汚くなりますし、計算ミスだって容易に起こります。 だから、最も改善を要する場合はノートをこんな風に使うように要求もします。滅多なことがなければこんなに細々と指示はしませんが・・・ ------------------...
2016.11.24 15:365年に対策の仕方を指導した話。 確認テストの結果が能力や意欲と比例しないので、何かおかしいと思って演習方法を指導することに注力した今日の授業でした。 基本的には、一週間で最低2回は解くというのが普通で、1回目は素の演習。2回目は確認して解き直し。その後、できる確信が湧いて来たら目視で確認しながらでもいいし、やばいと思ったら調べ直して確認して、再度ノートに解くというのがベターかと思います。 5年生に指導したのは、ノートを折り曲げ、半分に1回目を、もう半分に2回目を解くこと。このようにすれば、何の知識が増えたのかがすぐに分かります。2回セットを意識して、身についた知識を実感できるように日々演習するようにということを一旦法則化しました。 ”●●式”とかいうにはあまりに普通すぎる指導...
2016.11.16 14:33国語の学習をどうやったらいいか? 今日は、定期テストを控えた中学生からこんな質問がありました。普段から週テストでもなかなか得点が思うように伸びず、どうしたらいいのか、ということでの質問でした。 まあ、国語が苦手だという時には様々なタイプが考えられますから一概には言えないのですが、割と多いミスのタイプについて、今回は論説文をテーマに紹介していきます。 例えば、記述などでよく起こる、何を書いても答えにバツがつけられて返ってくるというタイプのミスが多い生徒さん。穴埋め病に取り憑かれていて、それっぽい箇所を抜き出すので精一杯になっていることが伺えます。特に、「これはどういうことか」という言い換えの問題で減点が顕著な傾向があります。指示語や接続語は間違いません。要旨も大抵は読み取れています...
2016.10.31 15:00問題を解く前後に教科書を読んだ方がいい、というより、読みなさい。有機物について、正しく述べているものをア~エより一つ選びなさい。ア 燃えるものは全て有機物であると言える。イ スチールウールも燃えるので、有機物である。ウ 一般に有機物は燃焼に水の発生を伴う。エ 有機物は、有機体(生物)によってのみ合成できる。 本日の中1に向けた化学の小テスト(私が作ってます)の2問目です。この問題、正答率が0%でした・・・。さて、この原因について、私の感想を少々お話させていただきます。 まず、全員に言えることですが、教科書をもっと読んだ方がいいということ。私の小テストは、決して無理難題を課しているわけではなく、全て教科書を丁寧に読み込み、書いてあることからしか問いを作っていません。生徒は難しいと言いますが、裏を返せば教科書を読...
2016.10.19 16:31自学ノートについて。 自学ノートっていつからスタートしたのでしょう?私はゆとり教育世代って言われる世代の先端を走ってきた世代で、教科書にバツをつけながら学んできたのですが、私たちの世代の付近から始まったものでしょうか?それとも、もっと前からあったものでしょうか? 私がその正体不明のノートを作って毎日提出せよ、と指導されたのは、中学1年生の時だったと記憶しています。「は?何すればいいの?」って超迷って、漢字を書いてみたり、計算してみたり、英単語を書いてみたり、授業ノートを写してみたり、毎日実に意味のない時間を過ごしているな・・・と思ったあたりで、一番好きだった英文の書き取りと和訳を予習として継続することになったのですが(365×3年間、うち900日は英語の予習をしました)...
2016.10.12 15:37考え方の次元を高めろ。 「半月前の君は、こういった問題が解けていたら超大喜びをして報告をしてきていたね。先生も、できるようになっていく君をみて嬉しかった。しかし、今の君に対して求めているものはあの当時とは違っている。何を解いても自分の支配下にあるような気持ちに切り替わってきた段階で、早々に次のステップに切り替えていかないといけない。できて当然の次元に入ったという瞬間が次々と訪れるように、君は次に何を考えたらいい?何に気をつけ、何に取り組んだらいい?もう同じことをしても褒めない。君の努力を見ていれば当然の評価だ。君がどう考え方を変えながら実力を伸ばしていくのか、楽しみに見せてもらう。」 褒めてんのか突っぱねてるのかよく分からない言い方をしてしまうのは私の悪い癖の一つかもしれ...
2016.09.20 14:46耳が痛いコラム。 今月号のコラムは、特に私立生や公立一貫校生には耳の痛い内容だったらしいです。以下、お便りのコラム欄の文面の抜粋です。 よく「勉強について、何をどうやればいいか分からない」という質問を受けます。私はこういう質問が出るうちは、きっと質問をしてきた子は”勉強”をしたことのない子なんだろうと思います。勉強の手順など決まっています。”分からないところを分かるまでやる”。”覚えていないところを覚えるまでやる”。この一点に尽きます。例えば、英単語。これは私はとても不思議なことのように思うのですが、教科書に書いてある単語をほとんど覚えていない人ってなんなのでしょうか。しかも、習ったばかりの単元の単語です。ちょっと本気出して覚えてみてください。そんなに覚えておくことは...
2016.09.13 14:17同じ問題を間違いすぎではないか? 中学2年生の英語を指導している時のことです。中1の時からかなり変わり、量的なものをこなすことにもずいぶん慣れました。そして、中2。次のステップへと歩をすすめることになりました。 今の紅人会に通っている中学生は全般的に言えるのですが、同じ問題のミスが多めなんじゃないかな?ということが懸念材料でした。まあ、他と比べることが難しいので、私の眼に映る彼ら彼女らの取り組みが私にとってどうなのかということに過ぎませんか、私の眼にはそういう風に映っています。 「同じ問題を再度ミスるっていうのは、もっと屈辱的なことではないのか?だって、全く成長してなくて、ダメなままだっていう烙印を押された気になるじゃん。そうならない?特に英語。君たちの英語のミスはもう見飽きたよ。...
2016.08.23 14:08課題提出。 課題をしっかりやるということは、授業内容の定着という意味以上に、常日頃からやるべきことを意識することに意味があると言えるでしょう。 授業が終わった瞬間ふわ〜っと意識が遠のいて、直前になって慌てて気付くようなら遅いのです。 多分、1日の時間の中に、課題のことを考える時間がないのでしょう。 そして、ご家庭の中にもそれをサポートするような環境が整っていない場合もあります。 ちゃんとやっている子は、大体こう言います。 「小さい時から、お父さんとかお母さんと一緒に考えながら宿題やってました。」 リビング学習が良いということは、すでにいくつもの本で紹介がなされているところですが、親御さんが子どもの学習内容に興味を持ってあげる時間が毎日あるのとないのとでは、小...
2016.08.05 14:21An hour has sixty minutes. しばらく生徒からよくある質問をブログに書いていこうと思います。 今日はこんな質問がありました。 「先生、”1時間は60分です。”って、なんでAn hour has sixty minutes.なんですか?An hour is sixty minutesじゃダメですか?」 この質問って結構答えにくいんですが、私はこんな風に答えています。 「単数と複数がイコールってならないよね。I am party people.みたいなもんで、それは成り立たない。私は複数人いないんだから。あと、haveにはThere is/are〜.の書き換えがあるよ。There are sixty minutes in an hour.ともできる。そうだね、例えば、There ar...