大濠の一見面倒な文章題は、
パターンを見抜くよい
トレーニングとなります。
小6理系講座は、今日は大濠の算数の
問題の解説です。
その問題の中に以下のような
問題がありました。
H31年度でしたか。
一周243mで、AさんとBさんが、それぞれ
分速75m、分速15mでまず
同じ方向に進みます。
Aさんは、1周するごとに
反対方向に進み、
BさんはAさんと出会うたびに
反対方向に進む、という
ルールを反復します。
これだけ見たらまず、
うげっとなります。
しかし、この問題は
パターンを見抜けると
途端に簡単な問題に
変貌するのです。
(急遽解説を書いたので、
封筒の面ですみません。笑)
さらによく考えると、Bは、
進もうとする方向に向かって
残っている道のりをもとにして
1/3進んでは1/3戻る
ということを繰り返している
だけであるということに
気づいてゆきます。
私が小学生たちと毎年
大濠の過去問を解くのは、
このような気づきによって、
一見大変そうな問題が
シンプルに解答できる
面白さを体感できる
からなんです。
毎年本当に算数はよく
練られている学校です。
一定のルールで動く問題には
必ず法則性があります。
それゆえ、いつもそれを
見抜こうとする姿勢を
忘れてはなりませんし、
ひいては、それは中学入試、
様々な学校がありますが、
特に難関校を志望すればするほど
必要な視点になってきます。
今日も良い学びの日と
なりました。
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