2024.03.01 01:00基礎作りから丁寧にやる。中学準備講座は、正負の数の四則計算の集大成です。指数が入り、( )が入り、四則混合する、総合的な計算問題に挑みました。正負の数の混合計算は、何から処理するか、どこで区切って計算するか、という観点がきちんと整理されて初めて計算ミスを減らすことができます。基本的なことは本当に繰り返し重要なことを教えて、身につけてもらっています。予習をある程度してきてもらい、不自由だったところをどう考えるか?を授業で考察する形にしていますが、よくその指導の形がはまり、皆充実した数学ライフを送っているようです。既に計算事項は学校の教科書レベルをはるかに超えていますが、入学前のこの子たちは、そんなことおかまいなしに食らいついてきます。それが何とも言えず面白く、どこ...
2024.02.28 01:00正負の数の累乗計算。乗法、除法も大詰めで、6年生たちは累乗を含む計算の応用まで入りました。真面目にコツコツ学んできた中学受験期。計算に苦戦した子たちもそれなりに多かったように記憶していますが、当時に比べればさしたる難易度でもない現在の計算は、生徒たちにとっては楽しいものにも捉えられているようです。例年、ここで苦戦する子は何人かいるようですが、最早準備講座でそこまで急ぐ必要はなく、落ち着いて春休みまでに文字式の組み立て方まで学びきれればいいなと思ってゆっくりと進めています。ミスが出る子は、途中プロセスをきれいに省いてくるので、1行1行過程を確かめながら解くように指示しますが、あまりに途中式に固執しすぎても、能力の飛躍は見込めません。何を省いてもいいか?ということと、絶対踏ん...
2024.02.23 01:00毎日発音を聞いてあげて下さい。6年生は、英語の発音テストを行いました。結構ハッキリと分かります。意識的に練習しているか、サボっているか。しっかり練習できている子は着実に音が良くなっています。正しい音を意識することが、単語を覚えていく上で重要なものとなります。単に書けば覚えられる、ということも確かにありますが、最終的に、音を聞けばある程度正しいスペルを書ける、という次元にないと、覚えることに苦労をすることになります。今後、春休みまでにかけて、正しく単語を書けるようになるためのガイダンスをしてゆきますが、それは音が分かっている前提でのこと。発音に、特にアドバイスはそれほど必要ありません。日々気をつけるべきことは授業中に指摘し続けていますので、逆に何が変化してきたか?を楽しみに聞いてみて...
2024.02.21 01:00全部を究める姿勢。「なぜ、先週研究して欲しいと言った内容を完璧にしてこなかったんですか?」小6は、小テスト後から鋭くツッコミを受けます。意識的に、中学受験期よりも要求水準を上げており、それをしっかり実感して欲しいので、語気も上げてゆきます。この学年は珍しく、平均値の高い学年に育ちました。あまり目立ってできない子がいなくて、努力次第で変化しうる可能性のある子ばかりです。一方で、きちんと努力しなければ平凡なところで終わりかねない危険性を孕んでいる学年でもありました。しっかりねじを締め切る必要があります。来週完璧になっていなければ、恐らく一回めちゃめちゃ叱ると思います。その場で授業を中断して、研究させると思います。一回分授業進度が遅くなるのであまりやりたくない方法ですが、あま...
2024.02.16 01:00音を学ぶ英語。今年の中学準備講座では、英語の書き取り練習はさせていますが、単語テストは行っていません。その代わり、発音テストを徹底して行っています。授業進度は例年ではもっともゆっくりであり、何を教えるかよりも、なにが大切なのか?ということを理解してもらうことに注力して指導を行っています。いずれ自立して英語を学ぶ上でどんなことを考えて学べばいいか、今はそれをゆっくり教えています。ある程度進んだら、今度は単語や英文を書き取れるようになるために必要なことを教えてゆき、方法指導に移行してゆきます。発音テストは、一人一人私の前に座ってもらって、それぞれの発音を添削します。ここが良い、ここを直すと良い、など、アドバイスを行い、「次はここを気をつけているか音を聞くから、練習してみ...
2024.02.14 01:00小学生期の賢さ。「中学以降の成績は、努力によって簡単に逆転する。」こんな話を授業冒頭にしました。小学生の時以上に、高校受験はわからなくていい、というテーマが目の前から少なくなります。与えられたものは完全理解、緩い小テスト結果に対してはより厳しく評価をしなければなりません。これまでの貯金でなんとかなる、これまでのやり方でゆるゆるやる、という感覚を一切排除しなければなりません。ここに、中学準備講座の一つの目標があります。
2024.02.09 01:00初めての発音チェック。今日は、6年生の中学準備講座では初めて発音チェックを入れました。一人一人私の前に座らせて、一音一音正しく発声できているかチェックをしています。よく小学生から英語教室に通わせるべきか?ということを質問されますが、私は別にさして変わらないように思います。語弊がありますが、単に英会話を楽しむ、くらいならば有意な差は見られませんでしたし、逆に何もしていない子の方が素直に一つ一つ大切に習得してくれることが多く、分からないものです。そんな中でも、公文の英語は割とおすすめですけどね。つまり、文法とボキャブラリーをきちんと分かりながらやる、ということにはメリットがあるということです。小学生のうちから英語を、とお考えの場合は、わたしは公文をおすすめすることが多いですね。...
2024.02.07 01:00予習の成果。6年には数学の予習を課しています。決してそればかりに時間をかけず、ほんのり解いてきて、微妙に理解出来ない問題はチェックを入れてきて、よく授業を聞くように、と指導をしました。これは、この学年が初めての試みです。授業スタート段階で、すぐさまテキストについている⭐︎マークを確認しました。うちでは、分からない問題、これから対策したい問題を対象化するためのマークとして定着しているものです。授業自体は、めちゃめちゃスムーズでした。かるーくやってきてもらうだけでこんなにさっさと進められるんだと感動したほどです。今後もしばらくは、学習の1割程度の時間を予習に割いてもらう、的な学習を続けてもらいつつ、その効果を測定、検証してゆきたいと思います。
2024.02.04 01:001日13時間。今日、1人体験に来てくれた子の指導をしました。弘学館生になるのと色々習い事の都合もあり、土曜の、弘学館の先輩が在籍するコースにて初めてお会いしました。実力よりも、思い方、考え方に関心があったので、勉強の傍ら、価値観に触れさせていただきました。印象的だったのは、「算数が大好き」ということ。「MAXの1日の学習時間が13時間もあった」ということ。周囲で聞いていた高校生たちには見習ってほしいなと思いました。笑西高生たちはまだ根本的に勉強量が足りてないので、脳血管がドクドクいうのをこめかみから感じたり、偏頭痛を快感だと思えるほどやり込んでほしいです。まあ、将来的にはそれくらいやってもらいますけどね。志望校が高く、きちんと学んで来た子、そして、合格後もきちんと伸...
2024.02.02 01:00数学の予習。今年の中学準備講座は、数学の予習を課題化しています。(無理してやってくるのではなく、できそうなところをかいつまんでやってきてもらい、理解が難しかったところを授業を聞く目標としてもらう、という趣旨です)私も、小6から中1の過渡期に塾で準備講座を受けましたが、早く学びたい、早く進めたい!という気持ちがどんどん湧き上がっていて、授業を待たずにがんがん先を進める、みたいなことをやっていた記憶があります。予習のやり方を全体に指示してやってもらいましたが、私の目から見ていても、ハッキリ、楽しそうでした。笑「中学からは受け身ではなく攻め!待たずに先をやる!好きなことはとことん極める!」発破かけましたが、その魔法はいつか解けてしまう子もいますし、研究し尽くしてわけわか...
2024.01.26 01:00新たなテキストたち。新中学問題集が改訂されたため、とりあえず一通りそろえました。実際うちで使ってるのは数学だけですが。笑どこが変わってるかな?とか、かんがえながら読み込むのが結構好きだったりします。そして。テキストデザインは、開く時のモチベーションにも繋がるので、意外に重要です。今回の新中問のデザインは、前回よりやや重厚になり、私的にはかなり好みでした。既に、小6の子たちには配布し、中を見てもらえるようにしました。来週からは、「予習」してきてもらいます。ある程度自分で攻めた思考ができるように、6年生たちは予習:復習=2:8くらいになるように課題化しようと思っています。来週1日からは、中学準備講座がスタートします。まだ数席空けておりますので、ご希望の方がいらっしゃればお問い...
2023.11.01 01:00中学準備講座生徒募集について。現在6年生は募集停止していますが、2月の初週より、中学準備講座をスタートしてまいります。中学受験経験の有無に関わらず、1からきちんと鍛えてゆき、スタートアップ段階で、必要なことを教えてゆきます。1つは、英語。近年難化している英語について、中学の教科書、NEW HORIZONを使用し、英語学習に慣れさせてゆきます。英語は、理解、反復、身体化のプロセスが必須で、努力と理解に比例して伸びる教科です。特に、しっかり書かせ、練習させることで基礎的な英語力を養成してゆきます。そして、数学。準備講座においては、基礎計算や概念理解から、文字式の扱い方までを指導し、そのまま通常授業に繋げます。さらに、国語。これについては、ゼミ形式で色々な書物を読みながら、理由説明や、具...