全学年に向けて。

全体として、覚えるということに
意識が向かない傾向があります。
勉強が好きっていうのと、
結果を出せるというのは、
全く別次元の話です。

小学生では漢字、
中学生では英単語。
基本的に覚える事柄として
過不足のない内容を
与えているつもりです。


なんか、9割取れてれば
合格点だと勝手に
決めてはいないでしょうか?

知ってて当然のことを
覚えずに、その分からなかった1割を
永遠と間違い続けるから、
難関の試験に対応できないのでは
ないのでしょうか?

正答率90%。
これを繰り返し続けてみてください。

1割の出来ないことは、全体の
量が増えるごとに膨らんでゆき、
その繰り返しが、本番での
失敗を導くことに
およそ気付いていないと言えます。


きっちり本番合格を決めてくる子は、
常に万全の態勢で挑み、
常に基本は満点にしてくる、
丁寧な学習の営みが
日々に見られます。
そんな日々を綿々と繰り返して
密度を上げ続けてきたのです。


わたしは、君たちと仲良しこよしで
勉強したいわけではありません。
本気でやりたいというから、
それに応えようとしているだけです。


小学生がやる総合テスト。
時間は40分とか50分とかで
解いてしまいますが、例えば前回の
小5の総合テストは、4時間半かけて
問題を吟味して整理し直して
出題をしています。
毎年レベルが違うので、
毎年作り直しているんです。

本気の子がいるから応えただけ。
やる気ないならその辺の問題を
適当に切り貼りして作りますよ。


そんなこんなで、小テストの類は
特に個々の学習習慣を
丸裸にするものであり、
日々の学び方を見直す
材料にして欲しいと思います。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ