2018.04.25 14:18「終わってきましたよ。」小学校低学年の生徒さんが、渡していましたパズル教材を家で全て終えてきました、と報告をしてくれました。一個一個を丁寧に考えるということや、本当に正しく考えられているのかをちゃんと検証するということの癖をつけてもらいたく始めた教材でしたが、それは算数の普通の問題にも幾分か反映されてきているのを感じます。最初はこれ、次はこれ、最後はこれ・・・ともう授業のリズムにもすっかり慣れており、時計も見ながら取り組めるようになりました。これからまだ1年間は才能開発のために学校準拠教材は行わず、思考力を鍛えたり、考え方が特殊な問題に触れたりなどして、ただ表面的に考えればできるような問題をできるだけ塾では行わず、この先に続いていく学習について、その基礎をしっかりと身につけて...
2018.04.25 14:04試みられる抽象化。今日、小学6年生の国語の演習風景を見ていたのですが、一人の生徒の解答に明らかに”抽象化”を試みた痕跡がありました。あまりに抽象化しすぎていましたので、今回については△の扱いにし、その理由を説明しましたが、「そうやって抽象的にまとめて書こうとする姿勢はとても良い。姿勢は100点満点、完璧だ。」ということも同時に伝えてゆきました。”ただ書き抜いて書く国語”から、”意味を理解してまとめる国語”へと意識がシフトチェンジしたのを目の当たりにし、この子は次のテストでは国語の成績も上がっていくのではないか?と思ってます。”ああ、これでいいのか”って気付くと、国語は伸びるのが加速度的に早くなります。ずっと国語だけ苦手意識を持ってきましたから、ここで一気に仕上げて上位層...
2018.04.24 13:58単語末のeの扱い。中学1年生の序盤で多くあるミスが、単語末のeのつけ忘れです。gameや、likeや、cuteといった単語の最後のeですね。最後にeがつく単語は、その前にある母音を長母音(long vowel)にして読むというのが原則になっています。game→gエイmlike→lアイkcute→cユーtといった感じですね。この辺りはNew Horizonの巻末の方にも発音の規則のページで紹介されています。読み方の規則性と筆記の規則性とをしっかり感覚として分かるようになると、このようなミスも減ります。しかしこれは、理論的に、というよりは、膨大に発音し何度も単語を書きながら、一定のルールがあるということに気付けるくらい自分で取り組んでみる必要性もあるでしょう。今日の小テスト...
2018.04.24 13:44君たちの才能はこんなものじゃない。まだ出来ないことがある子どももいれば、一定程度のことを完璧にこなす子もいます。そのどの子もが、まだ才能を持て余していると考え、いつもその言葉を子どもたちにはかけます。小学6年生であれば、特に。もう、比と図形の拡大縮小を習ってしまえば小学校内容は全て終わってしまう段階にありますが、まだ小学校内容を完璧に習得して応用できる次元には到達していない状態で、まだまだいろんな問題に触れ、技を増やし、楽しめる要素がたくさん残っています。まだ苦戦している整数問題と割合については、来週までかけてじっくりと取り組んでいきます。「ああ、そうすればいいだけなんだ!」ということですっきりと技術が頭に残っていくように、この2週間もしっかり集中して授業内容に向き合っていってほしいと...
2018.04.23 14:47和訳が綺麗です。附属中の子たちの英語の指導風景です。ある生徒さんの和訳を見ていましたが、本当に文法的に綺麗な和訳が並んでおりまして、よくここまでくっきりと整ってきたな・・と惚れ惚れするような和訳を見せてくれています。理解が完璧であることの表れです。しかし、模試ではまだ結果が出ません。それは完全にボキャブラリーが不足していることからきているということが解答用紙を見ていてもはっきりと読み取れます。今年は教科書に掲載されている単語の完全習得を視野に入れ、まずは教科書主義、書き取りだって何度も何度も継続的にやる、そういった当たり前の王道的な方法で、発音も含めて綺麗に仕上げていきます。そろそろ、学校のテストでも、実力テストでももっとはっきりとした結果を私も欲しくなりました。ボキ...
2018.04.23 14:39不定詞の3用法。私立中の子たちが、今日の授業で3用法の全てに触れ終えました。名詞的用法、副詞的用法、形容詞的用法の3つが出てきた時点で、それをどう文章の中で区別して和訳に至るかということについて、今が学習の初期段階にあります。New Horizonにおいては、まずは文の目的語になっているか否かが主題となり、目的語となるものは全て名詞的用法です。形容詞的用法と副詞的用法は、ともに修飾句の扱いになりますから、どの言葉を詳しくするのかによって用法や訳を変化させてゆきますが、それは文によって様々であると言えます。形容詞的用法は特に典型的な使い方が多いため、まずはその形をしっかり理解していくとさらに理解が深まっていくでしょう。Unit3〜5のあたりは割と鬼門になる領域ですから特...
2018.04.23 14:29解けるまで帰らない!!小5が算数を終えたあと、どうしても解けなかった1問があるといって帰りたがらず。5□4□3□2□1=10になるように、□に+、−、×、÷を1回ずつ入れる問題だったのですが、授業終盤で、時間内には終わらなかったのです。「家で考えたらいいじゃん。笑」と言いますが、絶対今解く!と言い張るので、7分くらい机に張り付いて、答えを導きました。「ちなみにその発展系がチャレンジ問題だよ。来週はGWだから、チャレンジ問題は家でやってきてもらおう。お父さんとかお母さんとかと一緒にお家でテーマにして解いてきてもいいよ。」と言うと、「お父さん算数苦手だもんなー。」なんて。なかなか言うじゃないか笑、と思いましたが、きっとご自宅で一つのテーマとして楽しくやってきてくれることでしょう...
2018.04.23 14:21その目の動き、怪しい・・国語を解いているときには、その目の動きからすぐに思考が読めます。今日は小学5年生の国語もありましたが、ある生徒さん、ラストの問題全く本文見ずに感覚で解いていたことを私からすぐに指摘されてました。笑「おーい、それ。本文読んだ?絶対読んでないでしょ。笑感覚で答えないよ。」「エヘヘヘヘ〜バレましたか。分かった!こっちですよね!?」「最初から読みなさい。笑」解いている最中は、生徒の解答よりもむしろ、生徒の目線の方を気にします。小さな教室ならではですが、具に一人一人の目の動きを追いかけることができるのは国語科の指導にとってはとてもやりやすいです。数学は途中式を書きますが、国語は解答プロセスが特に見えにくい教科の一つですから、やはり一人一人の思考の状態がどうである...
2018.04.23 14:10安定期へ。4年生の子たちも授業に随分慣れ、リズムが整って来ました。授業前:課題を提出して読書や宿題小テスト:全員満点でクリア授業:予習シリーズを1題、ウィンパスを1題大体授業の全体の流れがこのような感じです。課題リストの見方も随分掴めてきましたね。ウィンパスまで早く解き終わってしまった子はさっさと次の課題に移っている姿もあり、なかなか捌けた動きになってきました。全部を解ききれていない生徒さんや、やり直しがまだ追いついていない生徒さんは、塾に早めに来た時に一緒に取り組んでゆきましょうね。毎週一定のリズムを刻んでいくこと、つまり、習慣を作っていくことがこの時期の目標の一つです。丁寧に取り組んでくれて、みんな頑張ってくれています。
2018.04.21 15:27課題が少ないー中3の子に水曜日にいっぱい課題を出しましたが、「先生、あれでは少なかったです。あの倍くらいはいけます。」と、返答が返ってきました。「最近とても調子がいいんです。勉強をしていて、いつも前進している感じがあって、何をやっていても本当に楽しいんです。」正直マジかよって思いました。笑普通2日とかで課したことのない量ですたが、気持ちがノッているとこうも違うのか、、と。もっとやりたい、もっとできるようになりたいーもう自分では何を目指しているのか分からないが、目の前のことが楽しいから、習得欲だけ膨張して、本来の学習者の理想形に育ってきている感覚です。毎日しっかりやってきている子の脳内絵図は、指導者にはとてもクリアーに見えます。ここまでが分かっていて、ここからが課題、...
2018.04.21 15:14分配法則を利用して。今日は中1は文字式の計算の領域へ入りました。この領域は、小学生の分配法則的な理解がしっかり整っていることと、中学生における項・係数・次数という概念がしっかりと認知的に捉えられているかということが問われてくる領域です。無理やりそれらを解いていく技術よりは過去とのつながりを意識してやっていくことがとても重要になってきます。ここでは、凡ミスと、認識の誤りとをしっかり区別して考える必要もあります。例えば、4x-x=4としてしまうのは、凡ミスには数えられません。はっきりと、認識が誤っているのです。そういう意味で、この領域は小学生の時の計算技術と、中1の短い期間で習得されたことの総決算のような領域です。頭を、完璧に整えてゆきましょう。来週も計算の領域からスタートで...
2018.04.21 15:04理数講座。土曜講座が終了した後は、理数教科に特化した対策講座を行いました。現在は参加者は2名です。日々の理数を相当理解している子たちにしか通用しない会話で授業を行っていますが、Bテストで偏差値60半ばか、それ以上の子にはちょうどいい内容で行っています。本日の算数はかなり生徒たちはのめり込んで取り組み、普段の授業では見えない実力がはっきり見て取れます。もう常人には一体何の数を扱っているのか全く分からなくなってくるような問題でも、一定の道筋に従って、それが本当にあっているのかどうかも分からないような値を答えですって提示するのには相当な理解と経験が必要になります。基本的な技術の定着の確認を確認することと、実際は正答不正答では測れない本当の実力を確認することは全く別次元...