小学4年生も小学5年生も、本日は
国語の読解の記述について説明を
行ってゆきました。
3行〜4行程度の記述となると、
生徒たちはもう嫌がりはしないものの、
問題が解けた確証がないものについては
確認の手立てを持たずに手を止めてしまう
ケースもみられています。
国語の記述問題を検証するためには、
「説明のためになにが必要だろうか?」という
ことを、記述を書き始める前に考える習慣が
必要不可欠です。
最も単純には、
「主語と述語がととのった文か?
※ただし、設問の中に主語がある際は省略可能」
というような基準から、例えば小説の問題においては
「適切な心情語を考えて書けているか?」
ということも一つの絶対基準となります。
言い出せば、問題の種別ごとに考えることは
異なってきますが、国語の指導においても、
ある意味でのパターン分けというのがあります。
そのような”視点”があるからこそ、自身で、
自身の記述の正しさを検証することができます。
その視点の数は多ければ多いほどよく、それは
数学の公式を覚えていき、使えるタイミングを
見抜ける経験を経て身につけていくことに似ています。
毎週、毎週取り組めば、これから
100単元以上もの問題に取り組むことになります。
流石にここまでしっかりやれば、何もしなかった人より
考え方がしっかりしてくるものです。
中学に上がるとゆっくり国語を指導する時間が
物理的になくなってきますから、小学生の間に
たっぷりと国語の指導はしてあげたいものです。
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