基本的に、漢字や英単語は、
書く習慣というのがまず大切です。
それに、成り立ちや部首の理解、
あるいは、文脈とセットにした理解、
そういったものが複合的に作用して、
暗記というのが成り立っています。
計算は習慣が大切です。
つまんない計算でもコツコツコツコツ
義務教育期にやってきた子は、
だんだんとミスをしなくなります。
公文が強いと思うのは、そこを
地味に?派手に?鍛えてくることで、
結構低学年〜4年くらいまでは
公文を勧めたりもします。
約分くらいまで終えていると、
受験勉強をやる上でのメリットは
大きいと言えます。
それから先は塾からもかなり膨大に
計算を課すようになるので、
そこまでやる必要もなくなります。
同じ暗記にしても、たとえば
理科や社会は、はっきり言って
普段からいかに慣れ親しんだか、
会話に出てくるか、本を読んだか、
など、学問に対する習慣が
ハッキリ問われるように思います。
その場その場の対応で問題集だけ
解くなんていうことでやり切れるような
教科ではない、というのは、
普段から宿題がそんなに出ないから、
というのも一つの理由かもしれません。
中学高校に上がると特に顕著です。
自分の知る賢い人は、
とにかく意識的に普段から教科書を
読んでいましたし、授業前も授業中も授業後も
主体的にその内容について語っていました。
当然、今通う子も同様です。
覚える、というのは、嘘をつけない分野です。
いかにその場で頑張ってるポーズを取っても、
結果が伴っていないうちは、基本自分で
やってないというのは見え透いています。
それを見ていると、その子の底とか、
本気度がはかれるというものです。
やれないのではなく、間違いなく
やっていないだけ、というケースが多い。
高校生みたいに難しい内容もなく、
中学生に対しては特にそう思います。
教科書、読んでみてください。
問題集なんかよりよっぽど難しいことも
書いてありますから、全てを
理解することって本当に難しいです。
自分が何を分かっていないのかな?と
思いながら日々習慣的に、授業を振り返りながら
過ごす時間を持てるだけでも十分。
そんな日々があるから、問題演習が捗るし、
分かっていないことのまとめなんかも、
教科書のこの辺に書いてあったな、なんて
想像力が働き、学習は効率化されます。
あとでどう楽をするか、そんな想像力を
働かせながら、先を見据えて日々を
構造化、習慣化する、これが、
根本的に重要なことだと思います。
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