2022.10.30 01:00理科も大詰めに。6年理系講座は、あとは地層を終えたら全ての単元が一旦履修されたことになります。まだ演習したりないところも残ってますが、一通り終わりを迎えることになります。本日は気象領域です。地理との関連が深いため、同時にいろんなことを復習できた回となりました。つくづく思うのですが、男性陣は生粋の理系だな、と。なぜなら、社会の時と理科の時の集中の深さが桁違いだからです。笑それでもよくできている方だとは思っていますが。まあ、好きこそものの上手なれとは言います。好きなことにどハマりして学ぶのもいいですね。しかし、2時間ぶっ通しにもかかわらずすごい集中です。小学生恐るべし、です。
2022.10.30 01:00立体の切断。中1は、立体の切断に突入しました。テキストは、予習シリーズでやり残したページがありましたので、そこから始めてみました。この子たちは一生懸命やってますが、途中から小学生テキストであることを忘れてガチでやってました。笑ここは一般にはそんなに手厚く扱わなくてもいい領域です。中1の発展学習で扱う領域です。しかし、図形の線や面の認知は活用の中で高まるのであって、形式的な計量ばかりやっても認識は高くなりづらいです。図形で大切なのは正確な作図、正確な認識、そして公式の正確な理解と運用の方法がくっついてきます。つまり、前提として認識のあり方が大変重要になっており、作図が正確かどうかというのはその最も根本に位置する事柄になります。やっぱこの学年の弱さは具体的認知の弱さに...
2022.10.29 01:00加速する集中。中2は、数学が中2内容を終え、授業はストップ。英語だけ進めてあとは定期テストへの対策をしています。時間を経るごとに集中力は上がってゆきます。それぞれの苦手なところ、やっておきたいところを優先して、必要に応じて解説もしてゆきます。今回は、過去最大パフォーマンスを出したいと思っています。生徒たちにもその気持ちを共有し、演習段階ですでに最終の詰めの準備を始めておくべきだということ、曖昧なところをとにかく残さないということ、追加で演習すべきところは何かを明確にしておくということ、全ては準備の段階に決まるということ、色々話してゆきました。来週以降も英語だけ進行し、残りはそれぞれの苦手な分野に特化して取り組んでゆきます。完成度を高めてゆきましょう。
2022.10.29 01:00授業後の要求。6年生はあっという間に演習回の内容を終えてゆきました。課題にしてなかった範囲までどんどん取り組んでおり、難易度高いハイクラスな問題もがんがんと攻略してゆきます。めちゃくちゃな突破力です。しかし、そこに満足しない生徒もいるのです。授業後にトコトコとやってきて、私に問いかける子がいました。「先生、あれ下さい。」私が早く終わった子向けに難しい問題あげるよと言ってたのを覚えていて、「やっぱり図形がいい?」と聞くと、静かに頷いてました。こう、何か突き抜ける子は特別なわけではなくて、自分からきっかけを掴みにくる感じがいつもあります。どの学年の子を教えていた時も、「これってどういうことですか?」「こういうのもうちょっと解きたいんですけど、ありますか?」「ここがあんま...
2022.10.29 01:00植木算を丁寧に。4年生、思いの外植木算に苦戦している最中です。量の感覚を具体的にイメージできていないことに起因していますが、何度も作図をしなが、なんとか具体的になるようにこちらも努力しています。それでも、不思議な計算をする子がたえず、本格的に悩み始めています。笑しかし、まだ4年生。しつこくしつこく作図して認識を正すしかないかと思ってます。来週は総合回なので本当は問題集を演習するのですが、来週は徹底的に植木算をやります。かけ算や割り算の概念、個数の数え方について学べるいい機会だからです。
2022.10.28 01:00理由を問う思考の大切さ。地理はよく暗記と言われます。私は一定程度はそうだと考えます。5年生の1学期は、大半を暗記に費やします。ここは耐えてください、とかなりの知識をぶち込みます。この時点で中学生を超える地理的知識を習得します。今の5年生の子は中学生の一般的な子たちよりもはるかに知識を持っています。ところが、それ以降は生徒は無理矢理覚えるという意識がだんだんなくなってきます。知識の半分以上は既に入っており、それはなぜなのか?という思考のスイッチが入り始めるからです。いわゆる、ロールプレイングゲームの2周目のような感覚です。うちは地理を大きく3期に分けて指導しています。1期は、地名、地形、地域の特色の暗記。2期は、産業別に見た各論。ここで、覚えてきた地形の知識なども駆使して、なぜ...
2022.10.28 01:00仮定法について。新課程から入ってきた仮定法。当初は中学生にはどうか?と議論していた人もいた文法です。しかし、原理としては、Could you〜?から始まる疑問文のあり方に類似しています。これは、社会で距離が比較的遠い相手に使う言葉です。丁寧、という言い方にはやや語弊があるように思われます。そしてこの文法の訳は現在の訳で行いますよね。過去形とは、現実から離れていることを示す表現です。離れている、といえば、thisとthatの時間軸もそう。前者は今を表し、後者は過去を表します。英語は、近いものを現在、遠いものを過去と表す用法がありまして、それは日本語にも同じようなところがありますよね。あの頃、あの時、のような。仮定法については、過去形に変えることによって現実との乖離を表現...
2022.10.26 01:00謎解き推理。小5は、算数はいつもと色が違い、推理の内容でした。入試出題頻度としてはさほど少なくはなく、難易度高い問題には的確な整理法が助けになります。「もっとやりやすい方法があるなら早く知りたかったな…」私は小学生の時には、方法については塾の先生からは教えてもらえず、どんな特殊算も、推理問題も、全て独学の無理矢理で解いていました。今の子たちからすれば私のあの頃の超破天荒というか、ゴリ押しというか、そんな方法は理解しがたいかと思います汗。結果的に、「え、こんなシンプルな整理法があったのか!」と大人になって知り、こんな考え方ができたなら、もっと難しい問題にもチャレンジできただろうに…とも思ったものです。そんな適切な教育機会が田舎の子にも奪われないようにと考えたのが、そ...
2022.10.26 01:00試験対策ファーストステージ。11月を前に、定期テスト対策の準備段階に突入しています。すでに中2内容は授業内でほぼ終えてしまいましたので、授業時間の半分は英語の解説と演習に、残りは各自苦手な領域の対策に費やしています。この時期に一番やっておきたいのは国数英3科目ですね。これらを直前対策まで引っ張っているようでは下手くそすぎます。こんなのは日常的になんとかすべき教科であって、試験直前に慌てて対策すべき教科では絶対にありません。というか、ほとんどの時間を費やして国数英に取り組んでもいいくらいなのです。理科社会は、寝る前に読み直して復習することを心がけて、週末にまとめや演習をするくらいで十分に間に合います。理科や社会が苦手だな、と思っても、学習は国数英に傾斜して良いです。むしろ、直前期に...
2022.10.25 01:00価数。中3は今価数について周期表に基づきながら学習を進めています。特に多原子イオンについてはなぜその価数になるのか分からないまま、そのまま覚えてしまうこともしばしば。従って、その考え方を根本からマスターしてもらうべく、特にこれから理系に進みたい子、これまで化学が苦手だった子、あらゆる子に向けて化学基礎を叩き込んでいます。この時に、中2の時の化学反応に関する内容もふまえなければなりません。中1の内容も同様です。化学もまた数学同様に体系的な学習が可能だからです。基本の価数は周期表を参照しつつある程度覚えてしまいます。この時点で、たとえば、CuOなどは、Oが-2なので、Cuは+2と考えることができ、酸によって液中に溶解したならば、2価の陽イオンになりうると推定する...
2022.10.25 01:00月と太陽。土曜日、小6の理系講座では、月と太陽の位置関係について学びを深めました。この領域は不思議と苦手な子が一定数いて、数年前にも「太陽はどの方角からのぼる?」「東!」「では月は?」「西、、、?」とかいう会話をしたことは久しいです。笑生活感がない理科の認知というのは結構やばいもので、これも机上の学問ばかりやってきた弊害なのか、はたまた生活体験への関心が極端に低いだけなのか、分かりませんが、、、。人の思い込み、というのをいかに正すか?というのが教育の最も大切なところで、何をどれだけ学んだかももちろん大切ですが、いかに自分の思い込みを排除して思考できるか、ということの方が、それを通して一歩引いた視点で考えられる態度をもつことの方が、よっぽど重要かと思います。ああ、...
2022.10.22 01:00空いた時間の使い方。今日、中学2年生の指導は数学は中2内容にかたがついたので、英語をやってからは個々に演習の時間をとりました。ある意味これは一つの観察でもありました。私立の子たちはほとんど英語をしてました。公立トップの子は数学の問題を所望していたので指示しました。附属の子は英語をやったり、数学をやったり、漢文を完成させにいってました。通塾経験が長い子、私の考え方を理解している子がほとんどで、さすがの動きだったと思います。勉強が苦手な子は等しく、すぐに理科や社会の問題演習に移行しました。この授業の後、来月のお便りを見せました。そこには、「国数英の重要性」を説明するコラムを生徒向けに書いていました。これが、今日の一連の流れでした。基本的に、テスト前でもないこの時期は国数英を完...