2023.10.29 01:00水溶液攻め。小6理系講座は、今月はずっと水溶液攻めをしています。来月は中和反応が中心になってきます。さて、本日は弘学館の理科の過去問を例に科学的な思考を要する問題に初めて全体で挑みました。未知の内容に対して、対照実験の考察を行う近年のトレンドとなっている問題です。正答率の高さにビックリしましたね。理系講座をスタートしてから、本当に様々な領域を扱い、小4からの復習から実施してきました。私自身理科はかなり好きなので、授業をしていてもとても楽しいです。水溶液は苦戦するかな?と思っていましたが、割とするする全体的に理解が進んでおり、良い仕上がりになってきています。あとは、地学と天体を残し、小学生の全領域が終わります。小学生がこんな風に新しいことを学ぶ機会を得ているのは、本...
2023.10.29 01:00英語を分析する力。中2も、本当熱心に英語を学ぶようになって明らかな変化が見られるようになってきました。時制をミスらない、3単現のsのミスもない、ミスがあるとすれば、単語の未習得、複数形や冠詞のミスくらいにとどまるようになり、それも、回を経るごとにどんどん改善されていっています。日本語から英文をどう組み立てるか、ということについて、個々に本当によく分析ができるようになった証拠です。まだ、定期の書き取り練習が甘い子については成果があまり出ないかな?と思いますが、日々目的を持って取り組めており、その点についてはかなり評価をしています。さて、猛烈に2ヶ月間インプットをし続けてきました。ここから、一気にアウトプットを仕掛けて追い込みです。問題集を解いた時、以前にはなかった快適感を...
2023.10.28 01:00英作文への向き合いかた。中3は、来週で一旦英語の試験範囲が全般終わるので授業をストップします。今日は、ガンディーの最終回でした。英作文の能力はかなり鋭くなり、初見でもがんがん英作文できるようになってきました。私の自作教材は、文型をとりわけ意識して、規則的に日本語を読むことで英作文を可能にしてゆく構成で作成をしていますから、英語の法の規則性をつかむことで英作文が上手に仕上がってゆくよう仕掛けています。直訳で、多少日本語がおかしいところはありますが、生徒たちにとっては最も英作文学習がしやすくなるよう構成をしています。私は中高の英語教員の資格も持っており、旧センター試験も198/200点、英語はめちゃめちゃ好きで、教え続けていますが、実際今教えている世代には一番細かく英語を教えてい...
2023.10.28 01:00謎解き推理。小5は、今日地理総合でした。相変わらずまだ詰めは甘いです。笑というか、授業中のエピソード記憶だけがかなり尖っていて、普通は難問と思われる問題でも、授業中強烈に印象に残っていたものは不思議と解けているのが特徴的でした。まだ、自分の力で詰める力はこれからですね。まあしかし、前回と比べると、対策してない子はいないな、と。その後は算数の推理の領域。高難度の推理問題に挑みましたが、ワンツーフィニッシュを決めたのはこれまで算数苦手めでなかなか点数が伸ばせなかった2人でした。なんというか、最近算数の授業をとても熱心に、攻め気味に聞いている姿が見られるようになった2人です。「聞くのを待つな、聴きながら考えろ」と。私がダラダラ説明している間に例題を読み、解釈し、何を分か...
2023.10.27 01:00私立の先生とお話しして。本日は弘学館の教頭先生においでいただき、少しお話しする機会がありました。本当教頭先生はマメな方で、お忙しい身にも関わらずよくお話しさせていただく機会があって、本当に真剣に教育のことをお考えになられていることがよくわかります。先生とはよく共通の生徒との話題になります。今うちに通塾しながら弘学館に通っている子たちについて、話をするんです。私は、弘学館には、本当に適性がある子はきちんと伸ばしてくれるので、受験予定がなくとも、経済的な余力があれば、そして、生徒がその学校で伸びそうなら必ず勧めています。そして、受験予定はなかったけど、受験して、通わせて、生徒自身が「すべての授業が楽しい!」と嬉しそうに通うのが嬉しいと、親御さんも安心して預けられています。適性があ...
2023.10.27 01:00メモ量、研究量。英語、とりわけ和訳、英作文に力を注ぎ始めてから、私が独自に作成している解説教材を毎週見ていると、私が重要と考えていることをどれだけメモをしているか、というのは確かに重要なことですが、最近はそこに加えて、独自に英作文を仕上げながら研究を積み重ねている子が何人か出てきているようです。英語は、細かいことの積み重ねです。単語さえ分かればいい、英文はニュアンスが分かってなんとなく意味がとれたらいい、と、一ミリでも思うようならどこかのタイミングで綻びが生じ始めます。文法学習のみに偏っても成果は出ませんし、英単語だけ覚えたとしても成果は出ません。生の英文を読み、文法的なもの、細かい品詞的なもの、文構造、それらを自分で判断して理解できる器が育ち、小さな意味に拘り始めら...
2023.10.27 01:00分数と割合。今、小4と小5はほとんど同じ内容を扱っています。それは、分数を利用して、数量の関係を読み解く領域です。今の4年生たちも、来年の本科に入ると、本格的に分数の掛け算割り算を用いた演算に入るわけですが、やってることはほとんど同じです。ここの領域は特に、「量が見えているか?」ということがシビアに問われます。かけるや割るが一度でも逆になるようなら身についてないと言っていいです。また、15の3/5をたとえば求める時、15÷3から入る子もそうです。分かってないのです。惜しいとかもありません。勘違いもありません。分かってないのです。来週もしつこく小テストを行います。割合系は小学算数の要です。
2023.10.26 01:00忘れたりやらなかったりする程度の演習。意識の高さ、という点で、いま塾トップに君臨するのは、弘学館高2、弘学館中1、小6の3名が筆頭に上がります。量をやるとかいう問題ではなく、断トツに、理解してやる、ということが確立していて無駄がないのです。それ以外にも好成績を残す子はいくらでもいますが、いま私が別格だと思っているのはこの辺の子たちです。全て小5以下からの入塾生です。学校の勉強が忙しいとか、全く言い訳しませんし、理解できなければ何時間でも時間をかけますし、力の入れどころ、緩急を知り、自分との付き合い方がよく分かっているのです。やらないときは全然やらないと親御さんから不満が出ることもある子もいましたが、笑やる時は本当に根詰めてやってました。ちなみに中学生高校生は、小学生時から小テストに一切手抜...
2023.10.26 01:00黙々と演習する時間。塾の指導時間に黙々と演習時間をとることは滅多になく、それをやる時にはそれなりの意図や重要性がある単元にかぎっています。必ず身につけさせたいことがあるとき、ということです。また、私がきちんと出来を一つ一つ机間巡視してチェックする意図もあり、やはり、完全に習得させなければならない内容については、そのような方法をとることがあります。基礎がかたい、というのは、メリットにしかなりませんが、そこを任せるに足るならば自宅でやってもらいます。しかし、まだこの学年は全体としてそこを任せるには足りない危うさを持っています。もう少し成長が必要です。しかし、一部の子には伸び代が見られるようになり、そういう子には細かく一人一人評価の言葉をかけるようにしています。声をかけられた子...
2023.10.25 01:00この時期に詰められない危険性。6年生の漢字テストを見てガックリときた子が数名。私はいつも、細かいことほど大切にするように、と口酸っぱく伝え、とりわけ漢字テストについてはいつも満点になるように、と伝えてきたはずですが、どうもその感覚が今週は緩んでいたように思います。小学生段階では、ある程度才能で点数がとれてしまうことも少なくありませんが、段々と、「自分で覚える」「自分で理解する」をサボると中学生以降で成績が上がらなくなることが増えてくるのです。うちの塾では、9割は成績が上がり続けますが、1割は停滞をしています。あんまこういうことを言うのもネガティブなように思われますが。その1割は、決して成績が低い子ではなく、中上位、真ん中よりちょっと上、くらいの子です。努力する目的が希薄なのでしょう...
2023.10.25 01:00英作文演習の2ヶ月。中3は、英作文演習を本格化させてからおよそ2ヶ月が経とうとしています。学校教科書レベルの文法理解に違和感を覚え始めてから、中学3年生だけでなく、中1、中2にも試験的に導入し始めました。結論は、どの学年の、どの上位層の子も、実は教科書レベルの文法ですら完璧ではない、という結論に至りました。なぜなのか?ということを問う視点も希薄で、どう理解したらいいのか?という技術も不足し、よくここまで上位の成績を維持してきたな、と思うくらいに、法に対してチグハグな英語を書く子も多かったんですね。かなり書き慣れて、私の視点も共有されてきて、一度も書いたことがない英文でも、単語さえ与えれば、法として誤りのない日本英語を仕上げられるだけの力は備わってきました。その状態、常に日...
2023.10.25 01:00引用の視点。本を読むことが好きな子、そうでない子、色々いますが、国語の力にそれはそこまで関与しないように思います。国語を教科として見るときには、ですが。読んで、自分なりに解釈する能力は、確かに、読書量がものを言うことも多いですが、それ以前に、質問に答える時に、書き手の言葉を引用する意識が要ります。4年生は、作文を通して自分の考えを表明するチカラはかなりつきました。作文によって、AからCまでの評価を毎回のつけますが、それは全て内容点ではなく、技術点です。おかげで、30字や50字の記述は少ないと感じるほど、よく書けるようになりました。ここが一歩目です。次のステップは、因果関係を踏まえて引用しながら説明をする段階です。記述問題を前に全く手が出ず空欄になったままの子もかな...