成績だけが良い子を、私はそう
呼びません。変化がぶっ飛んでいる、
常に楽しんで努力を怠らない、
そのような子をエースと
呼びたいです。
さて、私の考える、私の
選ぶエースを数人ピックアップします。
まず、小6の子。
1人だけ、桁違いの運動量で
勉強しています。
学習ノートは1ヶ月で3冊目に突入しており、
すごい速度で勉強しています。
5年次までは心配するほど
算数が苦手でしたが、
もう、早い早い。
日々これ勉強と言わんばかりに
猛烈なスピードで算数を
習得しまくっています。
速さ、というのは実はそれだけでも
武器になるのですが、これは
努力した子にしか身につかないもの。
そこに最近は、理解しようと
解説やノートを見直す習慣まで
しっかり伴い、さらにこの子は
化けてゆくとおもいます。
小学生では圧倒的にこの子ですね。
ちょっと頑張ってきた子が
霞むほど、この子の努力は
桁違いです。
月曜学習会の常連ですが、
最近は授業日には17時過ぎに
前倒しできて、授業後に
21時までやってることも
多いようです。
(すぐ授業の復習をしています)
これが、毎週繰り返されるという
威力がどれほどなのか?ということを
考えると、すごいですよね。
次に、中1。
私立組2人。
1人は土曜の高校生と学び、
1人は平日の指導に
参加していますが、
ここの2人は理解も伴いながら
運動量も凄まじく、しかも、
勉強好きという共通点もあります。
一度も2人は会ったことがないのですが、
共通する熱量を感じており、
もしかしたら高校時に
肩を並べているかも
しれないな、と思っています。
なぜなら、高校時に私は実は
もう1人の子に弘学館特奨を
密かに狙ってもらおうかと
目論んでおりまして、
この子は今年第1種特奨をとった子と
ほとんど遜色ないパフォーマンスを
上げており、
この子も特奨第1種をとれたら、
西高よりも絶対に、
弘学館に進学してもらいたいと
思っているんです。
他県の私立よりも、です。
なぜなら、向いているからです。
県外私立、西など、選択肢は
いろいろありますが、
弘学館に一番向いている
性格をしている、という
確信がありますので、
第1種をとりましょう。
それから、西にするか否か
考えてもいいと思います。
しっかりついてきて下さい。
そして、中3生。
毎日5時間以上の圧巻の
勉強量を誇り、中学生では間違いなく
上半期に最も伸びた子です。
学校の復習では飽き足らなくなり、
受験に向けて昔の内容の
復習もやりたくなってきているようで、
定期テスト後までその気持ちを
大事に温めておいて下さい。
もともとe判定とかでしたが、
このままやれば志望校を上げる
ところまでいくかもしれません。
成績は受験直前まだ伸びます。
そして、これだけの努力を
嬉々としてできるならば、
進学後も変わらず学べると思うので、
一番適性のある学校を精査しなおして
いこうかなと思っています。
そして、高3。
受験生の学年です。
小6から中3まで見てて、
一時期抜けてましたが、
高2の途中で戻ってきて
学んでいる子と、
そして、うちでは初の
東大を志望している子です。
一番人数が多かった世代で、かつ、
すぐに抜けていなくなるかと
思っていた
この2人が最後まで残るとは
私は結構意外だったのですが笑、
今日の授業後も3人で話していて、
ちょっと前まであんなに小さくて
よく分からないまま一生懸命
やっていた小学生が、
もう私を超え始めている、
あるいは部分的に私を
超えている、ということに
感動もしています。
君たちが背中を見せることが、
下の学年の刺激になる、君たちが、
伝統の礎を築いて、
私の語り草となる、
そんな未来を見せて下さい。
期待している以上の動きを、
嬉々としてやっている
子たちを紹介しました。
最も成績上位で勉強を楽しみ、
努力を怠らない子、
成績上昇率が高い子、
そして、解決力が極めて
上がっている子をピックアップしましたが、
共通点は、できないことがあることを嫌い、
絶対すぐに解決しようという
意志を強く感じるということです。
関心高く、楽しんですぐやる、
身につける。
分からないことを楽しんで、
身につける時間、方法が伴えば、
ほとんどの子に変化する可能性が
あります。
分かるようになるから楽しいのではなく、
分かった実感が伴うほど勉強して
自分で結果を残せるから楽しくなるのです。
意欲は、努力の後付けです。
これは、何度もブログで語る、
ほとんどの指導者が思う
真実なのではないかと
思っています。
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