2020.01.31 01:00どこで学ぶかより大切なこと。今の高校一年の話をしますと、佐賀県一位の子は私立でも附属でも中高一貫でもなく、公立出身の子です。ショッキングにも思えるかもしれませんが、弘法は筆を選ばず、賢さは環境を凌駕して君臨します。中学受験に熱心になりすぎると逆に盲目にもなります。自分は特別であり、賢いのだと錯覚をするのです。私立や附属にいる子も同様で、そこにいるから賢さが担保されるような錯覚に陥ることもあります。学んでいるのは自分自身なのだという当たり前の認識を見失ってね。君は誰なのか?君はどう生きているのか?自分は〇〇だから忙しいとか、あるいは自分は〇〇だから優れているとか、どうでもいい情報はシャットアウトして、自分が向き合うべきことに常に集中することです。学問は見栄で行うものではなく、むしろ...
2020.01.31 01:00小4算数総合テスト。4年生は総合テストでした。今回の最高得点は87点でした。今回のテストは難しい問題も数問入っていましたが、根本的には計算と単位変換が正しく分かっていたかが焦点になっていました。それだけで60点以上あったからです。今回60点を切っていた場合は計算と単位変換に対策が必要ということになります。とはいえ、これから新しいテキストに入り、計算は毎週8ページずつ取り組みますし、単位変換は新しいテキストに入ったらすぐに復習の単元が入ってきます。今回できていなかった場合は、つぎの単元でしっかり学び直せば大丈夫ですし、計算も毎日丁寧に取り組めば力は向上してきます。小学生の力が最も伸びるのは小学5年生からです。苦手なことがまだ残っている子は、新しいテキストに入ってから必ず丁寧...
2020.01.30 01:00算数総合テスト。小5は、本日総合テストでした。速さ、場合の数、空間幾何の三領域から出題です。8割超えが5名おり、1名は9割を超えました。問題数も難易度も前回とあまり変わらないつくりでしたが前回より平均点は向上して75点ほどになりました。来週からは新しいテキストに入ります。次のテキストは中学入試に直結するとても重要な一冊になりますし、中学高校にも直結する内容です。その意味で、とても重要なテキストであるといえます。今週末から第1回を少し先行して取り組んでゆきます。丁寧に取り組み、定石的な解き方をしっかりものにしてゆきましょう。
2020.01.29 01:00火山と火成岩。中1の公立組は本日は数学小テストの後に理科へ。数学は比較的よくできてました。火山についての学習を進めてゆきました。語呂合わせは学校で習ったといいますが、それがどういう意味を持ち、どんなことに役立つのか?そこまで意識してその話を聞けていたかどうか?そこに関して確認を行いました。そして、問題演習の後に英語へ。英語は全体的に8割くらいの完成度で止まっており、不満足な出来です。毎週毎週テーマを与えながら総合演習を進めています。テーマを与えられるたびに復習をきちんとするリズムが重要になります。演習の中で、1ページに1問か2問くらいミスが出ます。本人たちはそのことについてまあまあできていると認識していますが、それは錯覚に過ぎません。全てあっという間に解けるべき問題...
2020.01.29 01:00満点への意識をより強く。小学4年の漢字テスト、本日は漢字満点は3名でした。表裏合わせて満点は2名。覚えるという超基本の学習ができていないということは、学習が単純にスルーされていて詰められていないということの現れであり、しかも今のテキストは全て習った漢字からしか出題がないため、ちょっと頑張れば全て完璧にできるはずです。好き嫌いとか得意苦手ではなく、このくらいの漢字はいつも満点にできますし、全体を見渡しても確実にそれができる子が揃っていると言えます。改めてそのことを授業の中で伝えてゆきました。当たり前のように満点が並ぶように働きかけてゆきます。
2020.01.29 01:00実力テストの結果。附属中の子たちが実力テストについて話をしていました。俺は、私は、と色んな声が飛び交っていましたが、感想としては、簡単に満足していてあたかも自分がまあまあできていると思ってしまっているところが気になりました。もちろん、当初から比べて点数の伸びがあった子は努力の成果を褒めましたが、元々力がある子が210点とかそこらで満足しているようならそれは誤りなのです。210点台というのは、9割に届いていない教科が二教科〜三教科くらいはあり、あるいは8割に届いていない教科が存在する可能性があることも示しています。私は、小学生期から見ていますから生徒の半数は225点以上、すなわち平均9割を突破できる力を備えていると今も思っています。頑張りが足りないのではありません。できな...
2020.01.28 01:00英単語テストを満点に。小6は本日はじめての英単語テストを行いました。満点0名。このテストがいかに大切か前回重々伝えたつもりでしたが伝わり切れていなかったようです。漢字は書けなくても読めたり、ある程度平仮名で代替して誤魔化せますが、英語は実際に書く機会が多く、英単語がそもそも書けないならば詰んでしまうことも多いのです。だから、ちょっと間違えたとかそういうレベルでなく、常に満点を取り続けるべきであり、テスト範囲がたった1ページしかないのに満点を取れないなんてありえないのです。中学準備の位置付けですが、それはある程度手を抜いていいという意味ではありません。心構えを新たに、より高いイメージを持つための準備なのです。そこを履き違えず、毎週毎週の学習に向き合いたいですね。
2020.01.26 01:00右ねじの法則とフレミングと。右手だったり左手だったり、なんか中2の磁力線の分野は法則法則言いながらその根拠が希薄なまま覚えているだけの子も少なくはありません。本日は、右ねじの法則一つだけで全ての法則を統一的に理解する授業を行いました。これをきちんと理解すると、なぜコイルは巻き数を増やすと磁界の力が強くなるのかとか、導線のブランコやモーターの回転する向きとかがはっきりわかるようになります。今日は中1の子も一緒に授業を聞いている子もいましたが、しっくりきたようでコイルへの理解が深まったようでした。正しく原理を理解する目を大切にしてほしいです。イェーイ的に左手をかざしたところで、答えは見えても本質は見えません。正しく認識できる力がある子は、やはり物事を正しく認識すべきです。
2020.01.26 01:00学習を快感に変える習慣。高校生の子と話をしていました。「先日色々考えてから、暗記に学習時間の半分ほどをかけるようになってから、毎回学習時間のはじめに必ず暗記の時間をとるようになったんですけど、毎回やっているとなんか快感を覚えるようになりました。着実に自分は進んでるって感じがして。」良い気づきだと思います。暗記は、いや、暗記という言い方をすると何も考えずに言葉の表面だけを覚えているように聞こえるのであえてそのような言い方をしたくはないのですが。彼はよく考える男です。多少荒削りな時も、不器用な時もたしかにあるのですが、素直さによって全てが相殺されます。一つ一つ覚えてゆく作業は、彼に今欠けていたコツコツと前進する精神や、一つ一つの知識を精密に理解する精緻さを整えてゆきます。これから...
2020.01.25 01:00確認して落とし込む。地理は中国四国地方へ。わたしが説明しなくても、生徒が説明できるレベルなので本当この世代の地理の完成度は高く極まっています。これまでの授業で、情報過多を防ぐために省いてきた暗記事項も全て覚えていっています。宿題をやっていても、授業資料を見ていても、とても生き生きとしていて楽しそうです。各回50〜60問に及ぶ暗記プリントを現在課しておりますが、それも授業前にはすでに9割以上完成している子もいます。本当によく頑張ってきたのだと思いました。必ず中高でアドバンテージのある考え方や知識を得られたでしょう。来年度は総合問題集で歴史や公民と並行しながら地理もコンスタントに復習してゆく予定です。繰り返し取り組み、学んできたことを何度も確認し直し、知識を増やしてゆきましょ...
2020.01.25 01:00模試の分析。小4、5、中1、2の模試の結果が全て出揃いました。少し考察をしておきます。まず総評です。偏差値60超えが過半数を超えており、従来よりその数が増えました。小5以上の学年に顕著で、長く学んできた子が多い学年ほど結果は高く出ました。4年生はこれから5年のカリキュラムを回してゆくと結果が出てくるでしょう。4年生は、国語の不味さが指摘されます。解答の様子を見ていたところ、本文を読まずに答えたり、解答形式を誤ったりといった初歩的なミスが散見されました。授業時から常々、本文のどこを読んだか線を引いたり、選択肢も一つ一つ消去して丁寧に吟味するようにこの点は個別に指導させていただいておりますが、テストになると全く違う従来の解き方に戻る子もいたようです。模試慣れが必要です...
2020.01.24 01:00英数は毎日取り組もう。小6は中学準備を進めていますが、今日の数学の演習スピードは素晴らしいものがありました。「家で問題解いてきていたのでここは完璧に理解しました。」スピードは、理解度の尺度になります。中学準備講座とは言いながら、今行っているのは中学に上がってから取り組みたい毎日行うべき学習の予行演習です。今年に関しては、才能もそうですが、むしろ努力型の子が多かったので、中学に上がってからは大いに伸びるでしょう。もともと全員280/400点くらいのスタートでしたので、今の実力に到達するまでに本当によく努力してきました。そんな子たちだからこそ、手堅く、丁寧に育ててみようと思っています。