中3「システムを考える。」

理社の受験までの最終的な完成問題集を

中学3年生に渡しました。

最後の切り札的な問題集であります。

その問題集の意図をコンコンと説明します。



・これらの問題集は、毎日ルーティンとして

ドリルのように解く問題集である。

全てを完答できて当たり前であり、

一つでも抜けがあるようならば

資料や教科書を当たって見直すべきである。

それくらい、全てが基本問題で構成されている。


・この問題集は、メイン教材ではなく、

サブ教材である。これで受験に必須の知識が

全て揃うわけではなく、あくまでも最低限の

知識のセットを反復するドリルである。



そして、勘違いがないように説明もします。


・優先順位は、学校の定期テスト対策である。

定期テスト対策の時期にもルーティンは継続するが、

この教材がどんどんできて楽しいからといって

ハマりすぎないこと。


・次の優先順位は、課題テスト対策・模試対策である。

順番にやるのではなく、試験範囲を優先して

周回すること。余裕があったら得意なところから

回ってさっさと完成できるところをやってしまうこと。


・理由なく覚えるような問題がありそうな時があったら、

他人を使ってみてほしい。友人でも、先生でも。

自分で調べても、その調べた内容まで暗記しようと

してしまうケースも多い。

人と対話して具体性が深まることもある。

すでに習い終わっているのに分からないことがある場合は

尚更である。君たちは初学者の一派であり、

義務教育期間の人間なのだから、まだまだ先生を頼って

具体的に学ぼうとする存在であっていい。



そして、最後に。


・これは、100%完成させるための問題集であるが、

システムに関しては一任しようと思う。

全部を完璧に理解して解き抜くことをテーマにしているが、

それを達成しうる演習方法や評価方法は、自分で

考えられると思う人は考えてほしい。

目の前に教材があった時に、どうやったらそれを

自分のものにしていこうとできるのか、これから

教材を高校生になって配布される時も、同じような思考で

問題集や資料に取り組めるように、序盤の計画を

自分で立てられるようになってほしい。

決して惰性でやり続けることは避けよう。

目標や目的意識がいつもある学習であるように、

自分でシステム化してほしい。

そして、先生はそのシステムや結果、努力を評価し、

その上で授業を組み立てよう。



生徒は、ノート数をまずは指定し、

私から渡したプリント以外にも、色々と

まずは仕掛けの面から考え始め、新たに

目標を捉え始めたようです。


あとはもう、突っ走るだけです。

毎日3時間というのは一つの目標です。

本気になっていれば、5時間でもできるでしょう。


どんどん時間は加速していきます。

頭痛がするくらい脳みそに知識を叩き込んでみましょう。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ