正解していたのに、答えを逆に書いてしまう。
分かっているのに、計算の途中の結果を解答用紙に書いてしまう。
こういう意識の外から来るミスというのは、
単に気をつけるだけでは幼い子たちには改善し難いものがあり、
それなりの工夫を要するものとなります。
ですから、勝負の場面を適度にもち、自分の
ミスの傾向を理解していくことでそれを解決していくほかなく、
それはまさに自分の意識との戦いと言えるでしょう。
”見直し”というのは、単にとき直すことではなく、
過去の自分のミスを振り返って、同様のミスが
ないか検証する作業でもあります。
そういう意味で、模試やテストのやり直しというのは、
自分のミスの傾向を知るための学習でもあります。
一回一回の模試は、一喜一憂するような対象ではなく、
自分そのものを知る機会になるでしょう。
気づけなかった自分の側面に気づける、
知らなかったことを知ることができる、
そういう意識で受けると、意識も変わって来るでしょう。
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