2021.06.30 01:00時に応じた学び方。中1の子たちの中間試験、期末試験の学びの姿を見ていると、やはり長く通塾していた子たちの学びの姿は安定しています。試験対策はやはり点取りに動くので、何に重きを置いて学ぶかによって効率性が全く違ってきます。なぜ今それをやるの?それは今やる必要があるの?あるいは、それをやる以前にやるべきことがあるのでは?突っ込みどころのまだまだある学年です。動きに迷いがあったり、それゆえに頭にまだ入りきってない内容があるにも関わらず漫然と問題点を解く子もまだまだいますね。定期テスト対策は、常日頃から丁寧にインプットを重ねて、小テスト群を丁寧に満点にし続けて、直前期には猛烈にアウトプットを繰り返す、緩急が必要になります。作戦と実行。この時期には何をすべきか?どんな風にやるべき...
2021.06.30 01:00突破力。今日は予習シリーズ5年上の最終単元でした。これまでこの学年は、教えた問題以外はなかなか自分で考えて突破することが難しいくらい算数は苦手とする子が多かったのですが、なんとか考えて、自力で突破する力が身に付いてきているようです。前回前々回の模試でも、心配していた国語の平均点や偏差値も向上しており、苦労の末に何とか形になってきているのを感じています。突破力の根底にあるのは、積み重ねてきた基礎です。当然できるべきことを何度もこなし、刃を鋭利にしてゆく積み重ねです。難しいことを、無理矢理覚えるのとは違う、今持つ力で、扉を開いてゆく感じが応用問題の解答には必須の力なのです。そこを履き違えると、中高でうまくいきません。歴代でも群を抜いて苦労してきた学年の一つですが、...
2021.06.29 01:00自分の人生に責任を持つ時。高校受験期や、それから先の高校生の時期には、どうしても、自分の人生をみずから引き受けているという感覚が実感としてわき始めます。というより、これを感じて生きていないならば、何かしら欠けているといえます。最後は自分の毎日、自分の力、それらと、自分を引き上げようとしている人々との相互関係で自分が高まっていくことを実感しながら自立してゆきます。高校生で成績を上げきれない子は根本的にそこが甘く、何時間かけても、何十時間かけても自分を変えてゆく意識が欠けているのです。自分ほど変えやすいものはないのに、自分すら変えられずに人に影響を与えるなど不可能です。自分ならばできると自信を持っても良いです。しかし、それは実力行使によるのであり、徹底的な自己否定によるのです。自分...
2021.06.26 01:00フォッサマグナと日本列島。本日5年生はフォッサマグナについて学んでゆきました。日本列島ははるか昔ユーラシア大陸とくっついており、それが離れた時点ではまだほとんどまっすぐな陸地であり、プレートの働きで曲げられて溝ができ、それがフォッサマグナと呼ばれていました。さらに浸食と堆積を繰り返してその溝が埋まり、また、プレートの働きにより段々と曲げられ、今の日本列島の形が作り上げられてきました。細かくフォッサマグナについて話したのはこの学年が初めてかもしれません。「だから山脈はこの向きにそろってるのかあ!」とか、「だからフォッサマグナのところは火山が多めなのかな?」とか、色々疑問がでてきたようで、気づきのあるよい時間でした。
2021.06.24 01:00倍数、約数の問題。小5は、先週に引き続き、倍数や約数について学んでいます。ここの練度によって、結構そのあとの整数問題のパフォーマンスや、分数の計算のパフォーマンスも変わってくるので、丁寧に内容を押さえてゆきます。出来栄えには安心感があり、みんな算数は好きみたいで依然として好調な状態が続いております。
2021.06.23 01:00インプット時間の比率。難しい内容に取り組む時にほど、インプットの時間は長く取る必要があります。特に私立生の子たちは授業それ自体の難易度も高いため、インプット重視です。そして、これです。
2021.06.23 01:00テスト対策を叩き込む。小6の指導は、単に合格に導くだけでなく、中学につながる学習法を教え込む点にも留意しなければなりません。漢字の学習はかなりハマり始め、合格者も続出しています。ただし、やってない子は普通に不合格していますが。理科や社会も、中学を見据えた方法へ段々と移行します。本格的には準備講座の時に確実に教え込むのですが、特に小学校の難易度を超えている社会については早々に方法を実践していっています。言われたことを言われただけやるのでなく、自身が納得できるまで向き合うというのが今後はより一層大切になってきます。ひいては、中学入試合格よりも大きな意味を持つとも言えます。今週末は模試です。テスト範囲に従って、毎日しっかり取り組みましょう。
2021.06.22 01:00中1の復習スタート。中2は、定期テストが終わったグループから中1の復習をスタートさせています。8月まででちょうど全単元復習を終えてしまう計画です。模試をやって改めて気付きましたが、中1の理科の内容や世界地理の内容がかなり抜けています。定期的に忘れかけたことを覚え直してゆく中で知識は強固なものになります。また、中3と同様に、中2も数学は週末課題の仕組みを導入しました。どうしても授業時にガチガチな復習テストをやるとそれだけで30分吹っ飛ぶのでうちには週末課題の仕組みの方が向いていると思っています。費用対効果、時間対効果を常に意識して、できうる限り家で、自分で解決できることを増やすことによって、短い時間でも効率的にやるというのを目標に時間の使い方を考えています。夏休みが近づいて...
2021.06.20 01:00円と証明の学び。中3は、円の学びを着々と進めます。まだ定期テスト対策期間なので頭の体操程度の短時間の学習ですが、着実に前進させています。テスト明けからは内接四角形や、接弦定理、方べきの定理などを仕上げ、あとは三平方の定理で終了を迎えます。数学はあと少しですね。それを終えたら、今度は英語長文やリスニング、古文、理社の総復習など、やることは山積みです。夏休みはたっぷりやって、高校での学びの布石を打って行きましょう。
2021.06.18 01:00攻める姿勢。知識は、求めるものに吸収されてゆきます。その時にどれだけ実力があったかというのも一つの要素ですが、その時その時でどういう心境で向き合い続けたかが重大な影響を与えてゆきます。今日、私は6年生に対して、これまでの学びの要約を語りました。簡潔で、全てに筋が通る完璧な文章を読み上げました。きちんと学んできた子には、流れが一本筋に繋がる完璧な一着でした。たしかに頷き、たしかに私の目線を一切そらさなかった子が数名いました。学びは修羅です。一瞬一瞬の勝負です。それを見逃さない強い視線が感じられました。
2021.06.18 01:001位になる覚悟。トップに立つ子には、それなりの器があります。目の前には不可能などないという確固たる自信、自分はこれ以上この単元に対してやることはないという努力に基づく確信。やり尽くした者だけが可能になる達観の視点を持ちます。負け癖がつくと、どうしても途中で努力を怠りますし、それなりのところで満足しがちです。しかし、中学生の学ぶ内容などたかが知れています。中学入試よりもはるかに易しいです。改めて、1位になる器の子をもっと育てたい欲求に駆られます。今10位とか20位とかをウロウロしているならば、それはもう能力よりもむしろ精神的なあり方の方が順位に影響を与えています。何を教えるかよりも、何をどう考えるかということの方が重要になります。夏休みがもうすぐ訪れます。数名に打診して...
2021.06.17 01:00算数総合テスト@小5本日5年は、算数の総合テストでした。前回はかなり全員高得点を取れていましたが、今回は結構難しく作っていましたのでそれなりに苦戦していたようです。大濠の過去問を改造したものも一部忍ばせ、配点としては低いものの、格闘もしてもらいました。今回は問題数も多くしていたので、計算ミスも多く出ていました。解説の読み込み、解き直しを丁寧に行い、次に繋げてゆきたいですね。