2023.03.31 01:00濃度と平均。新小6算数は濃度算の応用へ。ここも、比が入ってくるとさらに難所の一つになるところですが、今やってるところは比較的易し目な領域です。生徒たちもどんどん情報を整理して問題を解きに回ってゆきます。毎年ここは結構人気のある単元でもあり、サクサクと解答できていました。しばらく割合が連打して、かなりよい仕上がりになってきましたね。来週はいよいよ損益算です。割り増しと割引の割合の合成が上手くいくかが鍵となる領域ですが、この調子ならばサクッと攻略できそうです。当塾、成績がグイッと上がり始めるのは6年の1学期から2学期の境目です。割合、速さといった内容が深く理解され、図形領域への造詣が深くなるこのタイミングがターニングポイントとなるようです。積み上げてきた力が開花する瞬...
2023.03.31 01:00約束記号の問題へ。新小4は、約束記号の問題へ。まず、計算の決まりとして、なぜ掛け算が足し算や引き算より優先されるのか、ということを、2冊のテキストの学習をミックスすることにより解き明かしてゆきます。掛け算は足し算のまとまりであり、まとまった量を先に求めておくことが必要となりますから、当然掛け算は優先されます。それを踏まえてさらに約束記号の問題に踏み込みます。時々福岡県の上位私立の過去問にも入ってくる問題です。初めて考える問題ですから、苦戦する子もいましたが、だんだん慣れてきて、次はどうなんだろう?やってみよう!という雰囲気があって良い感じでした。授業が終わったら、「あー、すごく疲れた…」と言ってて笑ってしまいました。笑まあそうですよね、ぶっ通しで2時間考え続けてましたか...
2023.03.31 01:00次数下げのテクニック。次数下げ、というのは、数学を学ぶ中でも特に数学っぽいテクニックの一つかな、と思います。真面目さを廃し、技術を駆使して代入の操作をとんでもなく楽にしてゆきます。新高1は、今日はこの内容を扱いました。高校2年では、割り算の筆算を駆使してもっと楽に次数下げを実現しますが、その方法も伝授しました。簡単な方法なので、別に出し惜しむ必要もありませんしね。その後は、展開や因数分解の鬼ラッシュです。根本的に、計算が甘い、できていとしても方法が緩い、となると、不自由なんですよね。問題を見た時に、すぐにパターンを構築する頭ができるように、初期の計算トレーニングを「添削してあげる」ことはとても大切だと思います。プロセスは具に見ます。別解に近い優れたプロセスなら評価しますが、...
2023.03.30 01:00be動詞と一般動詞。新中1は、中学準備講座が始まって以来初めての一般動詞の文法演習に挑みました。わざとこれまではbe動詞の文法演習ばかりやり、確実に分かったと思える次元までしつこくしつこく繰り返しました。その間、教科書の書き取りも繰り返させ、一般動詞を含む文も幾度となく書かせました。満を持して、一般動詞に挑んだ次第です。be動詞とは勝手がやや違い、分かってたと思ったのに、という表情も見られましたが、正直中1の導入はそこが鬼門の一つとなっています。また週末は繰り返し一般動詞を扱い、考え方を体に馴染ませてゆきます。しばらくはここの違いをしっかり認識させつつ、4月はゆるやかに複数形に導入し、GW明けからは三人称単数のsまで入り、6月ごろから人称代名詞について仕上げてゆきます。こ...
2023.03.30 01:00一流の記述のために。新5年国語は、記述についての話をしてゆきました。問題は、良問揃いですが、あえて学年は落として教材を用意しています。メリットは、答えとなる中心文を見抜きやすいということ、ほどよく、解答をいじりやすいということ。時に副詞を省略し、時に具体表現を排除し、時に名詞化して文を短くしたりなど、いろんな技を教えるのに、効果的なのです。国語の実力は、答えばかり文字数で追いかけても全く育まれないどころか、実力の育成を阻害する要因にもなるのです。記述をする時、どの中心文を使えばいいのかがわかりやすいレベルからしっかりと入り、その中心文をどう操作するか?を考えられるようになって、初めて複数の文をまとめてゆくあたまが仕上がってゆきます。国語は、使う技術が少ない教科ですが、正し...
2023.03.30 01:00地震波の計算。新中2は、地震と地震波の計算をベースに90分ほど講義と演習を行いました。話しながら、理科が苦手な子たちがどれほどこの内容を分かっていなかったかが分かりました。必ず解き直しまでいきたいので、週末はそこも含めて演習を組んでゆきたいと考えています。考え方のベースが分かれば、どんな問われ方をしても、自分の頭で考えて答えを導くことができます。逆に、言われた、教えられたことしかできない場合、それは身についていないに等しいのです。まあ、そもそも教えられたことですらトレースが怪しい子も世の中には少なくない数いますから、真似しながらやれるだけでもましなのかな、とは思いますが、どこかで、自分でなんでもできると考えて挑むタイミングは必要です。先日中3にも話しました。「もう中...
2023.03.29 01:00「数学をして下さいね。」の呪い。新中3は、演習時間は選択できるようにしています。今週は、演習量としては数学をやや多めに設定し、中1、中2の復習内容を厚くしています。英語は比較内容の完成に向けて演習内容を用意し、それを持って3学期間にやってきた復習を完結させます。この学年は、選ばせると必ず最初に英語を選びます。現に、英語はかなり力が向上したなというのが目に見えて分かるほどミスが極端に減少しました。ふとした振り回しに弱い、というのは中途入塾の子全般に見られて、数学にしろ、英語にしろ、とにかく教えてない過去の内容を含めたところを解く時の様子はまさに、薄氷の上を歩かせるかのようでした。これは結構ガチでいつも思っていたことです。しかし、なんか不思議なくらいミスが減りましたし、解くのも早くなりま...
2023.03.29 01:00算数総合テスト。整数、図形、割合が混合する難所の一つに新小6は挑みました。70点もとれれば結構優秀かな?というレベルで内容を構成しましたが、トップは圧巻の94点でした。よく研究してきましたね。ただ、とれたものより、出来なかったものに目を向けるという方が今は重要かと思います。確かに初見タイプに思える問題も入れましたが、基本的には例題レベルの思考ができれば問題なくクリアできる問題構成にしていました。(ちなみに、中学受験的な勉強してこなかった普通な子は普通20点も取れませんが)全体の講評ですが、計算問題の正答率の向上が見られたのは良かったと思います。まだ、読み間違い、見間違い、計算ミスが連打して点数に結びついていない子もいるのは確かですが、全然気にせず、目の前の間違えた問題...
2023.03.29 01:00導入とアイスブレイク。新4年講座が始動しました。本日は授業の流れの説明と、アイスブレイクを。アイスブレイクというのは、教育ではよくやる手法で、簡単に言えば、ゲームなどを通してコミュニケーションのきっかけを作ってゆくことです。かっこよく言ってますが、結局大富豪を教えただけですが。笑ただ、これをやるかやらないかでは結構生徒間のコミュニケーションや生徒と私のコミュニケーションのあり方が変わるので、小学生相手には必ずやります。心がほぐれてくると、生徒の本質がより見えるようになってきます。結構喋るタイプなんだな、とか、意外とやり始めたら集中力あるんだな、とか、できないことを隠そうとするタイプなんだな、とか。心をほぐして見てから見えたものが実際には本当の子どもの姿で、そこから指導のやり...
2023.03.28 01:00ミスは不理解から起こる。ミス、というのは、計算におけるファクターとしては弱く、往々にして不理解から導かれるものです。たとえば、本日行った移項に関するもの。なぜ、左辺から右辺に項が移ると符合が変わるのか?理解が進むと、演算速度と正確性が飛躍的に上がるので良い指標になります。ゆっくりでも解けたらいい、ではなく、やはり一定の速度を保てるかは重要です。今週は方程式計算の演習も組んでゆき、基本事項を洗い直します。一番早い子でもまだ遅いし、途中式の重要性に気づくには至っていないように思いました。計算は数学の要。特に中途入塾の子にはエネルギーがいる領域かと思いますが、今週いっぱいはしっかり計算を理解することに力を注いでほしいと思います。
2023.03.28 01:00三乗公式利用の応用へ。今日はこちらの公式を利用した最も難しい因数分解の深淵に新高1を徐々に導きます。今年の子たちは理解も早く、使いこなす速度も十分。英語も含めて今日も3時間途切れることなくぶっ放しましたが、3時間以上、4時間でも5時間でもこの子たちは耐えうるでしょう。特に疲れた様子はなく、受験後退屈だったのかむしろ覚醒していたようにも見えました。高校からの内容は特に、内容理解→突破力の育成は必須で、見たことがなくても、ある程度習得してきた技術を使ってなんとかするっていうくらいのエネルギーがいるので、あまり急がず、演習にも時間をかけてゆきます。「どうやるんだろこれ?」「どうやったら楽になるのかな?」と考え方を学べる良問にたくさん出会うことは大切です。今使っているのはニューアク...
2023.03.26 01:00高校生と数列「で」学ぶ。今日は、佐賀清和の子も弘学館の子も漸化式を中心に指導を進めました。数列は、数式操作以前に、数列が具体的に認知されているかを問うのが出発点です。特に漸化式は、基礎段階の式において、具体的にどんな数列となるかが説明できるかがポイントの一つになり、そこからいくつかの技を習得してゆく流れになります。具体認知から始まり、形を自ら導いてゆく、それができるようになったら、さらに複雑なものを自分で組み上げてゆく応用性までを知り、鍛えてゆく、というところまでいきたい。「こうあるべきだ」と思う方向に自由自在に式を組み上げるといった、結論から入り、結論に向かう思考は、数学を学ぶ醍醐味です。仮定と過程に誤りがなければ、自ずと結論に結びつきますから。そう考えると、その後に続く数...