理科工作「ビニールわらじを作ろう」

 本日は、4年生3名、1年生1名と一緒に「ビニールわらじ」を作りました。この講座は3年前にも実施したことがありました。その時は小学校1年生の子一人の参加で、二人でじーっとわらじを編み続けるという時間を過ごしました(すごい集中力でした笑)。完成して実際に足に装着してみたときの笑顔が今でも忘れられず、今回3年越しに再度この工作を復活させました。

 

 本日は、ヒモをもとにした位相の問題を、ヒモに親しむためのクイズとして出題しました。早稲田実業中の過去問です。そんなに難しくなかったのですが、頭の中でヒモがぐちゃぐちゃになって分からなくなる子もいて、具体的に絵を描いて少しずつヒモを操作しながらなんとかクイズを解きあげました。

 

 そのあと、ビニールわらじを編み始めました。1年生の子だけでなく、4年生たちも思った以上に大苦戦し、今日たまたま居合わせて手伝ってくださったお母様、本当にありがとうございました・・・とても私一人では4名のわらじを全て完成に至らせることはできなかったでしょう。

 色々手伝いをいたしまして、一番最初に完成させたのは1年生の子でした。実際に履いてみて、そのはき心地の良さに笑みがこぼれます。いや〜とてもいい笑顔だったので、写真になぜ収めておかなかったのか・・・と後悔ばかり募ります^^;なんのために一眼レフを購入したのか・・・と。その後、続いて4年生も続々完成させ、その網目の質感を楽しみました。

 

 「うちが貧乏になったらこのわらじを作ろう!」(その仮説怖い・・・笑)とか、「これ学校に履いて行ったら校長先生なんていうかな?」(なぜ校長先生なの・・・?笑)とか、「これ、1万円で売る!」(商売上手か・・・笑)とか、まあいろんな感想が出てきてそれも含めて面白くもありました。

 

 小学生の間は、私との精神的な距離感も近くなり、授業での質問などもしやすくなったりするので、理科実験などの機会をご利用いただくのも効果的です。ほとんど材料費以外を頂かず、私の趣味で、子どもたちと関わりながらいろんな発見や体験をしていくという機会を持ちたいと思ってやっている講座です。

 

 来月は野外実験を検討しております。詳細が決まり次第、改めてご連絡いたします。ぜひ次回も楽しみにお待ちください^^

 


kojinkai

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