2019.01.21 16:49自分を見失わないために。基本的なことをお話しします。いつもやることが変わる人は、はっきり言ってどんなに努力をしたとしてもそれが実を結ぶことは少ないでしょう。やる順序が変わる、やるテキストが変わる、ノートがコロコロ変わる、つまりは、ルーティンやルールがない。こういった状態に陥っているならば、すぐに自分の学習を見直すべきでしょう。特に忙しい私立生や、学習がルール付いていない公立生、気をつけてください。成果が出ないと、慌てていろんなことをしなければならないように考えてしまう生徒さんもおります。しかしそれは、越えられない谷に向かってジャンプするとか、遠くを見ながら駆け出して真下の石でつまずくとか、そういう比喩に似ていると言えるでしょう。君たちは、一個の哲学者であり、職人であります。先...
2019.01.21 16:22随筆で使われる言葉。随筆というのは、筆者が思ったままに書いた文章ですから、それは体験に基づいており、読みやすいケースもありますが、そうでないものも少なくはありません。そして、そこで使用される言葉も独特なものがあり、本当の意味でそれを理解するのはなかなか困難なケースもあります。今回小学4年生と一緒に読んでいった文章も、「生きた時間」「死んだも同然の時間」という概念が出てきましたが、読解問題自体はそこを読み飛ばしたとしてもある程度解けるものでした。しかし、実際この時間はその本人にとってはどういう時間なのか?ということを考えることも先々の国語にとっては重要なものとなります。問題を解くというのは、それだけの行為にすぎません。本当の意味で”読もう”という意識を持って、本と対話できる...
2019.01.17 15:29筑紫女学園中合格発表。今年は生徒たちが色々な学校を受験したため、私個人としても色々な学校の分析ができて楽しい一年となりました。特に、福岡の付設・大濠・西南は本当に生徒たちと楽しんで過去問を解いてきました。また、先日の月曜日はもう一人6年生が一人福岡へ乗り込み、受験をしてきて、合格を決めてきてくれました。受験後に塾へ来て、その子は言いました。「先生、算数の大問、1問ないと思って解き忘れちゃった・・・」もうその話を聞いたときに、不謹慎にも笑ってしまったものですが、そんな”ハンディ”を背負ってもあまりある合格でした。3年から通い始め、4年の途中から一時期抜けていましたが、最後の一年でまた、うちで頑張りたいと志新たにし、しっかり頑張り抜いてくれました。素直に、嬉しく思いました。
2019.01.14 16:41複雑な問題を分解する。小学4年生も小学5年生も、本日は国語の読解の記述について説明を行ってゆきました。3行〜4行程度の記述となると、生徒たちはもう嫌がりはしないものの、問題が解けた確証がないものについては確認の手立てを持たずに手を止めてしまうケースもみられています。国語の記述問題を検証するためには、「説明のためになにが必要だろうか?」ということを、記述を書き始める前に考える習慣が必要不可欠です。最も単純には、「主語と述語がととのった文か?※ただし、設問の中に主語がある際は省略可能」というような基準から、例えば小説の問題においては「適切な心情語を考えて書けているか?」ということも一つの絶対基準となります。言い出せば、問題の種別ごとに考えることは異なってきますが、国語の指導にお...
2019.01.09 14:29弘学館中・高入試。今年度は久々に弘学館を受ける生徒さんが数名おりまして、張り切って対策を組んできました。今日は、小学生で1名、中学生で1名、弘学館への合格を決めたというご報告がありました。合格したというのになんかそっけない感じで、それもなんだからしいと言えばらしい感じでした。中学入試は惜しくも届かなかった生徒さんもおりましたが、通う予定であった学校への合格は果たし、改めて中学からスタートを切る形になります。いい学校なんです、是非先生方を信頼なさり、自分の学びの道を、是非、自分自身の手によって切り開くことを忘れずに過ごして欲しいと思います。どこで学ぶかではなく、何をどう学び、学び取るかが一番大切なことなのですから。まだまだ残っている入試があります。みんなで「中学へ行ってか...
2019.01.07 02:43新学期講座スタート。弘学館の受験も終わり、そして冬休みが終わります。ようやく私も新学期のご挨拶をいたします余裕が生じてまいりました。本日より新学期の講座がスタートいたします。また、自習も来ていただいて大丈夫になります。改めて、よろしくお願い申し上げます。代表
2019.01.06 14:27成穎全員合格。とりあえず今年も受験者は全員合格を果たすことができました。附属中学校の内部進学生は外部を受けられないので、その子たちをのぞいて、ではありますが。今年の生徒さんについては、生徒たち自身は結構慌てている子もいたり心配している子もおりましたが、私自身は誰も落ちないだろうという確信がありましたし、予定通りに合格したという感じです。中にはこちらの学校が第一志望で通いたいという生徒さんもおりまして、頑張ってきたこれまでの時間が報われた感じがあったのではないでしょうか。成穎中学校は圏内では比較的簡単に合格できる学校のようにも思われますが、受験者のうちおよそ半数は落ちますし、こちらの学校へ合格できた生徒さんは公立中学へ進学したとしても比較的上位でスタートする子が多く、...
2019.01.04 15:12成穎中入試。あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。さて、授業は昨日13時の小学6年生からスタートをしておりました。そして、本日1月4日は成穎中学校の入学試験日でした。人生初めての入学試験ということで、緊張している子どもも多かったように思われました。どれだけ勉強をしてきても、なかなか通知をもらうまでは実感がわかないものですからね。早い子は小学1年生や2年生からうちに通い続けていた子もおり、入学試験に送り出す時には何か感慨深いものがありました。入試が終わったらすぐに全員塾に集合して問題の検討会を実施しました。すぐに復習して次の学習に活かせるようにするためです。無事試験が終了し、あとは結果を待つだけの生徒さんもおりますが、まだ入学試験本番がこれ...