2017.10.30 15:35ディクテーション。中学1年生の英語科は、Unitを全部終えて総合的な文法学習に入ってますが、定期テストでなかなか9割に乗らない子もおり、試験的にディクテーションを実施しました。基本的に英語が得意だという子は、教科書のディクテーションをすると一言一句間違わずに書き取ります。暗唱ですらできる子もいます。これは、過去にもずっと試してきてある程度明らかになっていることです。つまり、聞き取りにくかった文でも、この位置にはこの単語がくるはずだという知識からの類推の力とか、根本的な語彙力であるとかが露呈するのです。学校で習った範囲の文法学習も8割方完成してきており、文法学習はこれまで同様復習も含めて継続しながらも、やることが少なくなってきたので、センスの強化やボキャブラリーの強化のた...
2017.10.30 15:02伸び悩む人へ。小学5年生の課題リストにはコラム欄を時折設けており、生徒たちに読んでもらえるようにしています。今週のコラム欄で生徒たちに伝えたのは、「丸つけのタイミングをもっと早くすること」です。特に簡単な計算問題集については、一気に全部してしまって丸つけをするような子もおそらくいるのだと思いますが、一つ終わったら丸をつけるというリズムを必ず作ってください。問題を解く時の意識として、それが果たして合っているのか間違っているのか、それを即座に確認したくなる精神状態というのが基本的には普通の感覚です。ですから、解いている途中に合っているか確認をするのもあっていいことなのです。たったそれだけ、と思うかもしれませんが、そうできているのとできていないのとでは雲泥の差です。意識が...
2017.10.30 14:38模試のお申込み第一号。中学生の模試のお申込み第一号が届きました。まだその子は模試を受けている最中なのでしたが、1日目を終えた段階で、これではいけないと察したのでしょう。また、完璧に仕上げて効果測定をしていくというスタイルが自分にはあっていると、今後の模試についても意欲を見せてくれていました。模試は、継続して受けていくことによって、難易度への慣れや対策の方針、自身の完成度への眼が鍛えられていくところがあります。それはそのまま普段の授業への取り組み方にも繋がってくるところがあります。「完璧だと思っていたけど、まだまだだった。」いや、それに今気づけたなら十分だし、また来月に向けて対策をしていこうという気持ちが高まっているということ自体が重要なことなのだと思います。とりあえず、オー...
2017.10.30 14:29休み時間を削って。「1問分からないところがって、今日絶対に先生に聞こうと思ってたんです!」今日は小テストの解説が早く終わる予定でしたが、思ったよりも解説にかかってしまい、時間が取れず。しかし、休み時間にもかかわらず質問をしてくれて、問題をじっと見つめながら、「そういうことか・・・」と深く心に落とし込んでいるようでした。基本的に何をしても自由にしており、みんなiPadで色々調べたり本を読んだりお話をしたりしていますが、この短い時間こそを有効活用してくれたMさんには、こんな言葉をかけました。「きっとこの一問ができただけでも、良かったと思える日になったと思うよ。それが、一問一問をたいせつにするってことだ。」子どもというのは、なかなかそういう重要な言葉はスルーして頭に残らない傾...
2017.10.29 16:06イオンの基礎。中3はイオンの単元に差し掛かっています。この領域は、そもそもイオンとは何かということが分かっていない生徒が多く、その認識を作っていくところからスタートすべきでありますが、その源泉は、実は中学2年生の領域にあり、それが中1までの学習内容とドッキングして、一気に高校生の化学へと繋がっていきます。中2までで、原子と分子の違いは何か、分子を作るものと作らないもの、という内容を習得します。この、分子を作るものと作らないもの、を実は見落としてしまいがちになります。下手すれば、ちょこっと暗記した後深くも考えずにポイっとしている子もいます。まあ、中学3年生になって学び直しても良いのですが。さらに、純水は電気を通さないことを学習します。中3のイオンはまさに、分子を作らな...
2017.10.29 14:58模試受験の作法。正解していたのに、答えを逆に書いてしまう。分かっているのに、計算の途中の結果を解答用紙に書いてしまう。こういう意識の外から来るミスというのは、単に気をつけるだけでは幼い子たちには改善し難いものがあり、それなりの工夫を要するものとなります。ですから、勝負の場面を適度にもち、自分のミスの傾向を理解していくことでそれを解決していくほかなく、それはまさに自分の意識との戦いと言えるでしょう。”見直し”というのは、単にとき直すことではなく、過去の自分のミスを振り返って、同様のミスがないか検証する作業でもあります。そういう意味で、模試やテストのやり直しというのは、自分のミスの傾向を知るための学習でもあります。一回一回の模試は、一喜一憂するような対象ではなく、自分その...
2017.10.29 14:26訓練の成果。中学3年生の模試も終了しました。試験範囲のトレーニングだけでなく、普段の演習スタイルの見直しなども実施しまして、独自に学習ペースを掴んだことで、結果も向上している様子が伺えます。解答の痕跡も見せてもらいましたが、全体として思考力は十分整ってきており、あとはいかに基本的な知識をアウトプット出来る状態を作っていくかというところに落ち着きそうです。計算の途中式の記述などもそうです。改めて。今回普段の学習から丁寧にやってきた子は、なんと計算ミス0で、元々の思考力も手伝い、苦手だ、嫌だと言っていた数学で過去最高得点をマークしていました。88点は、まあまあの出来だと言えます。個人的には、難解な問題もありましたが、あと4点は押し切って欲しかったところです。まあ、それ...
2017.10.28 12:2110月度模試1日目。本日は私用で午後のお休みを頂いていましたが、午前中は小学生の模試を実施しました。対策をいっぱいやって来ました!という子もおり、結果はそれに比例しており、全体としてよく解答できていましたね。特に、2学期以降授業で指導した内容は全体として9割以上の得点率で、うち3割は満点をマーク。学校の授業や学校の課題、塾での指導や塾の課題の取り組みの効果測定としてはほとんど完璧な水準をマークし、よくみんな努力して厳しい課題にもしっかり食らいついて来て実力をどんどん伸ばして来ていることを実感できました。今回は改めてグッと来ましたよ。今日トップに立った子は、5年生で初めて総合得点9割以上をマークしまして、1ヶ月前のテストから50点近く向上させました。授業の課題の丁寧さを見て...
2017.10.27 15:13中3「システムを考える。」理社の受験までの最終的な完成問題集を中学3年生に渡しました。最後の切り札的な問題集であります。その問題集の意図をコンコンと説明します。・これらの問題集は、毎日ルーティンとしてドリルのように解く問題集である。全てを完答できて当たり前であり、一つでも抜けがあるようならば資料や教科書を当たって見直すべきである。それくらい、全てが基本問題で構成されている。・この問題集は、メイン教材ではなく、サブ教材である。これで受験に必須の知識が全て揃うわけではなく、あくまでも最低限の知識のセットを反復するドリルである。そして、勘違いがないように説明もします。・優先順位は、学校の定期テスト対策である。定期テスト対策の時期にもルーティンは継続するが、この教材がどんどんできて楽し...
2017.10.27 14:27テスト対策。「久々にテスト対策をガチでやったー!なんか楽しかった!」提出されたのは、こんなページが20ページほど。自分で問題を作って、自分で解いたのだそうです。一見効率的ではないようにも思えますが、もしかしたらテキストの言葉を見るたびに一つ一つそうやって疑問を持ちながら読んでいるのかな?なんて考えてもいます。で、よく見ていたのですが、テキストは予習シリーズなのですが、そこにある問題のいくつかは予習シリーズにも掲載されていない問題でした。そこには、地形や気候条件から様々に類推するための原理原則がちりばめられた授業内容が問題として出題されていたのです。過去のプリントやテキストへのメモも参照しながら頑張ってくれていたのでしょう。「〜だから、〜。」さりげなく聞きますが、い...
2017.10.27 14:12幼稚園生と規則性。幼稚園生向けのワークもだんだんと難しくなり、こういった規則性の問題も表れてきます。こういう問題を幼稚園の子たちとやっていると、見覚えのある問題だな〜と思ったら、小学1年生や2年生の問題集だとか、3年生や4年生の決まりを見つける問題で見ているのですよね。今はこのような問題ですが、もう3年生や4年生になればはるか100個先や1000個先の記号まで、分かるようになるんですよね、実感として。う〜ん、人の脳って不思議・・・ですね。