できているつもり。

 英語の話題が連日続いてしまいます。本日は新しく作った教材を使用して、中1たちの指導からスタートをしていきました。学校ですでに習った単元から様子見で訳をしていってもらっていますが・・・この子たちは学校の授業をやや甘く見ているか、もしくは、学校の授業を都合のいいように解釈して、自分流で良いと思っているか、そのいずれかなのではないか、と驚き切ってしまいました。

 

 New Horizonですと、最近はWhatの文や形容詞などが内容となっている頃だと思いますが、実際に訳させてみると、itもthisもthatも訳が支離滅裂ですし、訳をし分けようという感覚がないということに気付きました。確かに文法テキストで気をつけているうちはある程度大丈夫なのですが、いざ学校の教科書を訳しましょうってなった時に、全く生かされていなかったのです・・・。普段から変なミスがあるな、と全体を見て思っていましたが、全訳を見ればもうその理由は明らかでした。これは一例なのですが、

 

 India is famous for carry.

 誤訳:インドのカレーは有名です。

 正訳:インドはカレーのために(カレーが理由で→カレーで)有名です。

   →be famous forの連語で覚えていくと効率的

 

 「学校の授業はついていけてます!」

 「教科書の意味はわかります!」

 

 子どもの分かっているは、一度疑ってかかることが大切ですね・・・。英語ってこんな風に理解していくんだ!とやっと分かってくれ始めたので、しばらくは教科書重視でやってみようと決心をより強く固めました。

 


kojinkai

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