2022.02.15 01:00サーキットトレーニング。英単語の暗記なんかに効果的なのは、サーキットトレーニングとか呼ばれている暗記法です。サーキットトレーニングとは、短い時間で区切り、繰り返し反復する方法を指し、英単語暗記なんかに効果的です。方法は結構簡単です。今回は英単語に関して。まず、英単語と日本語の対照一覧を作りましょう。(ちなみに塾では私が作成しています)次に、これは覚える能力によるのですが、単語を5個〜10個くらいに区切ってゆきます。一ブロックあたり3分くらいで覚えてみてください。裏紙などに書き殴ってみたり、指でなぞり書きしたり、答えを隠してみたり、あらゆる手段を尽くして頭に馴染ませてゆきます。で、テストをします。これが1番大事な行程です。間違えたものは正の字を書きます。そして、その回でやったブ...
2022.02.06 01:00最近ハマっているYouTube番組。YouTubeは学習の邪魔になるとかいう話もありますが、最近は学習系の番組も充実しており、私も指導に生かせるようにYouTube番組を視聴することが増えてきました。で、最近ハマっているのは上のチャンネルです。英作文が苦手な子とかは見ておくとかなり役立つ表現を見つけることができます。この番組は、ネイティブの視点から英語を解説してくれるので、教科書の表現の誤りとか、日常会話でやりやすい間違いとかを指摘してくれるんですね。かなり面白いです。是非お子様と見てみてください。
2021.10.20 01:00英語書き取りの効能。中学生は、NEW HORIZONの教科書が内容強化、文法強化の両面から強くなったことを背景に、授業時の和訳、そして、和訳した内容を1日5文ずつ書き取り、覚えておきたい単語や表現事項の書き取り練習を毎日行い、週35文プラス単語、表現の練習を徹底させています。これを行うようになったのは、明らかに去年より準拠教材演習のパフォーマンスが1学期間に落ちていたことが背景です。2学期からはかなりその点が改善されて、去年同様にスムーズに進むようになりました。教科書というのは、分かっているようで実は分かっていないことが多く、細かな点への気づきが重要です。ことに英語は、文法的な差異に気づくことが重要であり、何度も触れながら、何度も再認して内面化してゆくプロセスが今まで以上...
2018.09.11 14:27英語に大きな比重を。中1の2学期の英語は、学習時間をしっかりと与えてあげる必要がありますね。私立の子たちには、もう塾で使う時間の大半を英語に費やしてみようということで合意し、課題として貸した学校の復習事項で質問を受けた後は全て英語の時間をかけていくことにしました。Unit5〜6くらいの内容には、それくらいの時間をかける価値があります。形容詞・副詞のボキャブラリーや文法的な語順の問題、Unit4からの名詞・代名詞の複数形、そして三人称単数のsなど、高学年でもミスが多い項目が目白押しになっているのです。正直なところ、ここを軽くクリアーできてしまえば後の内容はもう難しいところが残っていません。それくらい、今扱っている内容は混乱する生徒が多いのは毎年のことです。必ず毎日英語に取り...
2018.07.31 15:25例文分析。英語の問題集、特に標準的な英語の問題集を解き始めるにあたって、例文を分析することが確認問題を解いていく上で最も重要なことです。英語の指導において常に思うことですが、あらゆる英文法を指導するよりむしろ、自分が手持ちの教材を使いこなすにあたって、分からないことをどう分かるように考えていくかという思考の面を指導した方が効率的です。指導者が説明するようなポイントはすでに例文と解説でまとめられていますから。”変化を捉える目”と言いますか。これまで学習してきたことと、新しく習得する文法では一体何が共通していて、どんな点が違っていて、何を習得していくべきかについて確認をできること、これが、自分で学習をする、ということに繋がっていくと思っています。ですから、明日から私...
2017.03.08 14:50英語の教科書活用講座。 中学準備講座英語は、英語の教科書を隈なく理解していくために、どんな方法でどこまでの詳しい予習を行い、教科書のどこをみてトレーニングをし、定期テスト対策がスタートするまでにどんな状態に仕上がっているべきかということを徹底的に叩き込む指導を始めています。 基本的に独学を旨とする際に必要なのは、「家でどのように学習し、どのように自己評価を行うのか」という点だと思っています。特に英語については、予習方法もそうですが、和訳ルールについて、英文⇔日本文の対称性が整った予習ができるからこそ、そのノートが定期テスト対策に生かされるという面があります。 例えば、 I am from America.(私はアメリカ出身です) のような文章であっても、次のような訳...
2016.10.04 14:50理屈で信じる自分の和訳。 中2も、今日までに作成してきた英語の資料の運用をスタートしました。まずは単語の知識のチェックから、和訳の方法の確認、それらを利用した英作文まで。単語を指導する時でさえ、最も汎用性の高い意味だけを覚えるように指示しています。 中1〜中2までひとまず拙い自作資料を運用をして改めて分かったことなのですが、英語の成績が低迷し始める子の和訳には理屈が存在していません。私は、文法英語は実にシステマティックであると同時に、各語句の意味の運用の仕方もそれぞれに筋が通っていて面白いな、とずっと思っています。 理屈が分かると英語の訳も一つ一つ丁寧に考えられるようになりますし、そのことが文法的な指導へ大いに役立つようになります。今日は、中2は全員指導が面白かったと言い...
2016.10.03 14:47できているつもり。 英語の話題が連日続いてしまいます。本日は新しく作った教材を使用して、中1たちの指導からスタートをしていきました。学校ですでに習った単元から様子見で訳をしていってもらっていますが・・・この子たちは学校の授業をやや甘く見ているか、もしくは、学校の授業を都合のいいように解釈して、自分流で良いと思っているか、そのいずれかなのではないか、と驚き切ってしまいました。 New Horizonですと、最近はWhatの文や形容詞などが内容となっている頃だと思いますが、実際に訳させてみると、itもthisもthatも訳が支離滅裂ですし、訳をし分けようという感覚がないということに気付きました。確かに文法テキストで気をつけているうちはある程度大丈夫なのですが、いざ学校の教...
2016.10.02 16:23中3の英語資料の作成完了。 今日も朝からずっと仕事。中3用の英語資料をなんとか仕上げました。指導をしてきて、これまでは”書き”の方に力を注いできた節があります。それゆえ、学校の授業で使用されている教科書の読みについて振り返ってみると、生徒が文をどう読んでいるかよりも、どう分かっているのかに注意がいってしまい、生徒自身による予習能力やその場その場での文法理解能力も含めて、おろそかになっていた面も多いにあった気がする・・・と、そんな反省があります。 英語は、特にコミュニケーションを無視して日本英語式の読解と英作文をやろうとする場合、大切なことはどう読んでいるかなのです。単語の意味を無理やりあてはめて、雰囲気で理解しているのか、あるいはどこで文節を切って、どんな文法を使っているのか...
2016.07.12 15:38静かな日。英語の学校準拠ワークを授業ではほとんど扱わないのです。理由は、簡単すぎるということや、ワークを解く前にしっかり教科書理解が必要だから、暗写してもらって、それを繰り返して文法に慣れてもらって、その後に何もかも分かった状態で演習してほしい、と。 教科書は、暗記するくらい書くといいです。一人で英語を何とかしたいと思っているなら、何としてでも英語は何度も何度も書いて訳をしていくべきだと考えます。 もう英文を覚えてしまえば、教科書を見なくてもさらさらと教科書の英文を書くことができます。それは、自然と英作文能力が身につくこととイコールでもあります。 さて、準拠ワークを行う日は実に静かです。私立の子や中高一貫校の子は学校でもずいぶんチェックを受けてますし、公立は書き...