2020.11.29 01:00半数以上が満点。今回の6年生の模試の社会は比較的簡単だったのでしょう、半数以上の生徒が満点でした。いや、どうなのでしょう、偏差値が出てみなければ正確には分かりませんが、こんなに満点が出る年も珍しく、模試も5分後には退屈そうに見直す様子がみられましたね。算数も2名が満点、9割台も多く、安定した結果を今回も見込めそうです。受験前の模試はこれが最終となります。あとは、来週からラッシュが始まる過去問演習によって、最終的な詰めを行ってゆきます。今年は災害などもあって少し授業が遅れ気味であり、やっと過去問演習という感じですが、この学年の平均的なパフォーマンスは過去最高であり、あとは本番の精神状態を整えてゆくところに落ち着いてゆくでしょう。あと1ヶ月ちょいで入試です。
2020.11.29 01:00開く能力の片鱗。小5は、今回の模試はかなり順位変動が大きく、それぞれがよく頑張った結果であったと思います。今回最も驚いたのは、結構難易度が高く、これはやばいかな‥と思っていた算数のテストで満点を取ってきた猛者がいたということです。わたしが見てもこれは難易度かなりのものだなと思っていましたが、まさか満点が出るとは‥。さらにいえば、280点くらいで燻っていた子たちの中にも今回でようやく300点を超えて、8割が視野に入ってきた子も5年生は増えてきました。8割を超え始めますと、成績の上がり方が変わってきます。9割も間近になります。やはり5年生の課題はまだまだ国語にありそうです。もうひと押しです。なかなか上がりにくい教科ですが、まずは解いたことがある問題の復習をきちんとすること...
2020.11.28 01:00幼い思想からの脱却。中学生の勉強スタイルを見ると、賢いのに幼い、という表現がピッタリくる子がまだ少なくはありません。分かりやすく言うと、目的や目標がはっきりしないまま好き嫌いの価値観、やりたいかやりたくないかの気分で勉強している子がいるということです。分かんないことをゼロにしておくまで落ち着かないとか、誰かを出し抜いて自分が一位になろうとか、それくらいの気合いで毎日毎日、学校からの宿題の後にルーティンとしての勉強と、補強としての勉強を当たり前のこととしてやるような、そのような姿勢のある子はさほど多くはありません。自分がその時やりたいことを優先しすぎて、本質的にやっておいた方がよいことに行動を向けられない弱さがある限り、自分の天井をぶち壊して変革するほどの成果は得られません...
2020.11.28 01:00算数総合テスト@小4今日は小4の算数総合テストでした。昨年度に使った問題もかなり質が良かったので一部数字を変えつつやや難化させた形でテストを作りました。今回の最高得点は97点でした。まだ4年生なので、計算領域に大きく傾斜配点をして点数はとりやすくしているのですが、それでも、今までで最高難易度にしたにも関わらず、本当によくできていましたね。ある親御さんに伺いましたが、今回トップだった子は本当に算数にはまりきっていて、かなりの時間を算数に費やして学んでくれているとのこと。好きこそものの上手なれとはよく言ったものですが、現時点でこの出来栄えならば、来年以降のカリキュラムも楽勝かな、と思います。なにより、全体的な傾向ですが、本当に些細な計算ミスが減ってきて、安定的な力を出し切るこ...
2020.11.28 01:00整った習慣と温かい家庭。今日ご面談で素晴らしいお話を伺うことができました。ご面談時には家庭学習については必ず伺うようにしていますが、基本的にどのタイミングで課題をしているか、そして、どれくらい時間がかかっているか、どこでどのようにやっているか、などを伺っています。「課題は、学校の宿題の後に何をするかを決めてやる。」これは、大前提のように見えて結構できてないことが多い習慣です。どこかで貯めた後にやる、授業直前にやる、というのが大半のケースですが、相当捌けない子以外はそのやり方は消化不良となります。能力相応の結果が出ない中学生なんかはほとんど同じ学習スタイルなのではないでしょうか??やはり、学校課題と抱き合わせて毎日計画的にやるのがベストです。そしてなにより、ご家族で楽しみながら...
2020.11.27 01:00何でも知っている良い錯覚。5年の地理は、あと2領域で全て完了します。もうこの段階に入ると知らないことが少なくなり、授業の内容を聞いているとどこかで聞いたことがあるようなそんな感覚になる子も多くいるのではないかと思います。真面目にコツコツ学んできた子は、間違いなくそう感じているでしょう。そう、何でも学びはじめが重要であり、後で学ぶことは前に学んだことの連続性の中にあるのです。このレベルで学んでいると、めちゃめちゃ楽しいんですよね。何をやっても新しいことがどんどん自分に吸収されてゆく感覚になりますから。
2020.11.27 01:00超しつこく英語。中1と中2は、ジャック21と新中問演習編を全て一から全て解きまくるというイベントがスタートしています。毎日毎日英語漬けの時間を過ごしてもらえたらと思います。特にジャックはすごいしつこいので解いてゆく中で自然にできるようになっているというすごい感じの教材です。得意な子も、ぜひ自分の知識のエラーの発見に活用してみてください。英語は、中途半端なままにしておくと全く成績が上がらないどころかだんだん下がってゆきます。常に満点近い水準を推移しておく必要がある教科です。しつこくしつこく、学んでゆきましょう。
2020.11.26 01:00腐らず挑む素直さの重要性。どうしても勉強が難しくて悩む時期もありますが、私はそのような子には素直さと真摯さが伴う限り丁寧に向き合っています。少しでも向上が見られれば褒めますし、本人が頑張ろうと思って、できるところまではやろうと、しっかり取り組んでくれたならば、もう一段上の次元にのぼるための手立てを講じてゆきます。また、うちは月曜日は祝日になりやすいため、月曜日は勉強が苦手な小学生のために時間を開放していますが、その時間もやはり、その時間までに自分ができるところまでやってきて、どうしても分からなかったことをどうしたらいいか分からない、という子に対してしか補強としての指導はしていません。全てやり終えていることを確認して初めて追加の指導を始めます。以前にもブログに書きましたが、ただっ...
2020.11.26 01:00知らないことを知りたい欲。今日の中3の模試の中で、その学年の子は知らないのに、知っていたら格段に楽になる技術が隠されていました。それを知りたい子のために、土曜日はそのテクニックについて講座を行うことにしました。知りたい、と言われると弱いです。もっと先を見据えて、自分のためになると確信をしているんですよね。素晴らしいその眼に反応せざるをえず、いい子達だな、と心から思いました。まだまだ、さまざまな問題に向き合う中で、この子たちの思考の次元は一段も二段も上がってゆくと思っています。
2020.11.26 01:00文章の骨格を掴む。意味段落の区切れをイメージできると、どこに話題があり、どこがそれを補強する具体例であり、どこにまとめがあるのか、くっきりと立体的に見えるようになります。その基礎はすでに4年生の学びの中にも存在しており、問題は簡単ながら、単に解けるという以上の理解を指導者の側から促すことが既に重要になってきています。単なる抜き出し、単なる記号問題でも、感覚的にそう思うとか、字数が合うからとか、そんな浅い思考でとりあえず正解しているうちはまだまだ改善点が多いです。なぜなのか?を突き詰められ、どう考えるべきか?を技術的に捉えられることが、この学年を成功させるための重要な基礎となります。毎回授業で取り組んだ文章題を改めておうちでも取り組んでもらっていますが、それは塾で指導され...
2020.11.25 01:00漢字テスト全員合格。小5は、おそらく学年始まって初の全員漢字合格となりました。どう発破かけてもなかなか全員合格を達成しないので、罰規定をもうけたら翌週で全員合格してくるとは…とりあえずは及第点ですが、しかしながら自分で考えて対策して満点とれるようにならないと、結局罰が嫌だから学ぶなんていうテンションで進学校では学び抜けません。これはきっかけにすぎず、ある程度合格点を取るリズムに慣れたら罰規定を廃して、自分の目的意識で、対策も工夫して時短をし、取り組めるようにしてもらいたいと思っています。しかし、おとなしい学年ほど、こういった罰規定を設けることで一気に成果を上げることが多く、良いようにみられたいという気持ちも、もしかしたら子どもの中に人一倍ある表れでもあるのかな、なんて考え...
2020.11.25 01:00完全に信用できる教材。中2から中3の過渡期には、何の教材で過去の復習をしてもらうか結構迷うところです。従来の通年テキストだと時間的に全てをやりこなせないことも多いため、基本完成にはなかなか短期では挑みにくく成果が出るのが遅い傾向があり、やはり薄いのをこなさせることが多い時期です。受験完成期にピンポイントで復習するには、通年テキストくらい細かい問題が多い方が対策しやすいんですけどね。今までで最も信頼をおいているのが、必修新演習夏期テキスト中3の理科社会です。例年、平均点を10〜20点くらい最大で跳ね上がるすごいテキストです。しかも、1週間で一周できるくらい易しいので、取り組みやすいようです。昔はもう少し遅い段階で渡していたのですが、(このテキストは中3の2学期の内容まで含んで...