2022.08.31 01:00文型の学習。中2は文法事項は比較を残しておおよそ全ての文法を終えました。夏休みラストは文型。英語の五文型を一つ一つ学び、要点を押さえてゆきました。夏休み、本当にたくさんのことを学んできましたが、しっかり復習してついてきた子は能力値がかなり高まり、視界良好です。まだ理社は不安点が残りますが、テストごとにしっかり詰め直してゆけば大丈夫そうな次元にはなったかなと思います。さて、二学期ですが、数学はサクッと確率を終えて、基本的に英語、生物、歴史に強めにフォーカスする感じですか。覚える系に力を注ぎつつ、授業でさらに理屈を補強する感じです。特に歴史は明治史に入りますし、この付近は覚えることが増えがちです。ここをガシっと押さえて来年度の復習の負担を軽減してゆきます。もう、自分の...
2022.08.29 01:00県一斉テストから見えた課題。今日は中3の県一斉テストでした。SAGAテストはまあまあ好調だったようですが、今回のテストはそれよりやや難易度は高く、難問対応力もそれなりに求められるテストでした。まだ採点してませんが、ざくっと所感を述べると、数学はいい感じでした。国語や社会も特筆すべき点はそこまでなかったのですが、何より、明らかに英語と理科に課題が見受けられました。この2科目については、また次回のSAGAテストや県一斉テストに向けて強めに対策がいるかな、と。そんな予感はしていましたので、後期購入教材については、英語の長文や英作文を補強する問題集は割と多めに入れて、理科も発展的なトレーニングを詰める問題集を入れています。なんとなく、学校のテストや業者テストは解けてますが、入試実践レベル...
2022.08.28 01:00やれなくていいことはない。ちょっと教わったことであっても、もともとの解き方で解けるからといって習得をおろそかにしてはいけません。先々必ずその考え方を応用する機会が訪れますから、現状に満足してはいけません。たしかに、特殊な考え方は受け入れ難いところがあるのは事実です。しかし、それは実は先の内容の体系を見渡せば自然なものであり、逆に、その時できていなかったからうまく思考できないということが当然でてくるわけです。頭をクリアにする、習ったことはすぐ使ってみようとする、すぐ使えなければ、どのようにしたら自由自在になるか考える、いつもそんな姿勢を保ってください。
2022.08.28 01:00最終演習。比例反比例の最終演習です。中1たちは、1時間かかると思われていた問題群を30分で突破し、学校によってはまだ方程式も入っていないところもあるなか、良い仕上がりでした。基本の動きが洗練されている、というのはそれだけで美しく、見ていてスッキリとした気持ちになります。私は整っていないのがとても苦手で、いやいや、すぐ机の上教科書でいっぱいにするじゃんって生徒には笑われそうですが、とにかく頭がすっきりしているというのはわたしにはとても重要なことです。生徒たちも、自分なりに内容を消化して、自分のテクニックとして大成してきていることを喜んでいます。こんな整いの感覚を今後も、二学期からも、大切にしてゆきましょう。
2022.08.25 01:00要領のよさ。分からないのに、解決の糸口への選択肢もないのに、なぜそうまで時間をかけて考えたポーズをするのか?長年教えてきて最大の謎が、成績中位層の謎の美意識です。できない、という時には幾つかの思い切りが必要です。一つは、一旦解説を見てしまって何度か解き直して自分のものにすること。もう一つは、割り切って捨ててできることに注力すること。前者の段階で、解説読んでもちんぷんかんぷんならば、すぐさま後者に移行して細かく基礎演習を積んだほうがいい。できない、という時点で、もう2択しかないのかな、と。頭の良し悪しは、この判断力が大部分を占めているように思います。私は生徒によく言います。「課題は、あくまでも学習スケジュールであって、自己判断で基本を積んだほうがいいと判断した場合、...
2022.08.25 01:00最後の一文へのこだわり。4年読書感想文も佳境にさしかかっています。今日も、ラストの一文が決まらずに悶々とする生徒。もう一度読み直してラストを書くも、どこかチープになりがち。あんまこの学年は追い詰めても、自分でどうしたらいいか分からないことも多いので、ちょびっとアドバイス。段々と良い表現を作れるようになってくるでしょう。良い表現を作るには、良い表現に出会う機会もそれなりに必要で、文章への感動体験も血肉になります。まだまだこれからです。人生は長いので、これからもたくさんの文や漫画、雑誌、ドラマに出会って感性豊かな表現を磨いていって欲しいと思っています。
2022.08.25 01:00算数の能力の極まり。6年生は、受験まで5ヶ月を切っています。現在は、予習シリーズを継続しながら、最難関問題集も今年初めて導入して、がしがし解いてもらっています。自分の能力を超えた問題集を与える時には慎重になります。使い方を誤れば、ほとんど身につくものがなく、答え写して終わることもしばしばだからです。しかし、この学年は少数精鋭でほとんどが4年から育ててきた秘蔵っ子たちです。特に、理系男子たちはこの最難関問題集が随分と気に入っているようで、ある程度自由課題のような扱いにもしていますが、すでに解き進めており、時間さえあれば算数をやってます。もともとよく解説を読む子たちでしたが、より一層解説の使い方が上手くなり、解説にすらマーカーが入り、それ自体も読み物として楽しんでいるようです...
2022.08.22 01:00[重要]火曜日の13時から15時までの指導について。いつもお世話になっております。今週の火曜日の授業についてですが、15時までの指導は全て休止にいたします。15時以降の授業は通常通りの実施といたします。身内の葬儀が急遽入りまして、どうしてもそこに出席したく、わがままを承知で申し上げておりますが、火曜日の低学年講座は振替をお願いできたらと思います。月曜日に、個別に低学年講座のご家庭には振替についてのお電話を差し上げます。また、自習関連も全てお休みとしますので、来塾予定であった子たちについてもご容赦いただけますと幸いです。いつもこの時間に来ている子たちについてはご連絡を差し上げます。よろしくお願い申し上げます。代表
2022.08.21 01:00所有格とか所有代名詞とか。中1は、学年最大のテーマに突入しました。代名詞の格に関しての内容です。教科書英語を順々で学んでゆく時にはなんとなくで扱われがちなテーマですが、本当中2や中3ですらできてないことが多くて、8割超えない子は100%この領域はできません。というか、be動詞と一般動詞の区別、3単現のs、複数形、そして代名詞でわけわからないくらい点を落としてるんですよね。これは典型なのですが、中2や中3で通い始める子は意外と後半の内容はなんとか解けるというケースが多いんですよね。しかし、なぜか中1冒頭の内容を解かせるとミスが乱立します。これ、英語をよくわかってないけど型にはめてなんとかやれる領域でなんとか暗記したって感じの力なんですよね。本質的に最も重要なもの、言い換えれば、細...
2022.08.21 01:00徹底的につぶす。今日のラストはお休みが多く、弘学館の子と二人だったので徹底的に指導しました。色々課題なんかもしばらく忙しそうだったので、久々に私自らガンガン手を下した面白い1日になりました。賢い子で、修正と習得が早く、たった3時間程度であっても普通の3週間分に匹敵する指導すら可能になります。目まぐるしく新しいことを語り続け、ここは書き込み方がダメ、この解法は無駄が多い、その判断はいいね、など、細かく指摘を繰り返し、あっという間の時間でした。集団指導から離れて久しい感じでしたが、やはり離れるとやり方に独自性が生じて、それはいい面もあるのですが、苦手な領域が出てくると不器用な動き方が見られるようになり、まだ教え足りていなかった部分が露見しています。進みたい方向にレールを整...
2022.08.20 01:00haveのコアイメージ。簡単な動詞ほど多義的であり、語源からの派生が多く、その深みを捉えることで高校以降の英語にもよい影響が出てきます。今日はhaveについて。have=持っているそのように捉えられがちですが、その意味はhaveの語源が生まれてからかなり後のこと。もともとは、捉えて自分の範囲に置くとか、そのような意味から、なわばりの範囲内に「ある」とか、時空間内に「位置付く」とか、そのような意味が派生しているそうです。have toなんかもその語源の範疇にあり、今日はその意味から、have toとmustの意味の違いについて考え、単なる言葉遊びやパズル的な文法を超えた意味の探究を行ってゆきました。have toは当然、mustは義務。日本国文法に寄せれば、こんな感覚に近いかな...
2022.08.19 01:00努力しないための努力。逆説的ですが、努力する子はいつも無駄な努力をしないことに献身的であるように見えます。勉強は、努力すればするほど報われるものではありません。方向性のずれた量だけの努力は間違いを正すことに繋がらず、いつまでも同じ間違いを続けて、ほとんど意味をなしていないこともしばしば。分からないことが分かる、できないことができる、それが増えることが目的なのに、先に進めることばかりに意識が向いて、何回も同じミスを重ねてしまいます。「同じ間違いをしないためにどうしたらいいのだろうか?」習得には頭が必要です。生徒たちにあらためて言いました。同じミス繰り返して、赤で直すのが好きなら何回だってしたらいいけど、俺は基本そういう無駄な努力嫌いだから一発でそれを解ろうとするし、絶対それを...