「数学をして下さいね。」の呪い。

新中3は、演習時間は選択できる
ようにしています。

今週は、演習量としては
数学をやや多めに設定し、
中1、中2の復習内容を
厚くしています。
英語は比較内容の完成に向けて
演習内容を用意し、
それを持って3学期間にやってきた
復習を完結させます。

この学年は、選ばせると
必ず最初に英語を選びます。

現に、英語はかなり力が
向上したなというのが
目に見えて分かるほど
ミスが極端に減少しました。


ふとした振り回しに弱い、というのは
中途入塾の子全般に見られて、
数学にしろ、英語にしろ、
とにかく教えてない過去の内容を
含めたところを解く時の
様子はまさに、薄氷の上を
歩かせるかのようでした。
これは結構ガチでいつも
思っていたことです。


しかし、なんか不思議なくらい
ミスが減りましたし、
解くのも早くなりました。

好きなんでしょうね、そう
感じるようになりました。


ただね。英語は好きでいいとして、
やって欲しいのは中1数学なんですよ。笑
数学が中途半端になってる原因は
絶対中1の内容に存在してますから。

突破力を養う源泉はいつも
基礎内容を叩き込む下の学年の
内容にあるのは、小学生も
同じことなのです。

これまで時間をかけて
向き合うことができなかった
中1内容を振り返るチャンスは
とりあえず今あります。

暇時間というか、午前中とか
寝る前とか暇な時間を
使って終わりきるかな?と
思われるギリギリを攻めた
数学の課題を課しました。

これは、終わるのが目標ではなく、
理解し切るのが目標です。
暇なら常に数学してください。
理科社会もいいですが、
とにかく今は数学です。
最早、理科社会が苦手だから
対策しなきゃと思ってる子も
一旦ほどほどにしていていいです、
どうせ夏休みにほとんど
できるようになりますから。

この学年は特に演算能力や
突破力の面で不安を感じる子が
少なくありません。
入試で最も点数ムラが出るのは
数学なのです。
そして、その心配があるのが
この学年です。

いいですか、数学を暇なら
してくださいね。
数学をするのです。

呪いのように何度でも言います。
数学をして下さいね。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ