春休みのみ講座に来てくれていた
中学1年生の子が、テストが終わっても
なかなか帰らず、問題と答えを何度も
対照させながら長く過ごしていました。
「もしかして、結果に納得いかなくて
悔しかった感じなのかな?」
「このテスト、もう一回受けたい・・・。」
ポツリ呟いたその子。
授業中は何か余裕を感じていたようでしたが、
いざ蓋を開けば中学受験をして来た子たち相手に
得意教科であっても1位が取れず、しかも総合点で
大差をつけられて負けたという客観的な数字を見て、
ググッと心のうちに何かが芽生えた感じがしました。
中学以降は、厳然として数字において
学力がはかられる環境におかれますから、
きっとこんな風に考えられる子は
成績が向上していくことが見込まれますし、
春の講座における経験を経て、定期テストなどの
対策にも余念無く取り組んでいくんだろうと
そんな風に思います。
事実、指導をしていく中でポテンシャルの高さも
私の中では感じていて、これからの成長が
楽しみだな、と思わされる日でした。
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