英文を書く効能。

中3の英作文を見て圧巻でしたね。
こんなに書けるように
なるんだなあ、と。

既に何人かはSAGAテストで
結果出すだろうな、という
予兆を見ています。


授業では口酸っぱく言ってます。

「長文読解を速くしたいならば、
逆説的だが日々精読をして、
1文1文を考察すること。
焦っていろんな長文読解問題集に
手を出したところで速読力はつかない。
まずはきっちり教科書を隅々まで
解釈し抜いて下さい。
なぜなのか?を問うのがいつも
学問です。」

つまるところ、長文が読めない子は
大抵その1文1文の解釈に
時間がかかり過ぎているのと、
ボキャブラリーが少ないのと、
その両方により、速度が
落ちています。

今は、教科書の英文自体の難易度も高く、
むしろ入試問題より難しい英文も
ガンガン並んでいます。

だから今は落ち着いて、
教科書の精読なのです。


入試に向けて気が焦り、
色々やりたくなりますが、
何度も何度も教科書の
英文の解釈を行い、
英作文を愚直に実行します。

入試直前期はさすがに
問題を解きますが、
今年は特に、できているようで
細かな理解が怪しい子が多く、
今回は特に模試で英語の
パフォーマンスが低い子が多かったので、
ギリまで教科書を使おうと
考えています。
もちろん問題集もガンガン
させてますけどね。


「毎日、学習の頭に15分ないし30分は
英文を書きまくって下さいね。
英作文をしまくるのです。
信じて、毎日やって下さい。
日本語と対照させながら、
なぜこうなるのか?という
違和感を覚えた時には、
必ず質問に来て下さい。
疑問には全て答えます。」

本当にやってる子、今は中学生全体で
7割くらいですか。
直前しかやってない子はすぐ分かります。
毎日やっている子の文には、
たとえば微細なミスが見られても、
構造的なミスが一切ないからです。
スペリングのミスがあっても、
全く思いつかないみたいな
単語のミスり方はしないからです。


このレベルにまでなると、
英文の読みの速度が
かなり高い次元に到達します。

本人たちは気づいてませんが、
水面下で着々と実力形成は
進んでいます。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ