2023.10.29 01:00水溶液攻め。小6理系講座は、今月はずっと水溶液攻めをしています。来月は中和反応が中心になってきます。さて、本日は弘学館の理科の過去問を例に科学的な思考を要する問題に初めて全体で挑みました。未知の内容に対して、対照実験の考察を行う近年のトレンドとなっている問題です。正答率の高さにビックリしましたね。理系講座をスタートしてから、本当に様々な領域を扱い、小4からの復習から実施してきました。私自身理科はかなり好きなので、授業をしていてもとても楽しいです。水溶液は苦戦するかな?と思っていましたが、割とするする全体的に理解が進んでおり、良い仕上がりになってきています。あとは、地学と天体を残し、小学生の全領域が終わります。小学生がこんな風に新しいことを学ぶ機会を得ているのは、本...
2023.09.10 01:00好成績の真実。これまで、自信のある幾多の子を弘学館に送り出しましたが、その全ての子たちが基本的に学年10位近辺か以内におり、学校を牽引してゆく位置付けになっています。私の中でも、小学生から手塩にかけて育てた逸材たちですが、それ以上に、彼ら彼女らは本当によく自分を御していました。ある子は必ず朝勉強を自らし、ある子はやりたいことに対してその倍勉強をすると決め、ある子はどこにいくにしても待ち時間という待ち時間に常に新しいことを覚え、、、勉強漬けなわけでは決してなく、ただ、きちんと自分でルールを持って自分を御している姿が印象的です。やりたい遊び、趣味も満喫していました。なんなら、他の子よりよっぽどテレビもゲームもYouTubeも楽しんでた感じすらしますが、それ以外の時間をき...
2023.07.23 01:00生活実感を高める地学。今日の6年講座は湿度のまとめ。飽和水蒸気量の話題から、蒸発しやすくなる条件、一日の湿度の推移、雲ができる条件などをまとめ、本格的に気象について再考する準備を整えました。夏休みは、気象、天体、化学物理の復習の4本立てで進めてゆく予定です。随分科学的な思考ができるようになってきましたね。
2023.06.11 01:00過去問を通して進化する。普段授業で取り組んでいることを、どれだけ重要か分からないまま学習を進めていくのと、ああ、本当にこんな風に役に立つのか、と実感しながら技を身につけてゆくことでは効果に差が出てきます。本日は、ちょうど土曜講座と通常授業の範囲で話した技でやり切れる問題があったので、大濠の過去問を使って演習を行いました。基本の抜け、思考の雑さ、まだ指摘するところは多いですが、最近やった領域に限って厳選し、大問の一部に挑んだ効果は段々と学習の姿勢に反映されてくるかと思います。本日は、算数だけでなく、電池の領域も基本事項を確認して、来週は応用問題に入り、電流の流れ方に関してさらに考察を深めてゆきます。まだ、分かったような顔して分かってない子は多いですが、きちんと理解して進められる...
2023.04.30 01:00今年の理系講座の受講者について。小6は、昨年度は9月から理系講座を発足して、受験対策をしましたが、この講座を楽しみに受けていたというお声も多かったので、今年は手もかかりそうな子が多かったのもあり、少し早めの5月から開講することにしました。実は私にとっても結構負担となるので今年も9月からしたかったのですが笑、生徒が楽しみにしているというなら気合い入れて用意をしなければなりませんよね!今年もほとんど全ての生徒に受講頂けるようで、普段はあまり話ができない理科の内容を1学期はメインにして、2学期からは平面幾何、空間幾何と比を混合した算数内容も充実させ、実りある時間とできたらと思います。毎年受講者数の割合が増えており、単純に受験をしたいから、というより、何が得られるのか楽しみ!というお声の方が...
2023.01.19 01:00久留米附設算数の過去問演習。今週末は久留米附設入試を控えているということで、今週まで全体で過去問を解きます。60分間、頭がヒリヒリするまで考えるあっという間の時間。解けなかった問題も、実はこれまで解いてきた問題の延長に過ぎず、解説されてみると実は大したことなかった、みたいな問題も多かったと思います。難問かつ良問というのは、一見して糸口が掴みにくくとも、実は解いてみると基本通りの思考しか使っておらず、それをなんとか掴もうとするところに思考のジャンプがあります。ただの奇問が並ぶだけの学校の過去問は使いません。価値がある問題には、惜しみなく時間を割きます。答えられないかな?と思っていた問題にも正答が連打します。良質ともに、この学年は今までで最高のものを与えてきました。辿り着けるかギリギ...
2023.01.17 01:00受かりたい気持ちと要求。中学入試も今週末で全て終わります。今年は成穎も清和も受験生はなく、弘学館はとりあえずみんな合格して、早稲田佐賀も合格した子が出ました。あとは久留米附設と、発表待ちの佐賀大学附属で全て終了です。今年の学年は、久々に大人しい学年。数年に一回、大人しい学年が誕生するのですが、それは別に主張がないということではなく、この学年は内に秘める気持ちが高い学年だったと思います。特に最終の附設を受ける子は、突然16時頃やってきては、「これを下さい、あれを下さい。」としっかり要求をしてくれ、最終には、私の今まで使ったことのない問題集ですが、秘蔵っ子のものを貸し出しました。もっともっと!と先を要求する強さ。実は、高校生からも「小学生のあの子を青少年センターで見ましたよ。すご...
2022.12.04 01:00歴史漫画男子。笑土曜日理系講座、スタートは13時半ですが、早い子は12時半ごろ到着して何かしら解いてます。大体好きな算数か理科ですが、今日は珍しく歴史漫画を読んで過ごしてました。最近は本当算数算数算数!って感じだったので。何を勉強してても楽しいってのはいいことですね。今日の理科は、天体と地震を扱いました。メインは地震でしたが、最近この子たちは天体にも結構興味があるみたいでのめり込みはすごいです。過去問演習の点数も安定化してきて、こんなのも解けるんだなーと感心するばかりです。解けないかもなと解説は用意しているのですが、その解説を引っ込める機会の方が増えてきています。中学に上がってからもきっと安定した力を出して授業を吸収してゆくことでしょう。
2022.11.20 01:00合格判定できる仕上がり。弘学館を受験予定のグループは、合格するだろうという仕上がりに辿り着いています。それ以上の学校も、大濠くらいならばもう仕上がっており、残された期間でいかにさらに上を目指せるか、ここからの演習はとても重要になります。来週からは通常授業でも附属対策も含めスタートし、幅広くいろんな過去問に触れて突破力を形成してゆきます。私は中学高校入試に関わらず、なんとか得る合格ではなく、積み上げた実力によってしかるべくして得る合格というのが重要であると思っています。付け焼き刃で合格することが、未来を拓くのではなく、自分はこうなるのだ、と確信して受けるくらいがちょうどいいと思ってます。
2022.11.13 01:00法則を見抜くトレーニング。大濠の一見面倒な文章題は、パターンを見抜くよいトレーニングとなります。小6理系講座は、今日は大濠の算数の問題の解説です。その問題の中に以下のような問題がありました。H31年度でしたか。一周243mで、AさんとBさんが、それぞれ分速75m、分速15mでまず同じ方向に進みます。Aさんは、1周するごとに反対方向に進み、BさんはAさんと出会うたびに反対方向に進む、というルールを反復します。これだけ見たらまず、うげっとなります。しかし、この問題はパターンを見抜けると途端に簡単な問題に変貌するのです。
2022.10.30 01:00理科も大詰めに。6年理系講座は、あとは地層を終えたら全ての単元が一旦履修されたことになります。まだ演習したりないところも残ってますが、一通り終わりを迎えることになります。本日は気象領域です。地理との関連が深いため、同時にいろんなことを復習できた回となりました。つくづく思うのですが、男性陣は生粋の理系だな、と。なぜなら、社会の時と理科の時の集中の深さが桁違いだからです。笑それでもよくできている方だとは思っていますが。まあ、好きこそものの上手なれとは言います。好きなことにどハマりして学ぶのもいいですね。しかし、2時間ぶっ通しにもかかわらずすごい集中です。小学生恐るべし、です。
2022.10.25 01:00月と太陽。土曜日、小6の理系講座では、月と太陽の位置関係について学びを深めました。この領域は不思議と苦手な子が一定数いて、数年前にも「太陽はどの方角からのぼる?」「東!」「では月は?」「西、、、?」とかいう会話をしたことは久しいです。笑生活感がない理科の認知というのは結構やばいもので、これも机上の学問ばかりやってきた弊害なのか、はたまた生活体験への関心が極端に低いだけなのか、分かりませんが、、、。人の思い込み、というのをいかに正すか?というのが教育の最も大切なところで、何をどれだけ学んだかももちろん大切ですが、いかに自分の思い込みを排除して思考できるか、ということの方が、それを通して一歩引いた視点で考えられる態度をもつことの方が、よっぽど重要かと思います。ああ、...