2023.05.31 01:00癖のない子。指導していて、ああ、癖がないな、という子は、面白いか面白くないか?面白いんですよ。大きな集団を見ていると、賢い子や癖のある子に目は行きやすいですが、私の場合はですね、癖のない大人しい子の方もガンガン伸びますし、素直に頑張っているなあと評価もします。言われた通りにしなくちゃ!でもなく、自分の頭でもしっかりと考え、ちゃんと前に前に進んでいる、授業中にしっかり反応もしてくれ、復習もしっかりしようとする、習慣がきっちりしている子。私は好きですね。伸びますから。自分でも実感しているのではないかな?と思います。
2023.05.31 01:00やっと家でやれた子の評価。「家でやってきましょうね?」「家でやろうって言ったよね?」「家でやってきてね?」「家でやれって言ったよね?」「次は怒る。絶対やってきて。」と、段階を踏んで叱りから怒りまでくらってきた子は、笑今日は課題をしっかりやってきて、授業前見直しまできちんとやれていました。小テストは一番に解き終わり、一番点数は高く、その後の読解問題もいつもより集中力高くこなせました。スタートアップの評価とテンションは、その指導日の指導時間のモチベーションにも繋がるため、やってるかやってないか、小テストができたかどうか、も含めて、指導時間の価値の受け取り方そのものが根本的に変わります。だから、課題、小テスト対策こそがとても大切なものになります。今日は気分がよかったのか、帰りのさよう...
2023.05.31 01:00整いの美学。英単テストは各回仕上がりは上々となり、社会の小テスト相手にも、「先生は何を問うのだろうか?」という感覚を持ち、問題を解くだけでなく隅々まで読み、理解する視点が育ってきていて、能力の底上げに繋がってます。理科は全体弱めな子が多く、授業内で解説しながら進めます。夏休み、色々考えてますが、確定的に強いと言い切れない国語は対策の対象となりそうです。中3だけは4時間設定して、1時間は国語を各回やって、解説授業をやってもいいかなと思っています。佐賀県の国語は満点突破も可能だからです。加えて、数学も確定的には強くはないので、夏休みの鍛え方がとても重要になるのは目に見えています。特に、国語の記述に対する考え方、選択肢選びの方針、色々含めても、小学生時に真剣ではなかった...
2023.05.30 01:00ホワイトボードシートホワイトボードにシートを貼りました。大分書きやすさと消しやすさが向上しまして、ミスって買ったボードもマシになりました。生徒たちにも好評でしたが、かえたらかえたで事故ってまして、綺麗になりすぎて今度は光を反射しすぎまして笑、1列目の席の字の見え方が微妙になってしまいまして。まあ、全く見えないわけでなく、単に一部反射光が気になるといったところですが、大きく問題にはならなそうです。何より、最後列までの生徒の文字の視認性の向上、文字を消すストレスの軽減が、私のテンションを上げます。明日以降の生徒たちもびっくりするでしょう。楽しみにしててくださいね!
2023.05.27 01:00楽しいを思い出にしない。5年生にとって、地理の授業時間のそれぞれが感じる価値は高くて、みんな熱心に聞いて、楽しんでいるけど、小テストのパフォーマンスは過去最低ランクに悪い。反復学習の不足がそのまま反映されていて、人当たりはいいけど、努力は足りてなくて、もっと詰めさせないといけない。勉強はもっと泥臭いものであり、人を出し抜き、自分だけが知っている事柄、考えられる事柄を増やすような営みであり、勉強に対して攻めた思考を持たないと、効果が上手く表れてきません。普段から口酸っぱく言いますが、小テストこそが重要で、小テストから意図を読み、どんな視点で考えたらいいかを汲み取れることこそが大切。これさえしていればいい、みたいな発想は排除しなければなりません。この学年は本当素直でいい子が多いで...
2023.05.26 01:00「掴み」の授業。今日6年は歴史の一発目です。ここをどう面白く盛るかが結構初期の鍵を握ります。「今日の授業は、歴史の授業の中でも面白くない方の授業です。」とあえて言いました。生徒は結構楽しんでいたので唖然としていながらも、続いてゆく歴史の先に関心を寄せていたようです。重要なところ、なぜ重要なのか?色々お話はしましたが、これからへの期待を込めて、もっと人間はドロドロしていて、自分の利益を求めて、汚らしく行動していた人がいたのだ、と分かるようになる、そして、一部、正義のために行動した人もいた、そんな人間性と人間性のダイナミクスによって歴史は作られてきた、と。支配と抵抗、抑圧と救い、純粋な探求…人間の生々しいドラマから始まり、賢い人間が、どう社会システムを作っていったかを学び...
2023.05.26 01:00複合図形の周りの長さ。凹んでるとこ外に出して、くぼんでるとこがあれば足しといて。みたいな、3行程度の説明で全ておさまれば、小学生の指導は難しくはありません。図形領域は、苦戦する子は本当大変であり、特に4年生は能力によって差がガツンと出やすいところですが、全体指導の後、個別に一つ一つ教えてゆき、「くれぐれも、早く復習してね。必ず。」と、口酸っぱく言いました。楽しくないわけではなく、分かって正解できたら楽しい。それは全ての生徒に共通します。今回の領域は、周りの長さの考え方の最も根本的で、応用的な内容までを扱いました。来年度も扱いますが、できる限り、今タームで完成に近づけたいです。改めて、総合回で同じところを扱って基礎固めをします。分かるという躍動感、楽しさをいつも自分のものにで...
2023.05.26 01:00先生は何を狙ってくるか?中1は、世界地理のミニテストから。すでに学校で習った範囲からのミニテストです。しかし、実力テスト、模試で出題されるところ、あるいは、その単元を理解するためのコアとなる知識事項を整理し、極めて重要なところのみを集めたミニテストです。問題集を解き、問題集を全て解けるからといって、このミニテストが満点になるとは限りません。向き合い、考え、要点整理をし、落とし込む。まとめも具に読み、抜けがないように仕上げる。1位の器がない子は、簡単にミスをします。1位の器は、対策の時から一ミリもミスらない、完全な対策をします。まだ定期テストまでには数回同範囲でのミニテストを実施します。細かく細かく読みこみ、理解する視点を育ててください。
2023.05.25 01:00改めて、覚える奥深さ。覚えることは、学習の基本。これは、生徒全体に毎年口酸っぱく言ってますし、やはり、覚えることにフォーカスして反復できるようになった子は時間を経て全般的な能力が向上してきます。覚えるには、単に取り組む以上の戦略的な時間が必要です。1.対象化何を覚えてないか明確にします。2.意味理解どう考えたらいいか、繰り返し読んだり、具体的に考えたりする過程です。3.反復身体化するまで知識を頭に叩き込みます。4.説明、運用それを使って説明をしたり、応用問題を解きます。どのような理解が足りてなくて分からないのか、という再整理が必要になるプロセス。5.解釈最終的な落とし込み。ここで、基本事項も再整理します。そういうことだったのか、という「ストンと落ちる」経験がここにあります。...
2023.05.24 01:00自立学習の構築。課題は、家でやるもの。家でやれる力は、そのまま自主学習する力に反映されます。自宅でやることが難しい、問題難易度にまだついていけてない、そのようなケースの場合に、月曜日学習会を開いてますが、基本は、やり方を身につけたら早急に卒業し、家で取り組めるようにすべきです。自分でできない、という場合、ほとんどのケースで、解説を読めていない、例題を見直して理解しようとしていない、何からやったら全体が習得されるか判断ができないのです。当然最初は色々教えますが、段々と、「解説読んで一回自分で理解するように。」とか、「この問題は、例題とほぼ一緒だから例題読み直して解き方考えて。」とか、投げるようになってゆきます。最後には、「聞かなきゃ分からないの?違うよね?」と突き放しに...
2023.05.24 01:00正しい思考の積み重ね。6年生の今日の小テストには、チャレンジ問題でこんな問題を追加していました。[0.1.2.3.4.5]の6個の数字のうち3つを使ってできる3桁の3の倍数のうち、小さい方から10個目の数は何か?というものです。一つ前の単元や、今回の単元では、偶数、奇数、5の倍数、4の倍数、3の倍数、9の倍数と学んできましたが、基本的なことはある程度できているようです。しかし。今回の問いは、きちんと組み立てがいるものでした。絞り込みとして、各位の和が3の倍数という条件、そして、百の位が1、2、3、、、と順になるように並べる、これを両立させる必要があったので、どう絞れば最短なのか?ということを、その場で考えることが必要なのでした。入試では、これまで問われたことを組み合わせた新...
2023.05.23 01:006月を前に。中学生の定期テストの時期が迫ってきています。特に、中1の定期テストは本格的に習った内容からのテストになるので、1学期序盤の頑張りがそのまま反映され、しかも、序列がそこで割とくっきり見えるので重要なものとなります。授業は5月末で一旦ストップ。どの学年も本格的にテスト対策期に突入してゆきます。小テストはしてますが、対策具合が微妙な子は少なくなく、満点を取るために何が必要か?ということについて、この1ヶ月は説き続け、具体的な努力に結びつけ、高みを目指してもらいます。普段あまり扱わない国語や理科についても、この1ヶ月はかなり反復させて、学校内容に合わせて習熟させてゆきます。今年は何人上位に食い込めるか、勝負どころです。