2018.04.09 13:404年新学期講座スタート。今日から新学期の講座がスタートしました。新しい教材が手渡され、一気にモードに入った感じがありました。初めての講座は国語。予習シリーズ演習問題集の3年を解きます。「これ、意外と難しいっていうか・・・なんか考えますね。」としょっぱなから意見が出てましたが、まさにそうなのです。この問題集、1学年下だと思って甘く見ていると、意外に難しかったり油断していると間違えてしまったりすることがあるのですね。また、今回の改定で3年版の途中に変に組み込まれる漢字や文法のページが綺麗になくなり、文章読解問題の量が増えました。そういう点でも教材に取り組みやすくなったのは良い改定だったと思いました。丁寧に一題一題解説を行いながら、読んで、理解して解く、書く、ということはどういうこ...
2018.04.08 14:19”かもしれない”を確信に変える。問題を解いていると、確実に理由をつけられて絶対にあっていると思える問題と、”こうかもしれないけど”と思って最後の最後に勘に頼ってしまう問題が存在します。そして、最後の瞬間に”こうかもしれない”と思うことに対して確かな因果関係を感じられた生徒はその問題を解いて成長があった生徒だと言えます。そのような問題は、特に算数科の幾何領域に多く見られます。今日も、折り返し図形の問題で、合同関係を使えば容易に解答できる問題がありましたが、それが合同なのかどうか確証がないからどうしよう・・・と悩んでいる生徒がおりました。折り返した図形は間違いなく合同なのですが、補助線を引いた時に出来上がった三角形までが合同なのかどうか?という点について、生徒はじっと考えていたようでした...
2018.04.08 14:03附属のウィンパスがなくなる話。小耳に挟んだ話ですが、附属小でウィンパスがなくなり、実力テストも?という話が出ているということを、今日小6の子と小4の親御さんから伺いました。個人的な意見ではありますが、ウィンパスがなくなるということは別に良いことなのではないか?と思います。仕組みはいつもよいと指導者が思う方向に刷新されるべきです。附属という学校はそもそも研究校であり、学業だけに専念させるような学校ではありません。学校で行われるいろんな活動に主体的に参加しながら幅広く主体性を養い、子どものいろんな可能性を育んでいくという目標を持った学校です。その点において、佐賀の附属校はやや学力に重きを置きすぎていたようにも思っておりました。学力によるヒエラルキーも厳然として存在し、それは附属校の使命...
2018.04.08 13:47初の英語8割台。中学3年生たちの緊張感漂う英語の模試。これまで模試では5割、6割くらいしかずっと取れて来ておらず、今回は気合いが入っていただけにとても緊張していました。そして、ついに試験の結果が出ました。中3では英語が苦手な2人でしたが、1人は88点をマークし、点数は20点以上向上。「実力テストより難しかったですが、それでも簡単に思えました。まだしょうもないミスもありますけど、自分の中では明日からの実力テストで同様に点数が取れれば、完全に自分の中で苦手を克服できたと思える気がします。」ということを言っていました。もう1人も、これまでは40、50点台だったのが70点台まで向上し、やはりボキャブラリーが足を引っ張ってしまっていましたが、「確かに読める、確かに解ける、そんな...
2018.04.08 13:23テスト後の姿。春休みのみ講座に来てくれていた中学1年生の子が、テストが終わってもなかなか帰らず、問題と答えを何度も対照させながら長く過ごしていました。「もしかして、結果に納得いかなくて悔しかった感じなのかな?」「このテスト、もう一回受けたい・・・。」ポツリ呟いたその子。授業中は何か余裕を感じていたようでしたが、いざ蓋を開けば中学受験をして来た子たち相手に得意教科であっても1位が取れず、しかも総合点で大差をつけられて負けたという客観的な数字を見て、ググッと心のうちに何かが芽生えた感じがしました。中学以降は、厳然として数字において学力がはかられる環境におかれますから、きっとこんな風に考えられる子は成績が向上していくことが見込まれますし、春の講座における経験を経て、定期テ...
2018.04.08 13:10春季総合模試終了。3日間に渡る春期総合模試が終わりました。まだ受けられていない生徒さんの中で、成績処理をご希望の方がいらっしゃれば、後日二次処理も可能ですので、おっしゃってくださいね。さて、成績についてです。上位3位までの点数と学年、イニシャルをご紹介してまいります。小学部Aテスト4教科1位 小6Tさん 325点2位 小6Hくん 312点3位 小6Hくん 297点小学部Bテスト4教科1位 小6Nくん 316点2位 小6Yさん 291点3位 小6Mさん 278点小学部Bテスト2教科1位 小4Fくん 173点2位 小6Nくん 166点3位 小6Yさん 154点中学部テスト5教科1位 中1Sさん 442点2位 中3Fくん 414点3位 中1Nさん 397点中学部テスト3教科1...
2018.04.07 15:09努力してきた人が勝つ。春の講座を通して、一見賢そうに見えた生徒が、努力一徹の生徒に負ける姿を見ました。要領がいい子というのがいます。しかし、それはある意味勘がいいというだけで、本当に分かっているのかどうか、という点で考えると脆い場合も多く、要領は悪くともちゃんと分かって次の学習にいまの理解を繋げていきながら学習を継続してきた、”要領面では見劣りするも、ちゃんと分かっている”子に及ばないということは大いにあるのです。それは、問題への解答の仕方を見ていても一目瞭然でした。授業中に解説をしたような一糸乱れぬ合理的な解答法で答えを導く努力の子を見て、実に体系的に綺麗に知識を身につけてきている様を見せつけられるような心地でした。本当に日々の授業を大切にしてくれているな、と。それは、日...
2018.04.07 14:49新しさとの戦い。小学6年生や中学3年生が模試を通して感じていたことはおそらくたった一つです。”下の学年が強すぎる。負けるわけにはいかない。”ということです。うちの模試は特殊で、ランキングは異学年合同で算出しています。これは昨年度からずっと継続しています。小4や中1・中2の成績が比較的良いので、この学年はテスト範囲も狭いですから当然ちゃんと対策をすれば小6や中3よりも点数が取りやすいということもあるのですが、やはり低学年には負けたくないという気持ちが上手に働き、それが高学年を上へと築き上げていくよい材料となっています。結局、分かっている人や努力している人はどんな場合も高得点を取れるということ、満点ですら取れるということは明白で、どんな理不尽な比べられ方をしても、単純にテ...
2018.04.07 14:26模試の国語の読解に際して。記号問題の精度が悪すぎる、というのが今回の小学模試を受けて考えたことでした。模試を受けている最中に一体どこを見てどう考えているのか、ということを見ながら考えていましたが、最後の最後で選択肢を決めるときに、本文を見る回数が少なすぎるのです。「これかな?これっぽい!」という心の声が聞こえてきそうなくらいの選択肢の選びっぷりでした。後になって「ここに書いてあるじゃん」という指導をしてもほとんど意味はなく、問題を解く前にちゃんと指示を何かしら出して”このような方法で考えるべき”という指針が内面化されるまでもっと指導を必要とするだろうという反省点がありました。読めていないから得点できていないのでなく、明らかに最後の詰めの方法・技術が指導しきれていないという指導者...
2018.04.07 14:15春季総合模試2日目。今日も午前中から生徒さんが集まり、模試を実施してゆきました。今日はBテストを受ける子たちや中学生が中心となって集まっていました。まず、小6にAテストで総合8割台に初めて突入した女の子が出ました。ついに大台突破です。男の子たちは惜しかったですね・・・算理社は8〜9割台で突破していましたが、やはり国語の読解が尾を引いてしまいました。1学期からの新しい課題となるでしょう。Bテストを受けた生徒さんにも良い結果が見られました。前回は初のBテストで全体として難易度へ慣れておらず、上ずっていましたが、2度目にしてもう難易度に慣れてしまい、300点台を突破。次に受けるときには8割を突破し、どんどん成績を向上させていくものと思われます。次に、中1に数学満点が出ました。そ...
2018.04.06 15:41致遠館高校の課題にあった言葉。「苦手なことなんかありません。分からないことをどうにかする努力が苦手だなけです。」という趣旨の言葉が課題に書いてありましたが、私はその言葉に大きく賛同をします。子どもが平気で言う「これが苦手」っていう言葉は、実際の取り組みに反比例した座標点で生じる言葉でもあります。「苦手という言葉、本当に俺は嫌いだね。君がそれをなんとかしようとした時間が本当に十分であったならば仕方ないが、君の能力から考えてもそれはサボってるだけ。1人でなんとか理解しようとしたらできるんじゃないの?できない?それは君に能力がなくて本当にできないことなのか?」小学生相手でも高学年であれば平気でそういって指導を行います。苦手という事柄に全精力を注いで取り組んだ機会に欠ける、という、そういっ...
2018.04.06 15:00昨年とのデータと比較。中3生が今日模試を受けに来ていました。昨年度とのデータ比較を行っていましたが、明らかに数学の成績が良いです。このテストにおいては、昨年度のトップの子の成績でも66点でしたが、今年の子は平気で9割台を出していました。1問を除けば他は凡ミスであり、簡単ですね、と言ってしまうくらいでした。もう1人受ける子がいますが、その子も9割台でおそらく突破するものと見込まれます。今年は全く昨年とは違う指導を行うことになるでしょう。季節講座での模試は、中学部においては特に、その後の授業計画をどうしていくかということの指標になり、毎年曲者が多いですから、対策の仕方も全く同じようにならず形を変えながらやっていかなければなりません。今年の指導をどうしていくかは、まだ残りの教科を...