6年生はあっという間に演習回の
内容を終えてゆきました。
課題にしてなかった範囲まで
どんどん取り組んでおり、
難易度高いハイクラスな
問題もがんがんと攻略してゆきます。
めちゃくちゃな突破力です。
しかし、そこに満足しない生徒も
いるのです。
授業後にトコトコとやってきて、
私に問いかける子がいました。
「先生、あれ下さい。」
私が早く終わった子向けに
難しい問題あげるよと
言ってたのを覚えていて、
「やっぱり図形がいい?」と聞くと、
静かに頷いてました。
こう、何か突き抜ける子は
特別なわけではなくて、
自分からきっかけを
掴みにくる感じがいつもあります。
どの学年の子を教えていた時も、
「これってどういうことですか?」
「こういうのもうちょっと
解きたいんですけど、ありますか?」
「ここがあんまり
しっくりこないんですけど
どうしたらいいですか?」
即時解決を求める感覚。
毎回納得をしなければならない
徹底した認識の整え。
中学生、高校生問わず、
この子は成績落とさないだろうなと
思える子はいつも疑問を
疑問のまま残さずに、
もっとやっておきたい問題への
課題意識が明確になっており、
一緒にやっても1人でやっても、
意識が高いんですよね。
だからこそ、褒める誉めないを超えた
高い次元で、学問への対話が成り立ちます。
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