この時期に詰められない危険性。

6年生の漢字テストを見て
ガックリときた子が数名。

私はいつも、細かいことほど
大切にするように、と口酸っぱく伝え、
とりわけ漢字テストについては
いつも満点になるように、と
伝えてきたはずですが、
どうもその感覚が今週は
緩んでいたように思います。

小学生段階では、ある程度才能で
点数がとれてしまうことも
少なくありませんが、
段々と、「自分で覚える」
「自分で理解する」をサボると
中学生以降で成績が上がらなくなることが
増えてくるのです。

うちの塾では、9割は成績が
上がり続けますが、
1割は停滞をしています。
あんまこういうことを言うのも
ネガティブなように思われますが。


その1割は、決して成績が
低い子ではなく、中上位、真ん中より
ちょっと上、くらいの子です。
努力する目的が希薄なのでしょう。

学年で下から数えた方が早い子が
いつしか逆転劇を見せることも
少なくありません。


で、大抵小テストで、
2〜3問ができない。
詰めが甘い。完全でない。

完全でないことが常態化するのは、
特に受験生では危険です。


来週からテキストが変わるので、
そのタイミングで改めて
大切なことを伝え直します。

大切な言葉は、何度も気持ちを乗せて
語り続けます。

それに応える素直さがあるか?


どうでもいい、俗世間的な何かに
熱中したりすることも、それはいいとして、
自分はそれなりに選ばれた存在で、
恵まれた存在で、その責任を
果たす、というくらいの気持ちを
持ってもいいのではないかな?と思います。
なぜなら、親御さんの感覚も
ご面談をしながらとても真っ当だと
感じますし、では、成績が微妙なら、
それは、甘えてるんだろうな、と。


1週間すら完璧にならないなら、
1年間、3年間、ひいては、これから先の
6年間や10年間は、きっと
ダラダラしたものになります。

まずは、1週間を整えてください。
それくらい、今回の漢字テストの
仕上がりは、危険性を感じました。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ