2023.07.31 01:00Nao Ballet Studio10周年公演。嫁さんは幼い時からバレエをしてまして、なお先生のことは同じ教室の先輩後輩関係で、私も割と前から知っており、本日はご自身のスタジオが10年目とのことで、私までお招きいただき、文化的な一日を過ごすことができました。スタジオが立ち上がった当初は伊勢町にスタジオがありまして、当時は近所でしたので場所も知っておりました。佐賀のような封建的な土地では地域の事情に巻き込まれて面倒なこともあったりしたでしょうけど、ありあまる才能と、人望と、何より人を大切にする性質によって佐賀で最大規模を誇るスタジオに成長していったストーリーを間近で見てきました。今でもご自身が一番輝かれていて、嫁さんともよく話しますが、先生に憧れて頑張ろという気持ちを持つ、先生によく似た性質を持つ、素...
2023.07.30 01:00元が等しければ、半分も等しい。中2は、様々な新しい証明の説明法を学びます。たとえば、AB=ACが仮定され、ABとACの中点をM,Nと仮定した際、必ずAM=ANとなりますが、この学年は証明スタートアップ時から本当に論理の飛躍が多いです。こういったタイプの証明は、論理の飛躍を防ぐためによく機能します。しかしまあなんというか、国語をなんとかしなければなりませんね。証明でこんだけ飛躍するのは絶対因果関係を細かく読み解く力が浅いのです。今日は国語もやりました。名詞化トレーニングです。文章題を解いた後、記述のブラッシュアップをするトレーニング。結構楽しかったみたいですね。内容を変えずに言葉だけ短くしてゆきます。最後に最も高レベルな言い換えをした模範解答を見せましたが、感動してる子もいました。笑...
2023.07.30 01:00ヘロンの公式上記の公式と、内接円の半径で今日は高校生と遊びました。公式証明もきっちり行い、運用法まで明らかにします。三角はまだ入ると公式群が増えて、証明もせずに覚えてしまい、次第に頭が飽和してきて、しかも、既存の公式でなんとか無理やり解けてしまうことから新しい公式への関心が薄れて、最悪、覚えればいいかと思考を諦めてしまうこともあるんですよね。しかし、証明はいつも、学習のつながりを示し、理解の深化を促すものです。むしろ公式証明を通してこそ本質的な理解に届くのです。特に図形はそういうところがあるように思います。結局、ヘロンの公式も余弦定理でcosを求め、三平方の定理でsinを求め、sinの比で高さを求め、底辺×高さ÷2で解く、というプロセスを文字のみで運用した結果に過...
2023.07.29 01:00理科や社会の小テスト。当塾の中学の理社の小テストは、根本的に、知識を身につけさせることをねらっているわけではなく、私が内容を見た時に何を考えているのか?という切り口を示し、あらゆるテクストを読む際の基準として欲しいという狙いを持って作成しています。市販のものは使用してません。塾に通う、ということは、指導者の視点を取り込むことにほとんど一致します。思考回路は似ますし、ノートの取り方、答えの書き方も似ますし、なんなら言葉の使い回しまで似ます。(稀にあまり似ずに独特な育ち方をする子もいます笑)目に見える成績ももちろん最重要な内容として面談の議論に上がりますが、見えない、水面下のところで着実に生徒は私に似てきます。その意味で、今年から毎週必ず理科社会の小テストも導入しましたが、これ...
2023.07.29 01:00はじめてのじゅく。低学年コースに、夏休み、読書感想文を学びに小さなチャレンジャーがやってきました。プレゼントでパズルも買ってきて、今日は導入だったので一緒にルール説明してやっていきました。めちゃめちゃ楽しんでました。笑一部、指導させていただいている幼稚園でも実施しています(^^)さて、まだ幼稚園あがったばかりで、私も毎年年長さんを見てますから「作文なんか書けるのか?」と全くの未知です。今年の目標は、素直な生活体験を具体的に描写することです。方法、テクニックよりも、らしさが出るような表現を意識しながらやれたらいいかな、と。あとは、接続詞を多用することです。色々まずは思ったまま書いてもらってますが、やはり文に接続詞が表れません。仕方ないのですが、使用経験のない文脈は、こちら...
2023.07.29 01:00対照実験の考え方。5年生理科は、対照実験について。条件を1つだけ変えて実験することで、変更した条件の役割を検証する、というものですね。これは、科学的な思考の最も基本となるものであり、小5夏休み時点までで必ず完璧に仕上げておきたい内容です。入試には必須ですが、入試云々のためではなく、その子のこの後の科学的な思考のために学ぶべき事柄です。さて、今週で植物分野を片付け、来週からは天気の分野を扱います。4年の内容からスタートし、5年の内容までを扱います。5年で習ったこと、4年までに受け取ってきたこと、5年の地理で教えてきたこと、今回の指導で新しく身につけたこと、を踏まえて、身近なものを認識する力が高まってゆくことを今回は目標としています。入試のためと矮小化せず、面白いこと、知っ...
2023.07.29 01:00使いこなせた実感。塾に通いたての頃は、どうしても誰しも苦労します。内容の面でも、課題の取り組みや提出に関しても。しかし、今日は違いましたね。本日5年生は鶴亀算の演習でした。まずは発展問題の解説から入り、その後は高速で基本問題を連打してゆきました。分かったことは、なにをおいても自発的に取り組みたくなります。そして、解けることが快感なんですね。新しく通い始めた子は、おそらく通常スタートして初めてくらいの大!笑顔!で解き進めてました。ちゃんと分かった実感があったのでしょうね。一回でもこういう経験があれば、勉強が楽しいという実感を持てて、次も!と授業を聞こうとしてくれます。なれるのには最低2週間、長くて1ヶ月くらいはかかることもある、ということは、新しく通われる方にはお話を差し...
2023.07.28 01:00小6夏の理科。うちは、理科は長期休みと6年次の土曜講座で済ませます。きちんと学校で観察実験をし、生活経験を積んでいる子は、そんなに時間をかけずとも教えることができます。最難関志望なら別ですが。6年生は、夏休みに入り、気象の単元から応用学習をスタートさせました。これが結構ヒットしたみたいで、なぜ季節風が吹くのか?とか、季節ごとの天気の様子とか、天気図の見方とか、色々な生活にも役立つことや、地理の理解の深化に役立つことを指導しています。夏休みは地理の復習も入れてます。なので、色々有機的に繋がって豊かな学習経験ができるでしょう。
2023.07.28 01:00あんまり教えずがんがん解かせる。中1数学は、図形の移動へ。今日でここを終えたので、来週作図をやり、再来週から扇形の面積に入ってゆく段取りです。分かりそうなことは、あえて空白を残しながら考えさせます。時には自分で例題も読ませながら。ちょっと悩んでも、自分で納得した方が早い単元もありますからね。その他、1学期の復習も加速させてます。英語は、3単現のsの否定文と疑問文へ。夏休みはしこたま英文法を積ませながら、ボキャブラリーも増強してゆきます。きちんと取り組んでいる子はこのタイミングでぐっと伸びてくるでしょう。何人かまだ取り組みが甘いので、来週以降個人的に指摘してゆきます。中1からの仕込みは、上の学年の理解を深化します。やる気さえあれば、ですけどね。
2023.07.27 01:00国語力の測定。中2は、国語の指導の基準を決めるため、本日は二段階のレベルの国語に挑みました。解答の仕方を見ながら、何が欠けていて国語が出来ていないのかを再解釈させ、汎用性の高い思考法を教えます。国語は、テクニックは多くないですが、それゆえに思考法がとても大切で、どう考えて答えを導いたか?という点について細かく洞察する視点が必要になります。発想の出発点が違っているゆえに成長しない国語、というのをこれまでもたくさん見てきました。国語には、可視化できるレベルで一定の知識が要ります。技術的な点が整ってくると、解答に一貫性が出てきます。今日の解答を見ていると、なぜ模試や実力テストで点数にムラが出てくるのかがよく分かる解答をたくさん見ることができました。この子たちは、読み方を誤...
2023.07.27 01:00生存戦略と進化。5年生理科は、1学期習った小学校内容の再解釈です。理科は、具体経験に知識が支えられるところが多く、あまり先取りはせず、習った後に発展学習を一気に仕上げる短期型で進めます。理科が好きな子は特に、学校で習ったことをよく応用させて考えようとするので、塾でやるような理科の内容を特に好んで思考しようとします。今週は植物分野を徹底的に思考してゆきます。種について細かく学び、作りの違いについて学びました。週末は、対照実験に関して整理を進めつつ、さらに応用的な内容を教えてゆきます。授業中も、いろんな問いかけがあり思考があり、とても楽しい時間です。
2023.07.23 01:00ド・グアの定理。高校1年生西高組の子たちと、今日も数学を学びます。まずは中線定理の復習から。2回も扱えば身につく子たちです。忘れた頃にまたもう一回やっておきます。そして今日はド・グアの定理について学んでゆきました。四平方の定理とも呼ばれ、三直角四面体において、3つの平面の面積の2乗が斜めの平面の面積の2乗と一致する、という定理です。証明から行いました。大した証明ではないですけどね。本当は、空間における高さの置き換えや内接球の問題の解説にとどめるつもりでしたが、関連するところでもあったので、遊びました。これらの問題を解く際に活用するのが結構楽しかったようでした。頭柔らかく、様々な定理を吸収して使いこなすことによって、数学は楽しくなりますし、そもそも証明する過程ですら楽し...