これまで、公立にしろ私立にしろ、
1位を取る子なんていうのは
珍しくなくなってきた
昨今ですが、そういう子を見ていて
いつも思うことがあります。
1位になりたい子と、
1位である子の違い。
能力面で大きな差があるとは
さほど思いません。
大切なのは、危機察知能力と、
瞬間的な、爆発的な対応力。
やばいと思ったら徹底的に
叩き潰す、それが5時間だろうが
10時間だろうが関係ありません。
とにかく、理解できてないと
思ったら徹底的に叩き潰す
感性が桁違いなのです。
2時間頑張ったから、
3時間頑張ったから、
それは何の意味があるのか?
時間ではない、自分が完全に
使いこなしたと言えるのは
どの次元なのか?
常にそのような自分との対話があり、
自分の尺度をもって学んでいます。
学習は、時間に比例して
成果が上がるわけではありません。
示したグラフのように、
努力量によってゆらゆらと
変化してゆくものです。
幾度かの段階を経て
グンと伸びる性質があります。
最も良い理解の次元を
身体で理解している子は、
何を学ばせてもその次元に
届こうとします。
一種の停滞期のようなものはありますが、
やってもやっても伸びないなって思うのは
自然なことです。
逆に、それを感じていない子は
本気で時間をかけて学んでは
いないと思います。
その壁を超えてみると、
また一段成長が見込めます。
自分はもっとできるはず、という
自分の力を信じてみましょう。
そして、実力が停滞しているならば
チャンスと捉えましょう。
まさに、助走段階なのです。
この後一気に伸びるタイミングが
訪れることでしょう。
そんなものです。
今伸び悩んでいる生徒へ。
学校から帰ってくるのが
6時とか7時と仮定しましょう。
それから食事と風呂を済ませて
9時から12時まで学ぶと
仮定してください。
週に20時間、余計なことを
学んでいるでしょうか?
時には2時3時まで頭かきむしるほど
悩みに悩んだことはあるでしょうか?
ないですよね?
やってないですよね。
やってみてください。
人生変わりますから。
しかし、本気で人生変えようとするくらい
やれる子は少ないです。
だから、1位の子はいつも
安泰なんですけどね。
努力しない君たちのおかげで
地位を確立している人がいると
考えたら、腹が立ちませんか?
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