弘学館の子たちは、
テストも終わり、自由な時間を
過ごせる時期に入りました。
新中1の子は、既に
正負の数の最難関問題に突入。
最終の仕上げに取り掛かっています。
中学受験期によく頑張ってきたんだな、
と思うところが大半、中学受験で
やや不足していた理解事項を
フォローしながらゆうゆうと
難問を泳いで楽しんでいます。
新中2の子は、ほぼ独学で中3数学の研究を
しながらさまざまな学習を
進めました。
この子には、高校への数学を与え、
1ヶ月に一冊研究してもらい、
この年で中学数学を終え切り、
高校数学へ導入しようと思います。
両者に共通しているのは、
中学受験期に鬼のような研究期間が
あったということです。
本気でやれば、この後
ほとんど全てを独学しきる
素地が身につき、
何をやっても楽しいという
素晴らしい時間が待ち構えています。
難問を見つけた時の目の輝き、
挑む姿勢、解決できる喜び、
それは、無からは生じず、
不断の努力によって
得られるものです。
後輩たちにもそうあって欲しいと
いつも願っていますが、
色々できなかった理由を
説明することに終始し、
本物に育つ子の割合は
依然として多くはありません。
苦手です。だから?
自分は実力はあると思う。だから?
できないことをできるようにする
喜びこそが、難問突破力の
礎となります。
具体的な変化がないと
説得力はありません。
苦手かどうかは関係ありませんし、
猛烈な関心、向き合い続け、
考え続けて、突破し続けた経験、
それがあれば、最早
得意不得意など些細な問題というか、
むしろ、不得意だと思っていたことを
得意にできることの方が
面白くうつるようになります。
特に、小学生には時間が溢れています。
分からないことへの突破力を磨くのは
今がベストです。
学年が上がると、
できないことよりも
できそうなことに時間を
傾斜し、確率的に
合格可能性を上げるような
学習を強いられるように
否応なくなってきますから。
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