2019.09.12 01:00増加量と変化の割合。中学2年は、一次関数を。この領域は、基本の理解がモノを言う領域で、考えようによっては最も簡単な領域の一つ。なぜ中学生にこの領域が嫌いな子が多いのか分かりかねるところはありますが、少なくとも小学生時の単位量や割合でつまずいているというのは間違いないことです。決定的にこの領域ができなかった場合、中学でも同様にできないことが多く、指導者は工夫をしいられます。中学生にもなると認識力が上がって、小学生の時より幾分マシになるのですが、しかしながら、やはり苦手でも向き合ってきたか否かという点では、分からないのにほったらかしてきた子の代償は少なくはありません。作業が機械的で、しかし、それにどんな意味があるのか認識しないまま作業工程だけ暗記して乗り切っているケースが少な...
2019.09.12 01:00国語に取り組み続ける。低学年は、国語と算数の両方を50分の時間の範囲で取り組みます。通っている子たちは、国語というとうえーという顔をしていることがこれまでにもありましたが、ずっと解き続けていると意外に簡単だということに気づいたのか、最近ではすすんで国語に取り組んでいます。本当によく集中していますね。時間もこれまでかかっていた時間より10分も短くなりましたし、正答率も上がってきています。小学生は中高生に比べて国語にかけられる時間が多く、上の学年に上がった時に必要な基礎を育てやすいです。そして、国語で意外と大切なのは音読なのかなと思います。音読は、文節の感覚や修飾の感覚、接続の感覚を鍛えます。正しく抑揚をつけて読む、まさにアナウンサー的な読み方は、文の機能を理解していないとなか...
2019.09.11 01:00負けて悔しい気持ちよりも。模試の点数一覧を張り出しました。上の学年に上がるほどこの紙に興味を持ちますが、わたしはこの一覧をただの競争の道具にしてほしくないと思ってもいます。ハッキリ言って、一定以上賢くなると他者との競争に意味はなくなってきます。人と向き合うよりも自分と向き合うことの方が重要になりますし、かしこい者同士の会話はお互いを成長させてゆく種にもなります。人に勝って喜んでいるうちは二流です。段階的に、求めるものは変わるべきです。いつまでも人に勝って喜んでいるならば、どんなに賢い子であってもつまらないと思うのです。まずは、まともにかしこい会話を成立させるだけの基本が必要ですから、基本レベルの模試で一定以上の成果を上げることは要求しています。しかし、それは私にとっては最低限の...
2019.09.11 01:00和差算。小学4年生は、大雨時の振替を利用し、和差算の指導を行いました。中学受験の特殊算は、一見理解に無関係なように見えますが、違いを意識し、合計量を意識し、比率を理解し…と、認識の面に訴求する点で、幅広くいろんな問題を考える基本の感覚を育てますので、一般的な学校教育レベルの問題を考えていくにあたっても相乗効果的な意味を持ちます。算数は、上の学年に上がるほど見えにくいものを数値化して考える側面が強くなりますから、だからこそ、このような特殊算により色々なタイプの思考をしていくことで子どもの認識の力は育ってゆきます。除外して割っておけばよい、補填して割っておけばよい。和差算について言えばそれだけのことなのですが、それだけなのか、と気付くところにポイントがあります。今...
2019.09.11 01:00読解問題の手順。本来、読解問題は、解きながら本文の理解が深まるようにできていますから、読み方、解く順序というのは、明確になっていなければ効果が薄くなるものです。リード文、問題、本文。問題、本文。問題、本文……この順序で読んでいくことで、理解が深まる、本当に良い問題はそのように解くことによって本質にたどり着くようにできています。小学4年生は、この読解順序を改めて指導しまして、頭を作り変えるという段階へ入ってゆきました。テキストは予習シリーズ。よくできている教材です。国語の難易度は高いので全ての学年で、一学年落として教材を渡して指導しています。これからはしばらく、一問ずつ読解指導を行い、どう読んでゆけばよいのかという技術指導を細かく行ってゆきます。今日はその初回でした。代...
2019.09.11 01:00間違い探し。中1、中2は、現在のテキストに加え、書き込みでできる標準テキストを追加し、演習をスタートしました。一問一問を丁寧に潰していくために、解けない、あるいは質問をした、そういう問題について、そこを間違ったまま、空欄にしたままにして間違い探しやなぞなぞの感覚で学べるようにしてゆきました。生徒たちはかなり捌けますし、一週間に相当量をこなす実力も持ってますが、自分ができない「かもしれない」ことに向き合う時間が少ないと、模試を受けてハッキリ分かりました。できるようになったことが、一週間でもっと多くあってしかるべき、ですから、今の形式で子どもたちに本来あるべき学びはどういうものかと改めて認識してもらうことが狙いです。最終的には、はじめに持たせていたテキストに戻って学習...
2019.09.10 01:00地に足がつく。何もしたことのない子にとって、あるいは才能余って油断してきた子にとって、地に足がついた力への恐怖感は徐々に感じられるものでしょう。1を2に、2を3に、3を4に、そうやって学んできた子の10を20に、とか、20を40に的な伸びは急に50を得て止まっている子とか、そういうタイプの子には驚異そのものです。急に伸びる子は、その裏付けを知りますが、もとから実力が中途半端にある子には、それがなにゆえ起こっているのか想像が及びにくいものです。勉強「法」とかいうのは、確かにあるのかもしれませんが、中途半端に賢い子は、正しく挫折を経て、一から基本の意味を知る時間が必要だと思います。全てのことにおいて、自分はまだ無知であったと深く反省した後に、初めて本質的な理解にたどり着...
2019.09.10 01:00優しさをどれだけ振りまくか。現在、幼稚園児向けの教材を作成しながら過ごしていますが、いつも考えるのは、難易度の塩梅、そして、子どもたちが何を自分で考えて解決できたかということです。自分は幼稚園の先生ではないので、一回一回のワークの時間で子どもが何をできるようになったかという視点を中心に指導を組みます。認識の力によって身につくものへの不確実性が高いので、どこに落としどころをつけ、どうすれば全ての子に有益である指導をできるか、そんなことばかり考えるのですが、それゆえに指導内容を考えるのに、塾生への指導内容を考える以上の繊細さを要求されます。塾生相手には、私を選んでいる以上、わたしの要求するところに少し足りないなら自分で努力するよう要求しますが、幼稚園児相手にはそうもいきません。しかし...
2019.09.10 01:00積み上げてきたもの。中学3年生は、フェーズ2へ突入。夏休みにこれでもかというほど基本を作り、次の段階へと突入しています。点数を上げるためには、まずは基本の連打。実力を上げるためには、できないことをいかにできるようにするか。自分ができる範囲とできない範囲をハッキリ認識できるようになってからは、よりやるべきことが明確になります。そのために必要な教材をそれぞれに用意して、次の段階に入っています。このフェーズに入るためには、確かな基本を持っていないとあまり意味はありません。全ては、高校入学後を標榜した演習であるように。そして、さらには得意分野を突き詰めた大学後の学びのために。
2019.09.07 01:00中学生の基本計算力。中学1年の計算力を模試ではかって私は危機感を覚えました。こんなに人がいて、私立生も附属生もいるのにも関わらず、大問1の計算の満点者がわずかのみ。計算は、根幹なのです。揺らいではいけませんし、ムラがあると後に尾を引きます。慢心があるのです。自分は中学受験をしてきたからとか、自分は能力があるからとか、ある程度暗算でできるからとか、そんな理由で計算を簡単にミスってアハハ、と。途中式を適当に省き、字を見ていても式を見ていてもこなれた風な感じで、実際は力不足なミスをおかす。解き直せばみんなああそうかみたいな平気な顔をしているのです。一回この子たちは徹底的に反省すべきで、いちからちゃんと学び直そうという徹底的な初心からと始めるべきだと私ははっきりそう思いました。決...
2019.09.07 01:00小4を鍛えたい。今回の模試を経て、点数が上がった子、そのままの子、下がった子と色々いましたが、長い時間の中で学んでいると色んな気持ちのブレや変化もあり、それぞれの子の毎日について振り返る機会にもなりました。勉強は、処理してホッとするような性質のものではなく、目の前のことをどう分かろうとしたか、分からないことへのむずむずにどう対処したか、そんな時間の密度が大切です。そしてこれは、無理やり負荷をかけて物理的に時間を奪って、吸収し、勉強に時間を取り込むことでスタートラインに立つものなのかなと。今回、最も成果が出なかったのは小4の学年でした。それでも成績は上がっていた子が多かったのですが、想定していたよりも結果が上がらなかったのは、向き合う時間の少なさによるのだとそのように思...
2019.09.05 01:00国語の記述ルール。今回の模試をしていて改めてですが、小学4年、5年の中にはまだ、「はじめの5文字を抜き出す」とか、「●文字以内で抜き出す」とか、そういう解答形式に慣れていない子がいることに気がつきました。普段行なっている問題集は、記述と記号中心なので、あまりそのような形式の問題をやっていなかったこともありますが、正答箇所は分かっているのに、抜き出し方が間違うという間違い方に多く出会うことになり、そこが次の課題となりました。多くはよく読めるようになってきており、点数としても向上傾向にあります。ちょっとした記述ルールを添えて、仕上げてゆきましょう。